パラリンピックが終わると総裁選一色になった。
引き続き総選挙があるから総裁は主義主張では
なく、選挙の顔として選ばれる。
誰が国民に人気があるか、どの人と並んでポスターを
作り、市中に張れば有利になるかで決まる。
ばかばかしいようだけれど、結構それに騙される人がいる
から我々国民は同じ顔をあちらこちらで見ることになる。
我が県はほとんど世襲議員だ。
「枯れ木も山の賑わい」というけれど「枯れ木」にすらなって
いないのではないかと思われる議員さんもいる。
国会で何か提案したとの話も聞かないし、質問に立っている姿を
見たこともない。
何をしてるんだか。
選挙民の意識が低いのだけれど、世襲議員は地元では強い。
ところでこれは議員に限ったことではないが
子どもの時苦労した人には二つのタイプがある。
どんな環境で育ったかは綺麗ごとのようだけれど当人の
責任ではない。
最近家に何冊蔵書があるかが子供の成績と関係するという
調査結果が出たけれどこれだって子供にはどうしようもない
ことである。
自慢することでも卑下することでもない。
*苦労して努力してある程度の地位を得たとき、
苦労している人を理解し、優しくできるタイプ。
*自分は努力して今の地位を得た。
努力しないものが悪い。
上昇志向が強すぎて弱いものを卑下する。
上ばかり見て劣等感を隠す。
劣等感が強いので威張り散らす。最悪だ。
今度の選挙では少なくとも「枯れ木」を選んだりしない
うにしたい。