浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

初冬の桜

2005年11月30日 | 因島

今頃の季節、因島の道を歩いていると所々に桜の花が咲いていることに気付きます。春の桜の代表格であるソメイヨシノやシダレザクラのように沢山見かけるわけではありませんが、あの桜の花が持つ儚き美しさは確かに存在します。

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これはヒマラヤザクラだそうです。まだ満開には程遠いですが、桜色の花が咲いていました。詳しい説明はに譲りますが、大気清浄作用があるらしく、最近では注目されているようです。因島ではヒマラヤザクラを栽培している会社があり、その影響もあってなのか、所々でこの桜が見られます。開花時期がちょうど今頃(11月下旬から12月中旬)らしいので、因島に来られる方がいらっしゃったら、気に留めて見て下さいね。


世界最高のサッカー選手

2005年11月29日 | スポーツ

さて、サッカーの話題が続きます。報道によりますと、フランスのサッカー専門誌が2005年の欧州年間最優秀選手(バロンドール)を発表し、スペイン1部、バルセロナ所属のブラジル代表MFロナウジーニョ選手(25)が受賞したそうです。これは欧州各国のサッカー記者の投票によるもので欧州のリーグでプレーしている選手が対象となります。以前は欧州国籍の選手だけが対象でしたが、この10年くらい(はっきり分かりません)は欧州でプレーしていれば対象選手となります。だから中田英寿選手だって、中村俊輔選手だって、権利はあるんですよ。(まあ今回は50人の候補選手にすら名前は挙がっていなかったけど・・・)

さて、ロナウジーニョ選手ですが、今年9月に国際プロサッカー選手協会の年間最優秀選手に選ばれていて、実際にプレーしている選手からも世界最高の選手だと認められています。

この最高のサッカー選手という判断が難しいですし、人それぞれにスタイルや考え方があるだろうから、これが全てとは言えません。僕なんてフランス代表のマケレレ選手が好き(守備的な選手であまり目立ちませんが、本当に凄いです)だし、人によっては日本人選手が最高だと思っている人もいるでしょう。それはそれで良いと思うのです。

ただ、現在のサッカー選手の中で、ロナウジーニョ選手ほど楽しそうにサッカーをする選手はなかなかいません。全くの素人が見ても彼のプレーは凄いと感じるでしょうし、多少なりともサッカーを知っている人が彼のプレーを見たなら、自分もサッカーをしたくなるに違いありません。そんな魅力を持っている選手なのです。

サッカーの楽しさや魅力を伝えてくれるロナウジーニョ選手は間違いなく、世界最高の選手でしょう。彼はいつかペレやマラドーナの域まで達するかもしれませんね。


AFCユース選手権大会グループ予選

2005年11月27日 | スポーツ

サッカーの日本代表というとワールドカップに出場するフル代表を思い浮かべる人が殆どでしょう。中田英寿選手や中村俊輔選手、宮本選手、大黒選手など、サッカーに多少でも興味があれば知っている選手が日本代表として活躍しています。

しかし、今日頑張っていたのは、彼らではありません。18歳以下の選手で構成された日本代表が素晴らしい勝利でAFCユース選手権大会への出場を決めました。この大会は世界ユース選手権大会に繋がるものであり、日本の選手が世界相手に戦うチャンスを得る大切な大会でもあります。

すでにJリーグに出場している選手もいますが、その下部組織(ユース)や高校のチームに所属している選手が殆どです。そんな彼らにとって海外の選手と試合をすることはとても有意義だろうし、今後の成長に大きな影響を与えることでしょう。

残念ながらテレビ放送は無かったのですが、ネット中継があり、釘付けになって見てしまいました。相手の北朝鮮は今秋のU-17世界選手権(ペルー)で8強入りした実力を持っていて、試合内容は互角だったと思います。ただ日本はセンターバックとボランチが素晴らしかったですね。攻め込まれていても最終的なところでしっかりと防いでいたし、ボランチの運動量も最後まで落ちなかったしね。サンフレッチェユースの柏木選手、槇野選手は頑張っていましたね。もちろん、素人に近い僕が見ても修正すべき点は結構あるので、本大会に向けて改善が必要でしょうね。

ただ、今はそんなことよりも、こんな状況で勝利を掴んだ選手を称えたいです。

おめでとう!若き日本代表!


