とりあえず無事です。
初めて街中をボートで救助に向かいました。
因島の中で亡くなった人の報告は無いようなので、まずは第一段階クリアです。
ライフラインでは電気やガス(元々プロパンガス)は大丈夫ですが、水道が止まっています。
復旧まで7〜10日間かかる予定なので、大変な事になります。
行政からの給水は1人6リットルとなっており、なかなか難しい状況です。
医療機関や福祉施設など生命に関わる人たちがいる場所への水の提供方法にも再考が必要だと感じます。
まずは水道の復旧が喫緊の課題でしょう。
あとは交通のところで、物流が滞っていることも課題です。
各地で道路の通行止めがあるため、必要な物品が手に入らず、その事で住民の不安を増長させる形になるのが心配されます。
ただ、ニュースなどで情報を得られる手段があるためなのか、元々の気質なのか、そこまで悲観的にならずに皆さんが協力しながら生活していこうとしている姿を見ると勇気を貰えます。
井戸を持つ家は無償で提供したり、流れた土砂を撤去するのを手伝ったり、様々な共助・互助が見られます。
被災した当事者にならないと分からないことが沢山あります。
ところで気象庁が「平成30年7月豪雨」と命名したそうです。
「西日本豪雨」でも「平成30年7月豪雨」でも良いとは思うのですが、日付だけの名前では人々の記憶から薄れていくのではないかと思ってしまいます。