コロナ禍のために各地で休止していた
花火大会が今年は各地で開催されている。
結婚以来何十年も花火会場のすぐ近くに
住んでいて、それも7月最終土曜日と8月
最初の土曜日の2回続けて催されていたので
最初は堤防を登って河原におりてみていた。
家から5分くらいであった。
近所の畳屋さんが茣蓙を売っていた。
それを買って河原に敷いて遠くから来る人も
自由に見物していた。
我が家は毎年のことなので音だけ聞こえて
くる中見に行かなくなった。
翌日は町内でごみ拾いに駆り出された。
ところが今年は主催していた2社が話し合い
共同で今日催されているらしい。
それはよいのだが観覧席を有料にしてお金を
払わねばならなくなった。
開催にお金がかかることは理解できる。
警備などの人件費も高騰しているのだろう。
屋台で買い物するのにもチケットを持って
いる人だけに限られているらしい。
東北の祭りでも40万円もする特別席が
あったという。
花火までお金持ちの楽しみになってしまった。
当時友人が朝早くから陣取りをしたと話して
いたが今はお金次第で一番前の席が買える。
なんでも「金次第」はやむを得ない現実に
なった。
地元の子供も空高く上がる打ち上花火だけを
遠くから見上げるだけ。
なんだかおかしい、変だと感じるわたくしが
変なのだろう。