最近のサッカーの試合(Jリーグに限らず、公式非公式含む)を生観戦したことのある人は、少し盛り上がりに欠けることに気付いているかもしれません。
それは審判の笛の使い方に原因があります。
近頃は得点があった場合に、審判が笛を鳴らさないことが主流となっています。これはFIFAが出しているルールブックの中にある『審判員のための追加的指示およびガイドライン』の第5条主審(笛の使い方)にこう記されているからです。
「次の場合、笛を吹く必要はない。
・次の理由でプレーを停止するとき
― ゴールキック、コーナーキックまたはスローイン
― 得点 」
今年度の審判更新講習会の際にも、このことを強調して説明されました。別に吹いてもいいけど、笛は吹く必要がないと。国際サッカーでは笛を吹かないのが主流だと。
でもサッカーで一番盛り上がる得点シーンで、審判の合図が無いというのもなんだかねぇ・・・。少し間が抜けた感じになるのは否めません。