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今年の「新年の抱負」で宣言した「ベタな観光旅行」に行ってきました。
当初は草津温泉への旅行を計画していたのですが、台風19号で関東地方に大きな被害が出たため、被害の少なかった北陸地方に変更。
福井県、石川県、ちょっとだけ岐阜県と富山県を訪ねる、移動の多い旅行になりました^^
広島から金沢へは、新幹線で新大阪まで行き、特急サンダーバードに乗り換えます。
乗り換え時間を含めると約4時間で、東京に行くのと同じくらいかかるんですねー。
金沢に行く前に、せっかくこっち方面に来たのだからと福井で寄り道。
「えちぜん鉄道」に乗り換えて、勝山駅へ向かいました。
各駅停車で21駅!遠いなー。
約1時間かかりましたが、ボーッと車窓の景色を眺めながら、のんびりと列車旅を楽しみました^^
12時19分、レトロな雰囲気の勝山駅に到着。
ここはまた帰る前に見るとして、駅から出ている直通バスに乗って・・・
初日の目的地「福井県立恐竜博物館」に到着しました!
以前から行ってみたいと思っていたんですよねー。
12時40分、ロッカーに荷物を預けて見学開始。
恐竜の骨格標本がたくさん見えます。
カマラサウルスの、ほぼ全身の骨格が残っている化石。
写真に写り込んでいる人と比べると、どれくらい大きいのかが分かりますよね。
動くティラノサウルスがお出迎え。
ここから骨格標本のフロアになります。
大きい~、長い~。
竜脚形亜目の恐竜の骨格標本が、とにかくスゴかった。
背の高いのがブラキオザウルス。
こんなに大きな恐竜の標本は、国立科学博物館でも見られません。
写真では、その大きさが伝わらないのが残念です。
こちらは恐竜の等身大ジオラマ。
中国・四川省産の恐竜・オメイサウルスの全長は20メートル!
恐竜時代にはこんな生物がいたのかー、と子供のようにときめいてしまいます^^
鳥盤目の皆さん。
くちばしのような顎の骨格が特徴。
この恐竜、すごくカッコいい!
鳥盤目のヨロイ竜下目に分類されるエドモントニア。
鎧のような四角い骨板は、防御力が高そうですね。
福井県には手取層群という、恐竜が多く生息した中生代ジュラ紀中期から白亜紀前期にかけての地層があります。
そこを掘ったら恐竜の化石がたくさん出てきて、2000年にその展示施設として博物館がオープンし、多くの観光客を集める恐竜王国となりました。
写真左側の恐竜は「フクイサウルス」というように、見つかった新種の恐竜には「フクイ」の冠が付けられています。
2階は、生命の誕生から人類の進化に触れる展示。
始祖鳥の化石のコレクション。
これは科博でもたくさん観ましたよね。
中世代の海の生物。
この巨大な亀、デカすぎ!
アーケロンという古代のウミガメで、全長4メートルというからすごい。
ちょっとした乗り物ですよね(笑)
これはパケキタス。
四つ足ですが、クジラのご先祖様らしいです。
耳の骨に、クジラだけに見られる特徴があったのだとか。
ケナガマンモスもいました。
「マンモス展」で見たのと比べて、ずいぶん大きい印象です。
こうしてたくさんの恐竜を見たあとにマンモスを見ると、そんなに昔の生物じゃないように思えるから不思議^^
14時半、見学終了。
もう少しゆっくりしても良かったのですが、あまりに情報が多すぎて頭が疲れました(汗)
でも、知らない恐竜もたくさん登場して、恐竜以前の古生代のこともたくさん知ることができて、とても勉強になりました。
遠かったけど来て良かったです^^
お昼ごはんにありつけないまま勝山駅へ戻り、駅舎にあるカフェでコーヒーブレイク。
また1時間かけて福井駅に戻ります。
乗客が少ないのをいいことに、後方からの眺めを楽しみました。
福井駅では、時間まで駅周辺を散策。
駅前には恐竜のモニュメントがありました。
しかもコレ、動くんですよね。
フクイサウルス、フクイラプトル、フクイティタンの、オール福井産(笑)
最後まで「恐竜王国・福井」を楽しむことができました。
福井から金沢までは、特急しらさぎに乗車。
自由席の位置には長い列ができていたので、1時間でも指定席を取った方が安心です。
結局、福井では何も口にしなかったので、おみやげ売り場で多く見かけた羽二重餅を購入。
晩御飯までこれで我慢。
ふんわりと柔らかな触感に癒されました。
18時、金沢駅に到着~。
ホテルに行く前に駅で晩御飯を済ませようと思い、金沢百番街のおでん屋さんへ行くも30人待ち!
しかも店内を見ると、食べ終わってもずっとカウンターでタバコを吸っている人がいたので、こりゃダメだと。
もう、いい加減に飲食店(しかも駅ビルでしょ)は禁煙にしてほしいと思う今日この頃です(涙)
で、ネットで完全禁煙のおでん屋さんを探したら、すぐ近くにこんなお店があったので、こちらへ。
外は雨と強風が吹き荒れる悪天候だったので、駅の地下を通って濡れずに行けたのはありがたかったです。
食べたかった金沢おでんのセットと、白えびのテンプラを注文。
おでんは車麩、赤巻、バイ貝という広島では馴染みのない具材で、あっさりしたダシがよく染みて美味しかったです。
もうちょっと食べたいなーという気持ちを抑えて外に出ると、いつの間にか雨が止んでいました。
金沢駅と言えば、北陸新幹線の開業に合わせて作られた「鼓門」ですよね。
伝統的でありながら近代的な建造物です。
この旅行中、夜の鼓門を見ることができるのは今日だけでした。
雨のおかげで人が少なく、落ち着いた雰囲気の中で眺めることができて良かったです。
(2日目に続く)
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