昨年10月吹割の滝を訪ねたとき、行き帰り沼田を通った。
上毛高原駅で降り、沼田駅を経てどんどん登って行く。その段丘の上に町があった。
河岸段丘である。現在NHKの「真田丸」で話題になっている町。
先日の「ぶらタモリ」で伊勢神宮内宮本殿が水害から守るためにやはり河岸段丘の上
に建てられていると説明された。
こうしてみると日本のいたるところに河岸段丘はあるらしい。
こういう土地を「はけ」とも言っていたという。
えっ!「はけ」?・・・・大岡昇平の「武蔵野夫人」だ。この小説は「はけ」の
説明から始まっている。もう一度読み返したくなった。
我が家の「日本の文学」シリーズにあるはずだけれど、昨夜キンドルにいれて
読み始めている。
九段にも及ぶという日本一の規模の新潟津南町にも行ってみたくなったけれど
ちょっと遠くて、不便そうだなあ。それに全容が見られるのだろうか?