浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

学校へ行こう

2006年10月31日 | 日常
明日から11月が始まります。昼が暖かいので実感がないのですが、冬はもう其所まで来ているんですよね。

さて、文化の秋も終わりに近付きましたが、広島県内の小中学校では明日から一週間、毎日が参観日で、地域の人が誰でも授業を観覧できる「学校へ行こう週間」が始まります。

昨今の物騒なニュースを聞くと、大丈夫だろうかと不安も感じますが、学校で児童・生徒がどのように生活し、また教師がどのように動いているのかを知る機会があることは情報開示・透明化・相互理解の観点から素晴らしい試みだと言えます。

サッカーを指導している選手たちの学校生活がどんな感じなのか観に行こうかなぁ。


優勝商品

2006年10月29日 | 日常
優勝商品
この2週間、ほぼ毎晩(約2時間)、消防団の訓練がありました。規律訓練・操法訓練など、消防団の基本を訓練し、今日がその披露の日である「査閲」だったのです。

その中でポンプ操法というモノがあり、僕も選手として出場しました。訓練の甲斐があって、優勝することが出来ましたが、優勝商品はやはりコレです。

世間から消防団といえば、酒飲みの集まりだと思われるのは自業自得のような気がしました。(僕は飲めないんですけど・・・)。


地域ブランド商標登録

2006年10月28日 | 日常

最近のニュース(時事通信)から。

特許庁は27日、地域特有のブランドを商標登録しやすくした「地域団体商標」の導入を受け、第一弾として52件を認定したと発表した。制度発足で4月に出願された374件の中から「鵡川(むかわ)ししゃも」(北海道)、「市田柿」(長野県)、「京人形」(京都府)、「長崎カステラ」(長崎県)などの登録を認めた。
 商標は今後、認定を受けた団体しか原則的に使用できなくなる。長崎カステラの場合、長崎県菓子工業組合が使用権を持つ。ただ、これまで使ってきた業者は、出願団体に属していなくても引き続き商標を利用できる救済措置も講じた。
 地域ブランドは従来、全国的に知名度が高いなど十分な実績がないと、商標登録できなかった。しかし、政府は地域の産業振興などを目的に商標法を改正。登録条件を緩和した地域団体商標制度を設けた。
 今回認定されたのは、ほかに「由比桜えび」(静岡県)、「金沢仏壇」(石川県)、「三州瓦」(愛知県)、「福山琴」(広島県)、「石垣の塩」(沖縄県)など。残り300件余りはまだ審査中だが「200件以上はブランド性を裏付けるための資料が足りない」(特許庁)とされ、追加の情報を求めた上で、最終判断するという。 

なるほど。「京人形」や「長崎カステラ」、「関さば」といえば、いわずと知れた地域ブランドですよね。他に商標登録された地域ブランドは特許庁のHPで確認できます。

はて、さて、因島の地域ブランドって、いったいなんだろう?まさか「因島はっさく」じゃないよなぁ・・・。


ひろしまドッグぱーく

2006年10月25日 | 日常

ここで取上げるまでも無く、ニュースなどで多くの人が知っていることでしょう。「ひろしまドッグぱーく」の閉鎖後に残された沢山の犬たちが、劣悪な環境に晒され、酷い状態で過ごしていたことを。

そこに動物たちを守ろうと「アーク・エンジェルズ」という団体や多くのボランティアの人々が訪れて、お世話をされていますが、亡くなった犬や未だに健康状態の優れない犬がいるそうです。

ただ、この10月21・22日には譲渡会が行なわれ、319頭が新たな生活場所を得ることが出来ました。様々な問題をクリアしていかなければならないと思いますが、犬たちが幸せに過ごせることを願います。

何にしても同じことが言えますが、事態が一段落すると、まるで何事も無かったかのように忘れ去られていくことがあります。戦争然り、政治問題然り、教育問題然り、本当に様々なことがそうであると言えます。

今回の出来事を同じように風化させてしまってはいけないと思います。そうすることが、亡くなった犬たちの冥福を祈ることにもなるでしょう。


沢村賞

2006年10月23日 | スポーツ

プロ野球の沢村賞が発表され、今年は斉藤和巳投手(ソフトパンクホークス)が選ばれました。今回の選出に関して、異論を挟む人はいないでしょう。

斉藤投手は今季、最多勝(18勝5敗)、最優秀防御率(1.75)、最多奪三振(205個)、最高勝率(7割8分3厘)のタイトルを獲得し、さらに投球回数(201回)、登板数(26試合)、完投数(8試合(うち5完封))であり、沢村賞の審査基準7項目のうち、勝利数(15勝以上)、奪三振数(150個以上)、防御率(2.50以下)、投球回数(200回以上)、登板数(25試合以上)、勝率(6割以上)の6項目をクリアした。残る1項目の完投試合数(10試合以上)には2試合及ばなかったものの、堂々たる成績でした。

先発完投型の投手のみが対象であり、かつ5人の選考委員によって選出されるということで、どれほどの価値があるかは分かりませんが、それでも彼が優秀な投手であることは間違いないでしょう。


