何度も聴いたはずの曲なのに、それまでは聞き流していて、
たまたまその時の心の状況によって深く刻み込まれる曲があったりします。
先日、車の中でつるの剛士さんが歌われる「糸」を聴きました。
たくさんの方にカバーされている名曲で、僕はBank Bandで桜井和寿さんが歌っているのを聴いていたので、
てっきり桜井和寿さんの作詞作曲だと思っていたら、中島みゆきさんの曲だったんですね。
なぜ めぐり逢うのかを
私たちは なにも知らない
いつ めぐり逢うのかを
私たちは いつも知らない
どこにいたの 生きてきたの
遠い空の下 ふたつの物語
縦の糸はあなた 横の糸は私
織りなす布は いつか誰かを
暖めうるかもしれない
なぜ 生きてゆくのかを
迷った日の跡の ささくれ
夢追いかけ走って
ころんだ日の跡の ささくれ
こんな糸が なんになるの
心許なくて ふるえてた風の中
縦の糸はあなた 横の糸は私
織りなす布は いつか誰かの
傷をかばうかもしれない
縦の糸はあなた 横の糸は私
逢うべき糸に 出逢えることを
人は 仕合わせと呼びます
もし僕と誰かが出逢って幸せになったとして、そのことが自分たちだけでなく、
周りの人たちを幸せにできるなら、それは素敵なことだなぁと思わせてくれました。
しばらくの間、僕のフェイバリットソングになりそうです。