「闘う政治」を読んで

2008-10-08 21:44:53 | 日々思うこと
お風呂の給湯ボタンを押してお湯が入るまでとふとつけたTVに見たことのある駅が映った。
山形の新庄駅。
9月下旬、この駅で勧められて「さくらんぼカレー」と「ら・ふらんすカレー」を購入した。
何でもどこかのTV番組で取り上げられて今人気商品なのだとか。
そして、最上川下り。今年は雨が少なくて水かさが少ないと船頭さんが嘆いていたっけ。途中の浮島の売店で枝豆のアイスクリームも買って食べた。珍しかった。

昨夜、「闘う政治 手綱を握って馬に乗れ」(長妻 昭)を読んだ。
先日の予算委員会でも年金問題を質問していた民主党の議員さんの本だ。
大体いつも彼が話していることが書かれているのだけれど「こんなことが許されていいのか!」という怒りと驚きが活動の原動力なのだそうだ。
そして キャッチフレーズは「もう、黙っちゃいられん!」。
衆・参ねじれになっていろいろなことが表に出てきた。
ご活躍を期待する。
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緒形拳さんの訃報

2008-10-07 21:48:45 | 日々思うこと
緒形拳さんが亡くなった。
癌を患っていたのに誰にも言うなとぎりぎりまで仕事をし、作品完成のブログまで書いて亡くなったとのこと。

息子が父親をかっこいいあったかい人でしたと述べていた。

この5月、息子家族と食事に行く途中、横浜鶴見の通りかかった道で「ここ緒形直人の家なんだよ。拳の家ももう少し先にあるんだ」と言っていたのを思い出している。

緒形拳の出演したたくさんの作品から感じた男らしさ。
先日書いた本村さんにしてもその上司の人にしても、日本にまだこんなに素敵な男性がいるんだとうれしくなる。
近ごろはすぐ切れて、何も関係のない人を巻き添えにするとんでもない男の事件ばかり見せられていたので。
まだまだまんざら捨てたものじゃないなあ。
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 世界遺産 カナデアンロッキーを見て

2008-10-06 13:23:03 | 日々思うこと
個室ビデオ店で放火した男が生活保護を受給していてそれを競馬やパチンコに浪費していたなんてまったく許せない。
そんな人に税金を使って欲しくない。もっと困っている人が一杯いるというのに、一体彼は何を考えているのだろう。
人々が苦しい生活の中から払っている税金を、どんなに意思が弱いからといって遊びに使うなんて神経はまともな人間のすることではないと思う。
とんでもない人がいるものだ。

昨夜、世界遺産カナデアンロッキーを見た。
飛行機の中から見下ろした白銀の山々。
夫と二人、のんきで楽しいゆったりした旅だった。
バスに乗ったり、タクシーに乗ったりして、氷河やレイク・ルイーズなど思いで深い。
大きな輪っぱの雪上車。バンフからジャスパーまでのドライブ。
そういえばバンフではタクシーを頼んでわざわざ温泉まで行ったっけ。
これはつまらなかったけれど。
数泊ずつしながら買い物したり、ジャスパーでは現地の青年(日本に英語を教えに来ていたという)の案内であちらこちらへ出かけた。
昨年行った時にはもう余り手に入らないということだったアンモナイトのペンダントもホテルで購入したっけ。
ジャスパーからバンクーバーまで乗った寝台車も懐かしい。
車掌さんがとても親切で何か聞くと丁寧に教えてくれた。
カルガリー、バンクーバー、そしてブッチャートの花々。
キャピラノ吊り橋までのタクシードライバーがタクシーは高いから帰りはシーバスにするといいよって教えてくれたりした。
またこの吊り橋が怖くて震えていると皆が笑っていたのも思い出す。

たくさんの思い出を残してあなた(夫)は早々と逝ってしまった。
あのころわたしが日に日に痩せて、医者に行って止められるのが怖くて、カナダから帰ったらと言って出かけたのだった。
あなたももしかしたら悪い病気かもしれないと思ったそうで、わたしの欲しいものは全部買え買えとおおらかに勧めてくれたのね。
結局ホルモンの関係とかでその後、薬で治ってしまったけれど。
それなのにあなたのほうが突然いなくなってしまうなんて。
TVを見ていると二人で旅したところがとても多い。
こんなにたくさんの思い出に浸れるだけでも幸せと思わなくちゃならないのかも知れない。
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9年間の闘い・・・夫として父親として

2008-10-05 12:51:20 | 日々思うこと
「なぜ君は絶望と闘えたのか」(門田隆将)を読んだ。
本村洋さん。18歳の男に妻と娘を理不尽にもに殺された。
時折、TVに映るこの裁判の成り行きを見るたびに、この青年は何と凛々しく、冷静で強いのだろうと感心していた。

突然、旅先のホテルで倒れ、そのままその地の病院で手術を受けて、半年余り後に逝ってしまった夫をわたしは長く引きづって、なかなか立ち直れなかった。
体が動かなくなってしまったのだ。
病気で身内を亡くしてもこの有様なのに、この青年はどのようにして立ち直れたのかと、厳しい表情ながらさわやかさも漂わせているすがすがしさに敬服の念を抱いていた。

やはり、彼も何度も落ち込み、生きる意欲を失い、時に死すら考えていたのだ。
それを支えた担当刑事、検察そして会社の同僚、とりわけ上司。
家族はもちろんだけれど、こうした多くの人たちの支えや励ましがあったことが彼を強くしたことがよく分かって、彼の人柄があってのことだと思うけれど、よい人たちに囲まれて本当に幸せな若者だと思う。

涙をぽろぽろ流してようやく読み終えた。
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あなた いったい どうして・・・

旅先のホテルで夫が倒れた。 それから12年の年月が流れた。 わたくしは・・・