12月3・4日の二日間、リフレッシュ研修というものに行って来ました。これは日本サッカー協会が発行しているライセンスを取得している者に対して行なわれるもので、一応僕も指導者のライセンスを持っているので、参加してきました。
少し説明させてもらうと、日本サッカー協会が決めているライセンスには下からD級コーチ、C級コーチ、B級コーチ、A級コーチ、S級コーチがあります。プロチームの監督になろうと思ったらS級ライセンスが必要となります。このライセンスを取得するには講義を受けたり、実技をしたり、指導実践をしたり、テストを受けたりと、結構大変です。でも日本サッカーの方向性(ベクトル)を合わせていこうという試みは分かる気がします。もちろん、個性豊かな選手を育てるにはそれぞれの指導者の個性が発揮されるべきですが、常識的な部分の勉強をしておくことは指導者として当然のことだと思います。
そして、このライセンスは取得したら一生有効というわけではないのです。取得してから4年間に指導者講習会に参加したり、トレセン活動をしたりして、ある一定のポイントを獲得しなければいけません。つまりライセンスを取得してからも実力をつけていかなければならないのです。僕はこの制度を評価しています。
これは今回のリフレッシュ研修の中で出てきた言葉です。
『学ぶことを止めたなら、教えることを止めなければならない』
これはライセンス(資格)を持つ人はもちろんのこと、どんな仕事に携わる人にも当てはまる言葉でしょう。ライセンスを得ること自体は到達点ではなく、そこからどれだけ成長できるかが大切なんですから。今回は良い勉強の機会となり、良かったです。
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