昨夜遅く、同級生からの電話で用を話し終えた後、「明日朝、コーヒーに行か
ないか?」と誘われた。久しぶりだったので誘いに乗った。
所で今朝、喫茶店で同級生たちの様子などを聞くことになった。彼はずっと地元で
暮らしているのでいろいろ詳しい。長く地元を離れていたわたくしは、覚えていない人
が多い。それはそれでよいのだがとにかく話が長い、くどい。
よく電話してくる元同僚の先輩の話もグダグダと長くてしつこい。
歳をとるとこうなるという見本のようなものである。
”打てば響く”という会話ができなくなった。”打って”も一向に”響かない”
”打たれて”も”響かせ”られない。悲しいけれど、頭の回転も感性も劣化したのだと
自覚せざるを得ない。
話し方や文の書き方は性格にもよるのだろうけれど、わたくしの場合は「もう少しは
ましだったのに・・」と怠けて過ごした年月を実感する。
もう「響かない太鼓」を抱えて会話するしかないようだ。