浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

旅路は続く

2017年02月11日 | 日常


42歳195日で42.195kmを走ろう!と決めていました。

時には走り、時には歩き、立ち止まりながら、自分の足で進みました。
まわり道も近道もしました。

そんな行程を今までの人生に重ねながら、また振り返りながら足を運びました。
幼い頃のこと、サッカーを頑張っていた頃のこと、一人暮らしをしていた頃のこと、結婚して息子が生まれた頃のこと、因島に戻ってきた頃のことなど、全てが愛おしい時間です。

42.195kmを走ることは、確かに楽しく、しんどいことでしたが、それよりも42歳195日生きてきたことの方が誇らしいことです。

決して1人で生きてきたわけではありません。
これからも1人で生きていくわけではありません。

でも自分の人生は自分の力で進んで生きたいと思います。
何年か先に振り返った時にも誇れる人生にしたいです。

交通事故

2017年02月05日 | こども
「◯◯くん(息子)が車に轢かれました。」と電話がかかってきました。

詐欺ではありません。
何せ息子の電話を使って、近くに居た友達が電話して来たし、お金も請求されませんでしたし…。
残念ながら、詐欺ではありません。

どうやら意識はあるようで、自ら僕に電話するように言ったそうです。

慌てて仕事を切り上げて、駆けつける事にしました。
こんな時、片道2時間半は遠いです。
道中で色んな想像を巡らして、ネガティヴな事を考えては頭を振り、大丈夫だと言い聞かせながら心を落ち着かせようとしました。

途中で学校の先生や警察の方から連絡が入り、息子が無茶をして事故を起こしたのではない事、車に轢かれたのではなく、撥ねられたらしいという事や命に別状はない事を知って、少しだけ落ち着くことが出来ました。

救急車で運ばれて、レントゲン撮影やCT検査をして大きな怪我は無く、入院せずに寮に戻って安静にすれば良いとの診断を受けて、安心しました。

警察からの話によると、サッカーの練習帰りに青信号の横断歩道を自転車で渡ろうとしていたら、信号無視の車が突っ込んで来て、息子が撥ねられて、自転車が轢かれた(息子の代わりに再起不能です)とのこと。
息子に非はなく、相手側の全過失との事でした。

さて、息子の顔を見て、命や身体が無事だったことが確認できて安心すると相手への憤りが沸いてきます。
この気持ちは醜いと分かっていても、相手を非難せずにはいられません。

それと同時に自分が加害者にならないように気を付けなければとも思います。