2014年の水軍まつりが本日の海まつり(小早レース)を以って、終了しました。 一般の部の優勝は「くらげ」です。 2位が「41会」、3位が「田熊火消屋」となりました。 昨年優勝の「一世風靡」は4位、高校生チームの「烈火」が5位です。
くらげは結成20年以上という伝統あるチームですが、初優勝とのこと。
このチームをずっと支えてきていた海月さんがお店を閉めた後の優勝というのも何かの縁かもしれません。
とにかく優勝するに相応しいチームだったのは間違いありません。
今回感じたのは、やっぱり、大きく、しっかり漕げるチームが上位になったという印象です。
5位になった烈火は小学生・中学生の時に「笑龍」の人たちが指導してくれた成果が見事に出ているわけで、こういう形で小早が若い世代に継承されていくことを切に願います。
そういう意味では毎年同じことになりますが、役員をしてくださっている人たちや子どもたちの小早に関わってくださっている方たちに感謝してもしきれません。
今年の実況をして下さった上村さん、海部会長を引き受けて下さった多田さん、行政とのパイプ役になって下さっている稲田さん、舟のことから器具ことから全てに携わって下さっている湊さんなど彼らの存在無くしては、この祭りも続けることが出来ないのです。
この場を借りて感謝申し上げます。
さて、僕が太鼓を叩いている「島人」は10位となりました。
昨年、決勝に進んだため今年はシードとなりましたが、これで来年は安心して予選から漕ぐことが出来ます。
また、僕が船頭をさせて貰った中学生チーム「一笑入魂~SOUL~」ですが、見事に優勝することが出来ました。
思い起こせば、5年前に僕の勝手な思いから、先輩を巻き込んで小学生チームを立ち上げました。
なかなか勝つことが出来ず、ずっと悔しい思いをしてきたわけですが、その5年前から漕いでくれている子どもたちが中心となって今回のチームが出来たわけです。
その子どもたちと共に優勝を経験できて、感無量です。
船頭という重圧のかかる立場でしたが、皆さん遠慮なしに「優勝候補らしいですね」とか「優勝してください」と期待するものだから、かなりのプレッシャーを感じていました。
それを子どもたちの漕ぎで跳ね除けてくれての優勝ですから、子どもたちにありがとうと言いたいです。
それと小早の役員をして下さっている色々な人から「おめでとう」「凄かったね」と声をかけて頂いたことが、今まで僕が小中学生に関わってきたことを認めてくれ、仲間として認めてもらえたような感じがして嬉しく思いました。
今年は「村上海賊の娘」で本屋大賞をとった和田竜さんがゲストで来られていましたし、「ひまり」がライブをしてくれたし、盛り上がった祭りだったと思います。
また来年も海で逢いましょう。