お正月が明けたばかりに亡き夫の妹から連れ合いが癌で
具合がよくないので年賀状を欠礼したとの電話があった。
相当よくないらしい。すぐにお見舞いを出した。
ところがもう1月下旬に「亡くなってこういう時だから
家族だけでおくった」との知らせが届いた。
すぐにお悔やみの手紙を書き、郵便局から香典を送った。
先日息子からラインで「○○家へ香典出しておいてくれたの?
今日香典返しのようなものが届いた」という。
そうだった。亡くなったことは知らせたけれど香典を
送ったことはしらせていなかった。
わたくしの名で5万円、息子の名で1万円。
三越・伊勢丹のカタログで「味覚百景」だそうな。
我が家へは同じく三越・伊勢丹の分厚いカタログ。
いいものが載っていて見ているのは楽しいがもう
あとに残るものはいらないので松阪牛の焼き肉・ステーキセット
を選んだ.
その松阪牛が冷凍で今日届いた。
平素は飛騨牛で松阪牛は久しぶりだ。
今夜は亡き人を偲びながらおいしいお肉をいただくことに
する。
近しい人が亡くなっていくのは寂しい。
義妹がなかなか立ち直れないであろうけれど、少しづつ
元気になっていってほしいと切に願っている。
今日は春のお彼岸のお中日。
昨日お墓参りに行って妹の悲しみを伝えてきた。
経験上、どんな言葉も慰めにはならない。
黙ってそっとしておいてほしい。
自力で立ち直っていくしかないのだ。
「あなた、祈るしかないのよね。辛いけれど」