浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

面積の単位

2006年07月31日 | 日常

よく広さや大きさを表す単位として、平方メートルやヘクタールなんて使います。でも1ヘクタール(1辺が100メートル正方形の面積です)と言われても、具体的なイメージとして広さを想像できる人は少ないと思います。或いは日本式に”(畳2畳分)”や”町”と言われても、若い世代の人にはどれ程の広さか分からないでしょう。

でも、僕がそれ以上に想像できない面積の単位があります。それは、よくニュースなどで表現される”東京ドーム何個分”というモノです。「この畑は東京ドーム5個分あるんですよ」と言われても、全く想像できないんですけど・・・。言っているアナウンサーは東京ドームがどれ程の広さなのか、分かっているんでしょうか?(因みに東京ドームは面積は、建築面積が46,755平方メートルで、グラウンドのみの面積は13,000平方メートル。容積は、124万立方メートルだそうです。)

これには例えば、「広島市民球場8個分」とか、「琵琶湖2個分」などの地方特有の表現があるのでしょうが、それさえも大きさをイメージさせてくれません。まあ、とにかく広くて大きいよと言っているだけなんでしょうけどね。

いずれは、ヘクタールや坪と同じように、東京ドームも公式な面積を測る単位として認定されることでしょう。


百葉箱

2006年07月30日 | こども

百葉箱

梅雨が明け、連日暑い日となっています。体感温度では40℃を越えているだろうと思っても、実際には30℃を少し上回る程度だったりします。そんなとき、「体温より低い?そんな馬鹿な!」と心の中で呟いたりします。

そういえば、小学校の頃にも同じように感じたことがありました。この百葉箱の温度計は僕が感じるより、明らかに低い温度を示していました。今では、気象台も百葉箱を使っての気温観測では無くなっていると聞きますが、雨風の影響や直射日光の影響を受けないような条件化で気温が観測されていることに変わりは無いでしょう。

またこの百葉箱の中を覗いてみたいものです。きっと色んな意味で愕然とするのでしょうね。


天邪鬼

2006年07月29日 | スポーツ

今日のJリーグの試合で、サンフレッチェ広島が2-0でFC東京に快勝したらしい。(僕は結果しか知らないけれど、ニュースで快勝と書いているから、そうなんでしょう。)これで、Jリーグ再開後の成績が、2勝2敗とまずまずの滑り出しといえます。

監督が変わってからのサンフレッチェは少しずつ変化が見られている感じがします。特に攻撃と守備の割合が大きく変わっています。以前は攻撃2:守備8くらいだったのが、今はとりあえず攻撃4:守備6くらいにはなっています。なにせメンバーを見ると、中里選手や青山選手(僕は個人的に青山選手を高く評価しています。)などの若手がスタメンに名を連ね、控えにも柏木選手や高柳選手が常時呼ばれています。そしてディフェンスには本職のディフェンダーではない盛田選手・戸田選手が並び、時にはこれに駒野選手が加わる3バックだったりするので驚きです。(駒野選手が3バックの一角に入るような布陣はディフェンスの層の薄さを露呈していると思いますが・・・)

とにかくまず攻撃ありきといった布陣だとは思われます。まあ結果をみれば分かります。Jリーグが再開してから、4試合を戦って、得点は8点・失点は9点ですからね。サンフレの試合はゴールシーンを沢山観られて特かもしれませんね。まあどっちのチームが入れるかは分かりませんが・・・。

ただね、僕は天邪鬼なので、結果を出しだしたサンフレッチェに対しても不安の方が大きいんですよね。決して観る者に安心感を与えてくれないチーム、それは広島をホームとするチームの宿命なのかもしれません。


アジアのトラ

2006年07月26日 | 日常

「アジアのトラ」と言われて、「韓国」答える人はサッカー好きな人でしょう。或いは、「インドネシア」と答える人は余程の動物マニアかもしれません。まさか「阪神」と答える人はいないでしょう・・・。

因みに、「虎」という動物は、アジアにしか生息していない猛獣だと言われています。しかもその数は非常に少なく、ベンガルトラやマレートラでさえも希少であり、アモイトラ・シベリアトラ・スマトラトラは近絶滅亜種とされ、さらにはジャワトラ・バリトラ・カスピトラは絶滅亜種となっています。もしかしたら、近い将来にはトラは実在せず、物語に出てくるだけの動物になっているかもしれません。なんとも淋しい話です。

さて、冒頭の「アジアのトラ」ですが、これは実際のトラではありません。これは「ヒトスジシマカ」という蚊を指しています。アメリカで「アジアのトラ」と呼ばれ、デングウイルス(テング熱)を運んだり、アルボウイルス、東部ウマ脳脊髄炎ウイルスを運んだりするとされています。元々アメリカには生息しない蚊で、日本からアメリカに輸出(?)されたと考えられています。研究者によれば、1985年に日本の中古タイヤ(お気に入りの繁殖場所)の船荷にただ乗りして、テキサス州ヒューストンに到着し、いまでは少なくとも17の州に定着していると言われています。

蚊は、色々なウィルスの媒介をすることが多いとされています。このアメリカに生息している「アジアのトラ」が逆輸入されれば、日本にも考えられない感染病が広がるかもしれません。本物のトラが絶滅の心配をされているのに、こんなところで「アジアのトラ」大活躍しなくても良いと思いませんか。


パトロール

2006年07月26日 | こども

夏休みになり、数日が経ちました。夏休み前に児童に配られたプリントには僕たちの頃には考えられない事が書かれています。例えば「出かける時には防犯ブザーを持つこと」とか、「子どもだけで遊びに行かないこと」などがあります。そんなこと守れませんって。不思議な世の中になったものです。

さて、そうは言っても僕もPTA役員です。今日は校区内のパトロールに行って来ました。夕方の6時から約一時間かけて回りましたが、見事なほど遊んでいる子どもを見掛けませんでした。まだ外は明るいというのに・・・。僕らの頃は暗くなるまで遊んだ気がしますが、思い違いでしょうか?

