介護や看護の職員は昼も夜もなく、また土日も正月もなく働いているので、自分がどれだけ恵まれているか感じずにはいられません。
さて、今年も残すところ僅かとなりました。 東日本大震災をはじめ、心を痛めることが目立った一年でしたが、それでも沢山の人々が頑張っている姿に触れることが出来て、暖かさを感じることも出来ました。
人が頑張っている姿って、周りにも勇気や力を与えてくれます。
僕もここで頑張るけぇね! みんなも頑張りんさいよ!
「痴呆」から「認知症」へ呼称が変わった時は、どれほど浸透するのか心配しましたが、テレビや新聞の影響も大きいのか、ずいぶんと浸透したことを感じています。
もちろん、僕の周りには福祉に関心を持っている人が多いため、「認知症」の浸透度も高いのかもしれませんが・・・。
さて、こうして「認知症」と呼ぶことに慣れてくると、今度は間違った使い方をする人が出てくるのも事実です。
先日のことですが、仕事でケアマネージャーの方と話をしていて、こんな会話をしました。
ケアマネージャー「新規の方で、ショートステイを利用したい方がいるのですが、大丈夫ですか?」
僕「それではその方のことを伺いたいのですが、まず男性ですか?女性ですか?それから要介護度と身体の状態なども教えてもらえますか?また希望の日程があれば、併せてお願いします。」
ケアマネージャー「女性の方で要介護2です。杖での歩行が可能ですが、一人では転倒する危険性があるので、付き添いが必要です。トイレも自分で行こうとするのですが、失敗することもあるので、リハビリパンツを使用しています。食事はセッティングすれば自分で食べられます。認知はありません。特に希望日は無いのですが、まず2~3日間くらいから利用したいのですが・・・。」
僕「認知が無いということは、認知症自立度はどれくらいですか?それに注意しないといけないような行動がありますか?」
ケアマネージャー「いえ、認知は無いので、特に問題ありません。」
この会話を聞いて分かった方がいらっしゃるでしょうか?
僕とケアマネージャーの会話は噛みあっていません。
なぜなら、ケアマネージャーが言っている「認知が無い」は「認知症が無い」ということなんですよね。
認知=心理学等で、人間などが外界にある対象を知覚した上で、それが何であるかを判断したり解釈したりする過程のこと。
7:40 出勤
7:45~8:00 デスクワーク
8:00~10:00 ショートステイ送迎
10:00~13:00 面談のため、片道1時間10分かけて因島?本郷間を運転
13:00~13:15 昼食休憩
13:15~13:30 書類作成
13:30~14:30 ショートステイ送迎
14:30~15:30 デスクワーク
15:30~17:30 ショートステイ送迎
17:30~18:30 利用者宅訪問
18:30~19:40 残務処理
19:50 退社
勤務時間 12時間(うち運転時間8時間)
僕の仕事って、何だっただろうかと疑問に思う日々を送っております。
遅くなりましたが、去る11月26日に行われた『因島灯りまつり』に行ってきました。
今年も息子が通う小学校からも作品が出されたため、お手伝いをしてきたのです。
昨年は初めてで勝手が分からずに戸惑いましたが、今年はそれほど戸惑うこともなく、他の場所に手伝いに行く余裕すらありました。
また、主催者の配慮により、今年は良い場所に飾らせてもらったので、多くの方に見てもらうことも出来たと思います。
さて、昨年に引き続き、今年も息子を連れて準備をしましたが、その後は恒例(?)となった『入船』での夕食となりました。
息子はこれが楽しみで、準備しながらも『いつになったら行くん?』とソワソワしていました。
もちろん、期待を裏切らず美味しい焼肉を頂きました。
僕はあまり食べなかったけれど、息子がとびっきりの笑顔で食べている姿を見て嬉しくなりました。
また一緒に行きたいものです。