現地で祈る、原爆の日

今日は原爆の日です。
日曜日なので、久しぶりに平和記念式典に参列してきました。



8時前の本通商店街。
たくさんの人が平和公園に向かっています。



平和公園の入口には、機動隊の皆さんが待機中。
いつもながら、物々しい雰囲気です。



平和公園では、いつもこの辺りに設置されたテレビモニターで式典を見ます。
ほとんどの人は静かに耳を傾けているのですが、延々とおしゃべりをしている人たちがいたので、つい注意してしまいました（汗）
この場にいることは、式典に参列しているのと同じことなのだから。

「祈りの曲」の流れる中で、刻一刻と近づいてくる8時15分。
蝉時雨が降り注ぐこの場所が、地獄に変わった瞬間を迎えます。



黙祷。

目を閉じてあの日を追体験し、目を開けた時、そこにいつもの日常があることに安堵し、感謝する。
慰霊のためだけでなく、原爆の日に平和公園に来ることの意味が、ここにあります。



閉式後、退場する人の流れが落ち着くのを待って移動。
慰霊碑へのお参りは前日の夜に済ませておいたので、今日はこれで帰ります。



そういえば・・・と思って中継スポットを見ると、池上さんを発見。
今日は「シューイチ」の生中継が入っていました。
後ろが川で景色が抜け、原爆ドームをバックに撮影ができるので、何かの中継や収録をするときには、だいたいここが使われるのです。

それほど人垣もできていなくて、隙間から中丸くんを見ることができました。



テレビ画面では分かりませんが、この炎天下でスーツにネクタイは、本当に暑そうです。
スタッフの人が、中丸くんの首に凍らせたペットボトルのようなものを当てたりしていました。
VTRの間は暑くて辛そうな顔をしているのに、中継に入ると全く暑さを感じさせない顔に戻るのは、さすがプロだなと思いました。



長いVTRの間は日傘を差してもらったんですね。
「シューイチ」の中継は、7時半から9時55分までありました。
他の地域では普段どおりの番組進行だったようですが、中丸くんが広島で取材したものは放送されたようです。

暑い中を、本当にありがとうございました。



それにしても、今年も相変わらず平和公園周辺では、暴力的な言葉を叫ぶデモをやっていました。
表現の自由なんだろうけど、せめて拡声器の使用はやめさせてほしいものです。
聞く気がなくても耳に入ってくるし、気持ちが荒みます。

どうせやるのなら、もっと平和的なものをやってほしいものです。



既に時計は10時を回っていたけど、朝ごはんを食べていなかったので遅めのモーニング。



平和公園で貰った朝日新聞の号外には、市長の平和宣言の全文と英訳が載っていました。
英文の勉強になりそうなので、時間のある時に読んでみようと思います。