今の子は言いつけをきちんと守っているのでしょうね。でも僕は逆に心配になりました。こんなに子どもがいない町で大丈夫なんだろうか?


勝者のメンタリティ

2006年07月23日 | 因島

今年から”ごんべ”というチームで小早を漕ぐことになり、初めて練習した時のことを、ここで書きました。その時に、「意識が違う」と書きましたが、このことについてチームのメンバーの人と話をすることがありました。

僕は「意識が違う」と表現しましたが、それがどのようなものか、はっきりとは分かっていませんでした。いや、今でも上手く理解できているかどうか分かりません。何となく、今まで僕が小早に対して持っている意識とは違うものを”ごんべ”の人たちは持っていると感じているだけでした。しかし、僕はそれをどこかで味わったことがあるような気もしました。

「上手くなりたい」という思いは常に持っていますし、自分なりにイメージをして練習に取り組んでいるつもりでいます。(まあ、毎回反省ばかりなんですが・・・)。でもそれとは違ったモノがあるのです。

その答えらしきモノが、その人との話しに出てきました。それが『勝者のメンタリティ』なのです。この言葉そのものが出てきたわけではありませんでしたが、彼の云わんとした事は、このメンタリティだったと思います。ああ、たしかに僕も現役でサッカーをしている時に持っていたモノかもしれません。

プロスポーツの世界でもギリギリのところで勝負を分けるのは気持ちの部分です。どれだけ強い気持ちを持っているのか、そしてその気持ちの裏づけになるモノが何なのか、それが大きいと考えるのです。勝者とはどんなモノかを知っている人は苦しい時も頑張れるのです。

勝者であることに気持ちが慣れてしまっては厳しさを追求できなくなりますが、勝者でありたいと願い、努力することが継続出来れば、その立場に立つことが出来るはずです。


因島空襲を想い語る会

2006年07月22日 | 因島

因島空襲を想い語る会

今年で五回目を迎える「因島空襲を想い語る会」が7月23日因島の三庄にある「しまなみ苑」で行われます。

僕たちの世代は戦争について知らないことばかりです。僕も因島で空襲があったと聞かされても、どこか他人事です。

この度は尾道市長を筆頭に約300人が集まる予定と聞いていますが、戦争を身近に感じることでしょう。そして今の生活の大切さを知るに違いありません。ミサイルを放って平気な人間にならないように。


Angel's share

2006年07月20日 | 日常

『Angel's share』という言葉を知っていますか?日本語に訳すと『天使の取り分』というそうです。

ウィスキーは樽で熟成させる際に、お酒が外気呼吸します。この時に少しずつお酒(アルコール)が蒸発していくのだそうです。そして、この蒸発してしまうお酒を職人さんたちが『Angel's share(天使の取り分』と呼ぶのだそうです。

ウィスキーの量としては減ってしまうのですが、職人さんたちは、きっと笑って「天使が飲んだんだよ」と言うのでしょう。決して無駄になったとか、勿体無いとか思わないのでしょうね。むしろ天使と一緒にお酒を酌み交わした気分なのではないでしょうか。

僕の今までの出会いにも別れにも無駄なものはなく、僕というお酒を熟成させていく過程で必要なものだと思います。いつか美味しいお酒になりたいなぁ。


寿命かな

2006年07月20日 | 日常

それは、大雨の日のことでした。朝6時に町内放送で、大雨・洪水警報が出されているため、小中学校が臨時休校になったと放送されました。

息子は病気でも無いのに学校を休めるとあって、喜んでいましたが、僕は仕事を休むわけにも行かず、息子のことは僕の母親に仕事を休んでもらい、自分は仕事に行くことにしました。

その日の仕事の調整もあるため、いつもより20分以上早く家を出ることにしました。しかし、自宅を出て1キロも行かない所で、突然バイクのエンジンが止まって動かなくなりました。セルモーターは動いているものの、エンジンは全く反応してくれません。

大雨の中、自宅に電話して自動車で職場まで送ってもらいましたが、着いたのはいつもと同じ時間でした。バイクは販売店に電話して、修理に出しましたが、特に異常はないとのこと。結局、プラグ交換だけで還ってきました。今朝も乗りましたが、明らかに力がありません。まあ急がない分には問題は無いのですが・・・。

購入して約5年、走行距離26000キロ程度で寿命なんでしょうか???


夏休み

2006年07月20日 | こども

突然やってきたように感じます。息子の小学校は今日が1学期の終業式で、明日からは夏休みです。こちらは何も準備していないというのに・・・。

学生の頃、「夏休み」という言葉は素敵な響きでした。確かに沢山の宿題もありましたが、それでも自由な時間の多さにワクワクし、今思い出してもキラキラした想い出ばかりのように感じます。僕は宿題は、早め(7月中)に済ませてしまう人間だったのですが、日記とか科学研究など継続して時間をかけて行なう宿題は苦手でした。でもやはり夏休みは遊んだ思い出ばかりですね。

残念ながら息子は、夏休み中も学童保育で、毎日のように学校に行くことになります。ただ、彼にとって学童保育は遊び場なので、苦痛ではないようです。本当にありがたいです。宿題もして、いっぱい遊んで、夏休みを満喫してほしいです。