柿の皮

2006年10月23日 | 日常

すっかり秋らしくなってきました。日中はまだ暖かさも残っていますが、朝晩は冷えるので長袖の服が要るようになりました。

景色も山が徐々に色づき始め、店先には早生みかんが並んでいたり、家の軒先には干し柿が吊るされるようになってきました。この干し柿の風景を見ると、冬が近づいていることを感じます。

僕の母方の実家では、この干し柿が吊るされているのをよく見かけたのですが、それと同時に、剥かれた渋柿の皮も茣蓙(ござ)に並べられて干されていました。

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ずっと不思議に思っていたのですが、何年か前に母親に聞いたところ、干した柿の皮を漬物を漬けるときに一緒に入れると漬物の味が良くなるのだと教えてくれました。昔の人は色々と工夫をして、無駄の無いようにしていたんだと教えられました。

僕にとっては日常のこの風景も、テレビでは懐かしの風景として取上げられるようになってしまいました。干し柿も買う時代ですから、仕方ないのかもしれませんね。


思えば遠くへ来たもんだ

2006年10月22日 | 日常

僕は原付で通勤しているのですが、この季節は小さな虫が飛んでいて顔やら服に当ってくる(僕が当って行っているのだけど・・・)ので、辛い季節でもあります。

先日のこと、職場に到着して、いつものように服に付いた虫をはたこうとして、ギョっとしました。なんとバッタが服に付いていたのです。いったいどこからしがみ付いていたのやら・・・。

慌てて草むらの方へ放しましたが、あのバッタは本当に何処から来たのでしょう。僕たちの感覚で原付で15分ほどの距離(約10キロ)は日常生活の範囲ですが、バッタにとっての10キロはとても長い距離でしょう。それこそ、広島から北海道に行くくらいの感覚でしょうか?それとも海外に出たように感じるでしょうか?

そのときに思ったのは、彼ら(虫)はそんなに環境が変わっても平気で生活していけるのだろうかということでした。そして、何故か「みなしごハッチ」というアニメを思い出してしまいました。あのアニメのストーリーに様々な不思議はある(何故働き蜂が女王蜂を探して旅するのかとか・・・)ものの、ああいった虫たちにとっての世界の広さはどうなんだろうと考えてしまいました。

自分の視点だけで物事を解った気になってはいないだろうかと感じた一日でした。


強く押してください

2006年10月20日 | 日常

以前、僕の勤める施設で起こった出来事です。

夜勤をしていた職員が、仕事が一段落ついて休んでいたところ、突然、火災警報器が鳴りました。慌てて警報掲示板を確認したり、火災現場を確認したり、とバタバタしましたが、どうもそれらしい火は見当たりません。どうも誤報のようです。

しかし、よく確認してみると屋内消火栓の上に付いている非常用ボタンが押された跡があるではないですか!いったい誰が・・・?

この時間に起きていたのは、少し認知症のある男性です。その人に確認してみると、「ああ、”強く押してください”と書いてあるから、押してみた」。

・・・・えっ!?

もう一度非常用ボタンを見てみると、確かに「強く押してください」と書いてあります。なんて素直な人でしょう。どんな場合かなんて、その人には関係ありません。間違いなく「強く押してください」と書いてあるんですから。

僕は出勤してから、その話を聞いて大笑いしましたが、夜勤の方ご苦労様でした。


我が身を振り返る

2006年10月18日 | 福祉

福祉実習生が僕の元で実習を行なう1週間が終わりました。今まで数人の福祉実習生を受け入れてきましたが、今回は本当にどう接して良いのか悩みました。

僕が年齢を重ねて、ジェネレーションギャップがあるからなのか、それともただ単に個人的な問題なのかは追求しませんが、とにかくこちらの考えていた実習内容から程遠いものになってしまったことは間違いありません。

さて、そんな今までに無く、自分の指導力の無さを実感した実習でしたが、思えば自分自身は良い指導者である前に、良い生徒だったのだろうかと考えてしまいました。

僕は、実習生に対するコメントで、毎回のように書く言葉があります。それは、「”聞く””見る””分かる”ではなく、”聴く””観る””解る”ことが出来るように頑張ってください」というものなのですが、果たして僕自身はどうだろうかと。

実習生を受け入れるという事は、彼らの為だけでなく、我が身を振り返る意味でも必要ですね。今回も色々と勉強させてもらいました。


ちょうど

2006年10月16日 | 日常

先日のこと、実習に来ている学生と話をしている時にこんなことがありました。

僕「大学生だよねぇ?今、いくつ(何歳)?」

学生「ちょうど21(歳)です。」

僕「へぇ~、今日が誕生日だったの?」

学生「違います。」

僕の内心「ん?じゃあ、その『ちょうど』は何を指しているんだ?何がちょうど21なんだ?」

こんなつまらないことが気になるのは、僕だけでしょうか?このことがあってから、お店やテレビなどでも頻繁に『ちょうど』が使われていることに気付きました。それも何がちょうどなのか分からないところで。

僕も「ちょうど100個」とか「ちょうど1000円」とか言われたなら、まあ納得はいきますけど、「ちょうど27円のお釣りになります。」とか「没後ちょうど1014年の年になるんですね。」と言われたって得心いかないんですよね。こんな僕は捻くれていますかねぇ?