関門トンネルで

2017-12-02 12:30:32 | 日々思うこと

お昼のニュースで笹子トンネル事故から5年が過ぎたと言っていた。

’12年12月2日。痛ましい事故であった。たまたま通りかかった車の上にトンネルの

天井が落ちてきた。

 

その年の暮れからわたくしは北九州に行っていた。元日、宗像大社や太宰府天満宮に参拝して

翌2日門司港レトロ地区を散策、関門トンネルを抜けて山口に出た。

その時、ドライバーが言ったのだ。

「このトンネルは笹子トンネルと同じ作り方なんです。怖いですよね。」

笹子トンネル事故からちょうど1か月。「えッ!」。

もし同じようなことがあったらわたくしはこのドライバーと2人瓦礫の

下敷きになるのか。思わずドライバーの名前を見たけれど、名前を知った所で

知らない人に変わりはない。

トンネルを出て山口についたときにはホッとした。

橋やトンネルなど耐久年数がきているものが多い。

新しく作るのは華々しいけれど修理作業は地味な仕事である。

この事故でお子さんを失った親の哀しみを想像するとき、あの日を思い出して

身につまされる。

 

コメント (4)
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