お墓参り

2015-06-07 15:35:39 | 日々思うこと

9日が月命日なのだけれど、雨になりそうなので今日お墓参りに行ってきた。

結婚前、胃と十二指腸の潰瘍で入院したので「彼女はあまり長生きできないだろうから

よしたほうがよい」と忠告されたそうだけれど(2年ほど過ぎてから彼が白状した)、

どうして、どうしてわたしは今も何とか生きている。

夫は旅先のホテルで急性硬膜下血腫で倒れ、そのまま意識が戻らなかった。

「いったいどうして・・・」というのが当時の心境だった。人の寿命は分からない。

残されたものはそれを受け入れて生きていくしかないのだ。どんなにつらくとも。

「世界は1冊の本」(長田 弘)を図書館で借りてきた。

友人、役者、詩人、父、母の死を詩っている。

「死は、無である。 そうとしかいえない、と知った。」

そうかもしれない。

コメント
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あなた いったい どうして・・・

旅先のホテルで夫が倒れた。 それから12年の年月が流れた。 わたくしは・・・