今 このトンネルの
300~400km向こうに広がっている厳しい現実
全く 他人事ではありません!
私たちに一体何が出来るのでしょう?
昔
真っ暗闇の中を歩んだ記憶が 蘇えります
・・足元を確かめながら一歩一歩 歩み続けていると
やがて
先を行く仲間の足音が力強く響き
闇の中に かすかな光が感じられるようになってゆきました
そして 闇は次第に
出口のあるトンネルへと変化していったのでした
さらにその向こうへと 花がいつも招いていました
・・そんな記憶を追って~タイムトンネルの向こうへ・・・
花の旅人 1 ~大阪から信州へ花と庭の物語~
そして 次の春、
アパートのベランダで赤いチューリップが咲いたとき
ママが突然言いました。
「絶対 これを直接土に植えたい!」
「~庭が欲しいなあ」
2 庭のある小さな幸せ
庭のある小さなお家が見つかって早速お引越し!
秋にはチューリップの球根を植え込んで・・
翌年 お庭にはまた赤いチューリップが咲きました。
「芝生もあったんだよ。 前、住んでた人が植えたんだ!」
~僕は3歳
庭で、三輪車に乗ってパパとおしゃべりしたよ
「もうすぐ妹が生まれるんだ!」
小さな庭の夢が叶い、やがて新しい命を授かって
一歩ずつ 自分たちの家庭が築かれていきました
このように 僕たちの 花と庭の旅への第一歩が
赤いチューリップだったのです
つづく