売れっ子声優

2005年11月26日 | 日常

近頃、僕の耳によく入ってくる声があります。もちろん家族の声は毎日聴いているので、それ以外で・・という話ですが・・・。

それは、テレビから流れてくるのでもなく、ラジオから流れてくるのでもありません。CDから流れてくる歌手の声でもありませんし、友達の声でもなければ、近所のおばさんの声でもありません。でもある共通の手段によって、殆どの人がその人の声を聴いたことがあるでしょう。それくらい聞き覚えのある声なのです。

お客様のお掛けになった電話は電波の届かない所にあるか、電源が入っていません

超売れっ子声優さんです。例え愛想が無くても、無機質であっても、このセリフを聞けばあの声を思い浮かべます。そして殆どの人にタメ息を吐かせます。はぁ~。

今日も電話が繋がらず、用件は溜まっていくのでしょう・・・。


穴埋め問題~因島篇~

2005年11月24日 | 因島

先日、山登りをしていて見つけたものがありました。いや、因島では色んな所で見つけて気になっていました。それが、写真に収めることが出来ましたので、紹介しましょう。

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住民や利用者に対する注意書きでしょうか。皆が守るべき大切なことが書かれているはずです。

でも・・・・、肝心な所が色褪せてしまって分かりません。注意を呼びかける看板を立てるのは良いことです。しかし、こんな状態でほったらかしになっている所を見ると、立てた本人がきちんとしてくれているのか不安です。

せっかくの注意書きですから、皆さんに分かり易い問題にしてくださいね。


秋の白滝山

2005年11月23日 | 因島

息子の熱が下がったので、一緒に因島の白滝山に登ってきました。因島フラワーセンターのすぐ横に山道の入り口があり、駐車場もそこにあります。

さて山道を入ってすぐに迎えてくれてくれたのが、落ち葉の絨毯でした。

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ここを通り抜けて山登りです。僕が小学生の頃に遠足で何度も登った山道も随分と整備されていて、所々に休憩できるようにベンチも造ってありました。息子も景色を眺めながら一休みしました。

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そして山頂に着くと、真っ赤な紅葉が広がっていました。

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綺麗な景色を見ながら二人で食事です。普段食べているようなものでも、環境によってこんなに味が変わるんですね。・・・すると、そこに白滝山の山頂の手入れをされているおじさんが来てくれて、焼き芋を戴きました。

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息子は喜んで頬張りました。この満足そうな顔。

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綺麗な景色を見て、美味しいものを食べて、楽しい時間を過ごしました。

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写真では写せないので、是非、行ってみてください。きっと素晴らしい景色に出会えるはずですから。


ポルノの日

2005年11月22日 | 因島

先日、中学生と会話を聞いていたら、「ポルノの日、どうする?」って言っていました。つい驚いてしまった純情な僕です。

そう、11月22・23日はポルノグラフィティが因島の市民会館でライブを行います。会場の周辺の道路を通行止めにするなど、因島ではバタバタとしています。NHK広島放送局がライブの様子を生中継するなど地元では盛り上がっているように思いますが、世間ではどうなんでしょうか。

しかし、「ポルノの日」ですからね(笑)。これが「ケミストリー(化学反応)の日」とか、「オレンジの日」とかなら良いんですが・・・。中学生に「ポルノ行くのでサッカーの練習休みます」って言われても、言葉に詰まってしまいます。

