浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

家族のカタチ

2015年08月31日 | 日常


「at Home」はドラマにもなっていたんですね。
全く知らないままに買ってしまいましたが、ドラマを見ていないので先入観なく読めました。

短編が4編収録された「at Home」は家族のカタチが描かれています。
世間一般に言われる理想の家族とは異なるカタチだと思われますが、読むと自分の大切な人の事を考えてしまいます。

きっと一言では言い表せない感情であり、カタチなんだと思います。

若い世代へ

2015年08月30日 | 因島


因島の夏の終わりを告げる小早レース(因島水軍まつり海まつり)が行われました。
一般の部は「烈風」が優勝しました。
「笑龍」の人たちが地元の祭りを盛り上げるために、大人だけでなく、子どもたちにも小早を体験させてきてくれた結果がこのような形で表れて、とても素晴らしい事だと思います。

さて、中学生の部では、僕が船頭をさせて貰った「一笑入魂Soul」が優勝して連覇となりました。
練習ではうまくいかない事もあったけれど、本番で結果が出て、ホッとしました。
選手の皆さん、保護者の皆さん、おめでとうございます。

徐々に小学生や中学生にも小早が浸透して来ていますし、烈風に続く若い世代が盛り上げてくれる事を期待します。

ただ、今の小早レースが成り立っているのは裏方で動いてくれている人たちの力があってこそなのです。
40~50歳代の人たちが中心です。
今の若い世代にはレースで勝つ事だけでなく、小早に関わる様々な事にも協力して貰って、また色々な事を覚えて貰って、将来も何らかの形で小早が受け継がれていくようにして欲しいと思います。

そのときまでサヨナラ

2015年08月26日 | 日常


ハードカバーの本は高いので、専ら文庫本を買って読みますが、とくに目的の本が無いときは、書店のオススメ(平積みされたモノやポップで押している)の本を手に取ります。

今回は本の帯に「号泣」の文字を見つけて購入してみました。
感動の涙を流したいのです。

さて、僕は泣く事が出来ませんでした。
人それぞれの感じ方がありますが、この執筆者は自分の書いた本を読み返す事が無いのでしょうか?
この本が人気があるなら、やっぱり僕は世間の潮流には乗れていないようです。

時間の対価

2015年08月22日 | 日常


経験が大切だなと感じます。
人を成長させるのは成功体験であり、失敗体験です。

選手にとって初めての中国大会は、なかなか力を発揮できない大会となっています。

拮抗した試合で勝ち切れないもどかしさ、力を出し切れない悔しさ…。

でも、やっぱり今後の人生において、この経験は大切なんだと思います。

今まで時間を費やしてきた事だから、悔しいのです。
僕は彼らが僕に預けてくれた時間に対する価値あるモノを提供できたのでしょうか?

出来たと思える事は、その経験ができるかもしれない場所を提供した事でしょうか。

この経験が、彼らにとっての人生の分岐点になって欲しいものです。

小早レース2015組み合わせ

2015年08月19日 | 因島
今年も小早レースの抽選会に行ってきました。
SNS全盛の現在において組み合わせは拡散していると思いますが、参考までにアップしておきます。

<小学生の部>

(予選レース)
① 因南魂
② 栗北SOUL
③ パイレーツ・オブ・因北小
④ 勝組パイレーツ(因南小)

(決勝レース)
① 栗北SOUL
② 因南魂
③ 勝組パイレーツ(因南小)
④ パイレーツ・オブ・因北小

<中学生の部>

(予選)
第1レース
① 一笑入魂 SOUL(因北中3年生)
② 笑龍~紫電~
③ 因島南中学校「天」(因島南中3年生)

第2レース
① 一笑入魂 SMILE Ⅱ(因北中1・2年生)
② 因島南中学校「人」ホワイト(因島南中1年生)
③ 一笑入魂 SMILE Ⅰ(因北中1・2年生)

第3レース
① 因島南中学校「人」レッド(因島南中1年生)
② 百花繚乱(重井中)
③ 因島南中学校「地」(因島南中2年生)

