自粛生活疲れ

2020-10-28 15:38:17 | 日々思うこと
おとといの午後友人が「顔を見に来た」と立ち寄って
「来月早々に食事会をしないか」と言う。
長年にわたり毎月食事会をしてきた同級生の仲間だ。
コロナ禍が始まってからは中止していた。
「来月はまだ早いよ。早くて年が明けてからにしたい」
とわたくし。
このところ市内の感染者は親戚・友人との食事会で発生
している。
そこがクラスターになって広がっている現状なのだ。
「そうか。まだ駄目か」と言って彼は残念そうに
帰って行った。

その前日配り物を持ってきた班長さんが玄関の椅子に
座ってしばらく話し込んでいった。
そして「お菓子などを持ち寄ってお宅でお茶会でも
したいね」と言いだした。
彼女も一人暮らしである。
寂しいのかもしれない。手持ち無沙汰なのであろう。
でも、今この時期にはとてもできない。
困っている所へ電話が鳴ったのでお引き取り願った。
彼女は息子さんが仙台で働いていた時、一度行って
みたいと何度も言っていた。
「せっかくのチャンスだからぜひ行っていらっしゃい」
と何度も勧めたのに「だって東京駅での乗り換えが
難しそうでとてもできない」と渋っているうちに
息子さんは名古屋勤務になってしまった。
「行き損ねてしまった。残念でたまらない」という。

生きていくうえでちょっとした勇気がいることがある。
思いきって何かをするという行動力が。
彼女は口で言うばかりで行動に移せなかった。

いつ終わるか分からない自粛生活。
鬱々とした重苦しい気分。でも自分だけではない。
何とか折り合いをつけて過ごしていくしかない。
お向かいの息子さんが少し鬱だと聞いた。
本当に忌々しいコロナ禍。
何時になったら明るく普通の暮らしができるのだろう?






コメント (6)
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