でも、せっかくの「ポルノの日」ですから、子どもたちには逆R指定ライブを楽しんできて欲しいものです。


鬼が笑う

2005年11月20日 | こども

我が家には、昨年の冬に息子が保育所で作ってきた鬼が飾られています。SA270135

ちょうど僕のパソコンの上に飾られていますが、最近耳が取れていて可哀想な姿です。息子に治してあげようと話していますが、未だに実行されていません。それでもこの鬼は笑っています。

こんな作品を作った息子は、来年、小学生になります。息子はどのように成長してくれるのでしょうか。楽しみであり、不安でもあります。来年のことを言うと鬼が笑うと言いますが、こんな鬼なら、それも良いでしょう。

しかし、早く治してあげなくては・・・。


アンゴラ戦感想

2005年11月18日 | スポーツ

サッカー日本代表がアンゴラとの親善試合で劇的な勝ち方をしました。僕はその瞬間を熱にうなされている息子に添い寝しながら見ていました。

相手のアンゴラはアフリカ大陸予選を勝ち抜き、来年のW杯ドイツ大会に出場する国でした。元々はこの国と試合する予定ではなかったわけですが、それでもW杯出場国を連れてきた日本サッカー協会の人は頑張ったと思います。

さて試合のほうですが、日本は前線から中盤にかけて素早く、皆で連動しながらボールを奪いに行くスタイルを続け、中盤の構成力・サイドアタッカーが高い位置で関わるなど、内容的には素晴らしく、観る側としては好感が持てました。得点が取れなかったことは非常に残念ですが、それでもチャンスを数多く作ったことを評価したいと思います。

・・・とここまで書いて、自分では珍しく日本代表を褒めているのですが、やっぱり気になることもありますので書いておきます。

日本代表はたしかに素晴らしいサッカーを展開していました。でも結果は最後のロスタイムでなんとか得点しての勝利でした。しかもW杯では予選突破も難しいだろうと思われるチーム相手にホームという状況でありながら・・・。これが現状だと受け止めなければ前には進めないでしょう。どうも日本サポーターは日本が楽勝する姿を観たいらしい。どうかその幻想から離れてください。

中田英寿選手や中村俊輔選手はたしかに素晴らしい選手だと思いますが、彼らは超一流選手ではないのです。決してロナウジーニョやジダンではないのです。それを日本サポーターはよく知っていないといけないと思うのです。

日本代表がW杯で楽勝することを期待しないでください。苦戦しても勝てば良いではないですか。負けても善戦すれば良いではないですか。ボロ負けでも随所に素晴らしいプレーがみられれば良いではないですか。そりゃ結果も内容も素晴らしいのが一番ですけどね。


発熱

2005年11月16日 | こども

6歳の息子が久しぶりに熱を出して寝込んでいます。傍で「気持ちが悪い」「アツイ~」と繰り返しています。すっかり甘えんぼです。

思えば、2歳になる前に僕と二人で因島に帰ってきてから、最初のうちは二人して体調を崩しました。僕はそれ以前の息子との二人暮しの緊張の糸が切れたのでしょう。息子は環境の変化に敏感に反応したのでしょう。

その後、僕は徐々に体力が回復していきましたが、息子はなかなか慣れず、2週間に1回くらいの割合で発熱を繰り返していました。小児科で小さな腕に点滴をしてもらったこともあります。夜泣きをするので、抱っこをして近所を歩き回ったこともあります。「フラフラする」と不安げな顔を見せたこともあります。

その度に何もしてあげられないもどかしさを感じてきました。親というのは一番近くにいて必要とされながら、いざ発熱時には代わってあげることも出来ないし、苦しみを取り除いてあげることも治してあげることも出来ません。なんて無力なんでしょう。

息子はそんな中でも逞しく成長してくれて、最近ではあまり熱を出さなくなりました。久しぶりの発熱でもしんどそうにしながらもサッカーの日本代表を応援しています。よし、よし、早く元気になって走り回ってくださいな。いつもは少々鬱陶しい思いもしていますが、元気になったら一緒に遊ぼうね。