<レディースの部>

(予選)
第1レース
① 笑龍~婆娑羅~
② 尾道市役所ちから娘
③ 教職員チャレンジ

第2レース
① 小覇王レディース
② 妃伝馬

<一般の部>

(予選)
第1レース
① 株式会社三和ドック
② オービーパワー
③ 弐心

第2レース
① 広銀水軍パワーズ
② HIRO
③ TEAM MANDA

第3レース
① 岡本製作所
② 因の島ガス株式会社
③ 教職員

第4レース
① もみじ銀行「ALL INNOSHIMA」
② 内海造船SALUDⅢ
③ 因島鉄工グループ

第5レース
① 内海造船新人社員チーム
② 因島福祉連合(わかば・あおかげ)
③ 接骨院ゑべすや

第6レース
① 達磨
② (株)アイメックス 機環
③ シンチャオ サンワ

第7レース
① (株)アイメックス ボイラ
② 弐心R
③ 尾道市消防局にこらす

第8レース
① 烈風
② イワキテック(株)因島工場
③ 尾道高校ラグビー部ブリカンズ

第9レース
① 尾道高校ラグビー部クーちゃんズ
② ジャパンマリンユナイテッド山坊主
③ THE ていじぃ

(準決勝)
第1レース
① 予選1レース1位
② 島人
③ 予選2レース1位
④ 一世風靡
⑤ 予選3レース1位
⑥ 小覇王
⑦ 敗者復活レース1位

第2レース
① 予選4レース1位
② くらげ(前年優勝チーム)
③ 予選5レース1位
④ 尾道市役所男魂
⑤ 予選6レース1位
⑥ ジャパンマリンユナイテッド海坊主
⑦ 敗者復活レース2位

第3レース
① 予選7レース1位
② 田熊火消屋
③ 予選8レース1位
④ 権兵衛
⑤ 予選9レース1位
⑥ 41会
⑦ 敗者復活レース3位

どのレースも盛り上がりそうです。

考えている

2015年08月19日 | 日常


人が積み重ねてきた人生は、認知症になっても無くなるものではありません。

その人の中にしか存在しない人生を周りの人が「問題行動」と捉えてしまうのは悲しい事だと思います。

介護する側の意に沿わないから、ダメな事なんでしょうか?

そんな事を考えさせてくれる一冊です。

愛媛散策

2015年08月15日 | 日常






お盆休みの中日を利用して、今治と松山に出掛けて来ました。
当初は「四国カルストを目指して!」と思っていたのですが、道中の「今治タオル美術館」の看板につられて寄り道してしまいました。

あそこはムーミンの常設展示も良いけれど、庭がとても素敵です。
ゆっくり歩くと笑顔になれます。

そんな感じでゆっくりしていたら、約2時をタオル美術館で過ごして、四国カルストまで行くには遅くなってしまったので、予定を変更して松山に行く事にしました。

松山と言えば、道後温泉という事で、まずは道後温泉近くに駐車して散策・昼食です。
当初の予定に無かったので、入浴準備をしていなかったのが残念でしたが、あの雰囲気を味わえただけで十分かな。

今度はゆっくり泊まりで温泉に入りたいですね。

そして、松山城に登って来ました。
ああいうお城は良いですね。
しっかりした石垣があって、天守閣まで登ると城下町が見渡せて、素敵だなと思います。

申し訳ないけど、因島の水軍城にあれを期待して来たらガッカリします。
まあ、時代背景もまるっきり違うし、そもそも水軍城はあそこに城があった訳でもないし…。

あっ、愚痴になってしまいました。

ともかく、楽しい愛媛散策が出来ました。

サイン色紙

2015年08月13日 | 因島


サイン入り色紙を頂きました。
サインだけ見ても、誰のサインか分からないけれど、嬉しいものですよね。

思えば、夢多き少年時代には自分が有名人になった時の事を想像しながら、自分のサインを考えたものです。
そんなサインを使う機会は全くありませんでしたが…。

さて、今回頂いたサイン入り色紙は「エンジェルボール」を執筆された飛騨俊吾さんのモノです。
因島が出てくる小説については以前も記事にしましたが、その執筆者が因島を訪れたそうです。
そしてミチフクのコロッケの噂を聞きつけてお店まで来てくれたんだとか。
その時に心優しい若旦那が、僕がblogに載せていたことを思い出してくれて、サインを貰ってくれました。

サイン入り色紙を貰った嬉しさより、友人の心遣いが嬉しいです。

しまなみビーチ

2015年08月09日 | 因島








しまなみビーチの夏は毎年、小早が海に浮かび、瀬戸内の島の情緒を感じさせてくれます。

瀬戸内海の島々には手漕ぎの舟が受け継がれており、「櫂伝馬」と呼ばれたり、「小早」と呼ばれたりして各地の祭りを彩っています。

さて、そんなしまなみビーチに新たな夏の風景が加わりました。

signalと呼ばれる三角形の旗はそれぞれの人たちの想いが込められています。

また小早に参加するチームのTシャツや大漁旗も飾られています。

8月いっぱいは因島の夏の風物詩となりそうです。

雲の王

2015年08月04日 | 日常


天気(雲)を題材にした小説がどれほど存在するのか分かりませんが、僕が読む中でこんなに詳しく説明している天気小説は初めてです。

昔から空を見上げて天気予報をするという話はよく耳にします。
そこには経験や知恵が含まれていて、興味深くもあります。

ただ自然の力は僕たちが勝手に変えることは出来ないものでもあります。

地震も津波も台風も、事前に予測したり、知る事は出来るようになってきていますが、その存在自体を人間の都合で変更する事は出来ません。
また、してはいけない気がします。

僕たちは自然の力を受け入れ、予測する事で被害を少なくする事が必要なのだと思います。

そんな事を考えさせられる小説です。