学校単位PTAの活動は担当部会を中心に行なうので僕の出番は殆どありませんでしたが、それでも体育大会や入学式、卒業式では挨拶をさせて頂きましたし、会議などでも発言する機会が多かったので責任を持った言葉を使うように気を付けるようになりました。
また単位PTA以外では因島ブロックのメンバーに本当にお世話になりました。 僕は人見知りする性格なので、どうなるか心配でしたが、メンバーの中に職場の先輩や高校時代の友人、サッカークラブで指導した選手の親などがいて、さらにみんな話しやすい人たちだったので、楽しみながら活動出来ました。
きっと、この1年間での経験は僕の人生においても貴重な経験が出来た時間だったのではないかと思います。
「PTAは子どものためにあるはずなのに役員になったら子どもを放ったらかしにして活動しないといけないから本末転倒じゃないの?」 と言われたことがありますが、少なくとも僕自身は小学校・中学校とPTA会長をさせて貰ったことで子どもたちが過ごしている環境や時間に興味を持って関わることが出来たし、保護者同士の行事にしても繋がりが出来ることで子どもを見守る大人たちの繋がりが作れ、子どもたちに還元出来るのではないかと思っています。
おそらく自分の子どもが成長して学生ではなくなっても、僕は子どもを見守る大人であるだろうし、この1年間一緒に過ごした仲間たち(特に因島ブロックのみんな)との繋がりは続いていくはずです。
また皆さん会いましょう。
この歳になると知り合いの葬儀に参列することが多くなってきました。
仕事などの都合で告別式には参列できず、お通夜のみの参列ということも多いのですが、この時にいつも思うのが「お経が分かればなぁ・・。」ということです。
正直なところ、仏教であれ、キリスト教であれ、他の宗教であれ、知識が全くと言ってよいほど無いため、せっかく葬儀に参列してもきちんと見送りが出来ていない気がするのです。
そう思った時に以前インターネットで般若心経の現代語訳があるという話を聞いたことを思い出したので、さっそく調べてみました。
『般若心経』
超スゲェ楽になれる方法を知りたいか?
誰でも幸せに生きる方法のヒントだ
もっと力を抜いて楽になるんだ。
苦しみも辛さも全てはいい加減な幻さ、安心しろよ。
この世は空しいモンだ、
痛みも悲しみも最初から空っぽなのさ。
この世は変わり行くモンだ。
苦を楽に変える事だって出来る。
汚れることもありゃ背負い込む事だってある
だから抱え込んだモンを捨てちまう事も出来るはずだ。
この世がどれだけいい加減か分ったか?
苦しみとか病とか、そんなモンにこだわるなよ。
見えてるものにこだわるな。
聞こえるものにしがみつくな。
味や香りなんて人それぞれだろ?
何のアテにもなりゃしない。
揺らぐ心にこだわっちゃダメさ。
それが『無』ってやつさ。
生きてりゃ色々あるさ。
辛いモノを見ないようにするのは難しい。
でも、そんなもんその場に置いていけよ。
先の事は誰にも見えねぇ。
無理して照らそうとしなくていいのさ。
見えない事を愉しめばいいだろ。
それが生きてる実感ってヤツなんだよ。
正しく生きるのは確かに難しいかもな。
でも、明るく生きるのは誰にだって出来るんだよ。
菩薩として生きるコツがあるんだ、苦しんで生きる必要なんてねえよ。
愉しんで生きる菩薩になれよ。
全く恐れを知らなくなったらロクな事にならねえけどな
適度な恐怖だって生きていくのに役立つモンさ。
勘違いするなよ。
非情になれって言ってるんじゃねえ。
夢や空想や慈悲の心を忘れるな、
それができりゃ涅槃はどこにだってある。
生き方は何も変わらねえ、ただ受け止め方が変わるのさ。
心の余裕を持てば誰でもブッダになれるんだぜ。
この般若を覚えとけ。短い言葉だ。
意味なんて知らなくていい、細けぇことはいいんだよ。
苦しみが小さくなったらそれで上等だろ。
嘘もデタラメも全て認めちまえば苦しみは無くなる、そういうモンなのさ。
今までの前置きは全部忘れても良いぜ。
でも、これだけは覚えとけ。
気が向いたら呟いてみろ。
心の中で唱えるだけでもいいんだぜ。
いいか、耳かっぽじってよく聞けよ?
『唱えよ、心は消え、魂は静まり、全ては此処にあり、全てを越えたものなり。』
『悟りはその時叶うだろう。全てはこの真言に成就する。』
心配すんな。大丈夫だ。
なるほど、これは面白い。いや、面白いと言っては失礼でしょうか。
やっぱりお経って凄いんだなぁと実感させてもらいました。
しばらくブログの更新が滞っておりまして申し訳ありません。
新年度になり、様々な会合が開かれており、出席する機会が多くありました。
実は5夜連続で食事付の会合があり、やっと今夜で一段落しました。
今までも会合が続くことはあったのですが、ここまで連続することは初めてでした。
当然ながら、頂く料理は美味しくて、十分満足なのですが、さすがにここまで続くと心身ともに疲れてしまいました。
そこで感じたのが、僕にとっては、夜の外食は「非日常」なんだなぁということです。
美味しいものを食べに出かけるのは僕も大好きです。
でも、それはきっとその行為が非日常だから楽しみでもあり、ワクワクもするんだと思います。
そして日常がしっかりしているからこそ、楽しめるのだとも思います。
家に帰って、家族と食事を食べることの有り難さを痛感した5日間でした。