奈良はコースから外れたんだね…。 息子が生まれてきた土地が奈良だったので、色々と感じて来て欲しいなと考えていたこともあり、残念です。
ただ、「可愛い子には旅をさせろ」というように、きっと得るものが沢山ある修学旅行だったのではないかと思っています。
もうすぐバスが到着する予定です。 おみやげ話をたくさんしてくれるのが楽しみです。
一学期の期末試験が終わり、夏休みを前にした今週は息子が職場体験をさせてもらっています。
体験させてもらう職場に自分たちで挨拶に伺って、様々な手続きもなるべく自分たちで行うようです。
自分の名刺も手作りしていました。
さて、このたび息子がお邪魔する職場は、普段から僕がお世話になっている福祉の事業所です。
当然、殆どの職員さんが僕のことを知っているわけで、そこの職員さんも息子もお互いにやりにくさがあるかもしれませんね。
ただ、息子にとっては社会経験が積める貴重な場です。
戸惑うことも多いだろうけど、たくさんの経験をしてほしいと思います。
実は今週もそこの事業所に用事があるんだけど、こっそり参観してこようかなぁ・・・。
人には様々な記念日があります。
自分の誕生日、恋人と付き合い始めた日、恋人の誕生日、結婚記念日など人生を重ねるごとに記念日が増えていきます。
今日は僕にとっても大切な記念日です。
息子が14歳の誕生日を迎えました。
すぐ近くで一緒に祝うことが出来て嬉しく思います。
あと何年くらい一緒に祝うことが出来るでしょうか?
それこそ、息子も自分の誕生日を誰か大切な人と一緒に祝う記念日にするかもしれません。
それはそれで幸せなことだけれど・・・。
ただ僕にとっては、ずっと大切な記念日であり続けるでしょう。
誕生日おめでとう。
夜の20時から22時くらいが筋トレをしたり、ジョギングを行うトレーニング時間になっています。
ただ、様々な用事があって、毎日は出来ないため、週に2~4回程度しか行えていないのが実情です。
さて、今日は10キロ走を行おうとして準備をしていたら、息子の姿が見えました。
冗談のつもりで「一緒に走る?」と聞くと、「うん」とのこと。
まさか本当に走るとは・・・。
念のため、1キロ6分ペースで10キロ走ることを伝えましたが、普段1キロ3分で走る息子にとっては遅すぎるくらいのペースだったはずです。
LSD(long slow distance)は「長い距離をゆっくり走る」という長距離のトレーニング方法ですが、普段は全力を出すトレーニングが中心の息子にとっては良い機会だったかもしれません。
これが疲労回復やスタミナ強化につながっていれば、ゆっくり走ったことも良いトレーニングになったことでしょう。
僕にとっては、こうして息子が一緒に走ってくれて嬉しい時間となりました。
一歳数ヶ月の頃のことなんて、殆どの人が覚えていないでしょう。
ましてや、その土地を離れて生活をすることになれば、記憶の片隅すら残っていないかもしれません。
今日は息子を連れて11年ぶりに奈良を訪れました。
彼は自分のルーツが奈良であることは知っていても、実際にはどんな処なのか知らなかったのです。
その彼が、もしかしたら来年の修学旅行で奈良に行くかもしれないとのこと。
もし、何も知らない(覚えていない)状況で、その地に立ったとしたら・・・と考えると彼の複雑な心境を想像するには難くはありません。
そこで、「もう二度と来ないで!」と言われた場所に息子と一緒に行くことを決めたのです。
実に11年ぶりです。
彼が生まれた場所。暮らしていた場所。思い出の場所。・・・。
短い時間でしたが、僕たち家族がそこで暮らしていた事実と大切さを伝えられたと思います。
おそらく、彼の胸中では寂しさや戸惑いが渦巻いていたと思いますが、
僕が傍にいたことが重要だと感じています。
彼のその感情の責任は僕が負うべきものですから。
もう一つの故郷の存在を噛みしめた彼がこう言ってくれました。
「また今度、一緒に来ようね。」
そう言ってくれる限り、また一緒に行こうと思います。
「『大人』って、もっと『大人』なんだと思っていた」
誰しも感じることだと思います。
学生だった頃、周りの大人はずっとしっかりしているように思えました。
自分も大人になったら、自然と力が強くなると思っていたし、字も綺麗に書けると思っていたし、涙を見せることも無いと思っていました。
でも実際には間違いだってするし、悩んだりもするし、だらしない自分がいたりします。
自分が思い描いていた『大人』には成長できていない気がします。
さて、今日は息子の誕生日です。
彼が進む成長の先にはどんな姿が描かれるのでしょうか。