浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

小早バカ

2009年08月31日 | 因島

いんのしま水軍まつりの海まつり(小早レース)に参加してきました。

前日までは、「心強い仲間がいるので自分は足を引っ張らない程度に漕げればいい」くらいの気持ちでいたのですが、当日は緊張と不安で逃げ出したい気持ちでいっぱいでした。

勝負事ですから、「勝ちたい」という気持ちが緊張を生み、また十分な練習が出来ていない状況が不安を生み、なんとも情けない状態でした。

幸いにも準決勝・決勝ともに漕がせてもらうことが出来ましたが、果たしてチームに貢献できたのでしょうか・・・。いや、結果からして、貢献できたとは言えないでしょう。

今回の小早に参加させてもらって改めて感じたのは、①しっかり練習しないと自信を持つことなど出来ないこと。②実戦に勝る練習は無いこと。③逃げ出したいほどの緊張感がある実戦の後にこそ成長が出来ること。

今年の小早は終わったばかりなのに、今はもう漕ぎたくて仕方ありません。「こんなふうに漕いだら、どうだろう?」「いや、こういう方法もあるよなぁ」と考えてしまいます。

すっかり小早バカの仲間入りです(笑)。

2009年 いんのしま水軍まつり 海まつり(小早レース)一般の部 決勝結果

優勝:大崎上島デンジャラス

2位:くらげ

3位:小覇王

4位:パッション

5位:権兵衛

6位:田熊火消し屋

7位:一世風靡


仲間

2009年08月31日 | 日常

社会人になってから10年を超え、多くの人たちと出会ってきました。僕自身が奈良の老人保健施設から地元(因島)の老人福祉施設へ勤めを変えたこともありますし、また同じ職場で働いていたけれど、様々な理由で辞めていったり、一緒には働かなくなった人たちも多くいます。

先日、そんな昔は一緒の職場で働いたけれど、今は離れている友人2人と食事をしました。

よく考えたら、一緒に働いていて、仲良くしてもらっていたのに、このメンバーで食事に行くのは初めてでした。結局、0時を過ぎるまで語り合い、笑い合い、楽しい時間を過ごすことができました。

そんな中、友人が「離れていても、はまとこくんは一人じゃないんだからね。何かあったら、またこうして食事でもしながら話をしよう。」と言ってくれたことをとても嬉しく思いました。

仕事を通じて知り合った仲間が、こうして仕事を離れても友人として付き合ってくれることに感謝した夜でした。またそういう友人が持てたことにも感謝です。本当にありがとうね。


祭りの宴

2009年08月29日 | 日常
海まつり(小早レース)を翌日に控え、今日は火まつりが行われています。跳楽舞や太鼓などが行われる中、小早に参加するチームも裏方として手伝っています。 ただずっと動いているわけではないので、待ち時間は食事や話しをしながら過ごしています。 明日は競い合うチーム同士が一緒に話しをしている姿を見て、嬉しく思います。この人たちは競い合うライバルでもあるけど、仲間なんだなぁと。

みんな祭りを楽しんでいますもんね。勝ち負けだけではない祭りなんだと教えてくれています。

明日も楽しみましょうね。


チーム競技

2009年08月26日 | 日常

もうすぐ因島水軍まつりの小早レースが行なわれます。僕も「権兵衛」というチームで参加させてもらいます。

僕が権兵衛に加入してからの成績はあまり良いものではなく、迷惑をかけていることは重々承知しているのですが、それでも今年も漕がせてもらう予定です。

僕はプレッシャーに弱い人間なので、個人競技は苦手でした。緊張して自分の力が出し切れず、散々な結果になることも度々ありました。

でもサッカーや小早では頼れる仲間たちのおかげで、うまく気持ちを切り替えることが出来ています。「失敗したらどうしよう」「負けたらどうしよう」よりも、「自分が失敗しても仲間がいるのだから大丈夫」「僕は結果に影響を与えるほど力が無いんだから、自分の出来ることをすればいい」と考えることが出来て、それで気が楽になって普段どおりの力が出せているのではないかと思います。

