NPO法人猫の味方ネットワーク

不幸な猫を幸せに・・・命を大切に・・・

地域猫活動で元に戻せなかった猫、ひなちゃん

2010年08月05日 09時46分26秒 | Weblog
不妊手術をしたものの歯がボロボロ状態
捕獲出来たのも食べられていなかった
何度も出産したようでお腹がたるんでいる
不妊手術時に何本かの歯を抜歯
しかし、悪い歯全部を抜歯することは危険の為、治療残してのシェルターへの保護でした
この子が出産した仔猫はあちこちで死んでいるのかもしれない
運良く育った仔猫は拾われたか、また野良猫を増やしている
もっと早くに捕獲するべき猫でした
捕獲したもののこのまま地域猫としては生きられない
1ヶ月の命だったでしょう
それでは何の為に不妊手術をしたのか解らない

シェルター内で元気になった為に大掛かりな掃除
そんな掃除が恐かったのかも知れません
無理やり小さな穴を見付けて4/19日脱走

それから姿を見せてくれるようになったのは7月
3ヶ月間は元気でシェルター内のご飯を深夜に食べていたと思われます
やはり残りの歯が悪くなり食べられなくなったよう
このように具合が悪くなって姿を見せるようになる猫は助かります
様子を見る毎日

やっと本当に具合が悪い事を発見
もう捕獲器なんて掛りません
やっとの思いで捕獲網で捕獲
即、病院へ
この際だからと捕獲網の中で毛繕いやフロントラインプラス塗布
恐かったのでしょう
1日目はまったく食べず
2日目も食べなかったら何とか強制給餌をしなければいけない
恐る恐るひなちゃんの部屋の元へ
良かった~少しだけど食べていました
3日目、缶詰1缶食べました
今日はa/d缶にしよう

先日亡くなった白黒と違ってひなちゃんは人間不信ではないようです
出来る限りの治療はして上げたい
元気になったら今月末には再度抜歯をする予定
ほとんどの歯がなくなるかもしれない
もっと懐いてくれたらとつくづく哀れになる

懐いてくれていれば投薬が可能なのに・・・・・残念