今回の小早でも緊張するのでしょうが、仲間がいるので大丈夫だと思います。決して僕一人が全てを背負っているわけではないのだから。


キンサイ

2009年08月22日 | 日常
キンサイ
来たる8月30日の衆議院選挙に向けて各候補者たちも頑張っていますが、広島県選挙管理委員会も頑張っているみたいです。

選挙啓発ポスターのキャッチコピーは「選挙にキンサイ」です。広島弁で「いらっしゃい」という意味です。

だからといって金色のサイはどうかと思いますが、さらには小さな字で書かれた「盛り上がりにキンサイ」や「熱くなってキンサイ」とは如何に…。


職場体験

2009年08月22日 | 日常
職場体験
地元の中学校から2年生の子が3人ほど職場体験に来ています。

毎年、夏休みのこの時期に一週間ほど行われる職場体験で彼らはどのような気持ちを抱いているのでしょうか。

うちの施設の場合は、入浴介助や排泄介助など生活面の介助を中学生にしてもらうわけにはいかないので、利用者と一緒に話をしたり、レクリェーションをしたりなど限られた体験になります。でも例えそうだったとしても「仕事」を経験することは大きな財産なのでしょう。

「もう行きたくない」と思っている中学生よ、ニートにはなるなよ。


終戦記念日

2009年08月18日 | 日常

8月15日付けの朝日新聞の天声人語が印象的でした。

詩人の石原吉郎は、「死においてただ員数であるとき、それは絶望そのものだ」と書き残した▼「人は死において、ひとりひとりその名を呼ばれなくてはならない」と述べ・・・・

戦争に関わることで多くの命が失われた事実を認識しないといけません。そして、その一つひとつの命には人生があったということも知っておかなければなりません。

戦争、自然災害、伝染病など一度に多くの命が失われる時、その数のみを気にすることの無い自分でいたいと思います。


サンキュー大会

2009年08月14日 | 因島
サンキュー大会
僕の住む町では、お盆の中日である8月14日に球技大会が行われます。小中学校時代の学年でチームを作る年齢対抗でソフトボール、ビーチボールバレー、グランドゴルフを競い合います。

さて、僕たちの学年も毎年、ソフトボールとビーチボールバレーに出場しています。僕自身は用事と重なってなかなか参加出来ないのですが、今年は久しぶりに参加しました。

男女とも15人前後くらい集まり、久しぶりに会う仲間たちと話しながら楽しい時間を過ごしました。

実際、お盆にたくさんの同級生や知り合いが帰省していても、なかなか会えないものですが、こういう機会を作ってくれることで多くの懐かしい顔に出会えて有り難く感じています。

小中学校時代の自分を知っている友人に会うのは恥ずかしくもあり、嬉しくもあり…。さあ、来年はみんなどうなっているかな?


施設の顔

2009年08月12日 | 日常

もう10年以上も前のことですが、介護の仕事から相談業務の仕事に変わりました。この時に当時の上司に言われた言葉が今でも僕の心に残っています。

「あなたはこの施設の顔なのよ。初めてこの施設に来る人は、まずあなたの格好を見て、施設の善し悪しを判断するの。あなたは人に見られているんだから、だらしない格好はしては駄目。」

もちろん介護の仕事をしていた頃から身だしなみについては厳しく指導されていたので、茶髪や無精髭は当然駄目だし、利用者を傷つけてはいけないのでピアスや指輪も禁止されていました。(結婚指輪でも仕事中は外していました)

当時から現在まで僕の職場でのユニホームはスラックスにポロシャツというスタイルです。この時に僕が実行したのは、ポロシャツの裾をスラックスの中に入れて、ベルトをきちんと締めることです。当時は、ポロシャツの裾を中に入れるなんて恥ずかしかったりしましたが、20歳代半ばの若輩者が自分より年輩の方を相手に、相談受付や面談を行なうわけですから、少しでも信頼されれば・・・と思って始めました。

イギリスなどではフォーマルな場でシャツやポロシャツの裾を出すのは常識外れの行動らしいので、それに倣ったつもりです。

それから10年以上が経っても、まだ同じスタイルで仕事をしています。周りにポロシャツの裾をスラックスの中に入れている人はいません。

でも「施設の顔」であり続ける限りは、少しでも真面目で誠実でありたいと思います。