NPO法人猫の味方ネットワーク

不幸な猫を幸せに・・・命を大切に・・・

2匹飼いの勧めに落とし穴

2011年01月21日 00時13分58秒 | Weblog
毎年、仔猫の時期になると2匹飼いをお勧めします
2匹飼いにより
ストレスの軽減
運動不足の軽減
など
病気に掛る確率が低いと判断していました

しかし
2匹飼いによって重篤な病気を見逃してしまう
どちらが食べてどちらの便か
判断が付き難い
万が一、どちらなのかと管理しているうちに
病気が進行

そんな事が最近の里親さんからのご報告から
解って来ました

2匹飼いの場合、死に至ったケース
やはり病気の発見が遅れた事が原因のようです

2匹飼いの長所と短所
どちらを選ぶか
長所ばかりと思っていた事がそうではない事が解って来ました

2匹飼いによって1匹が病気になったケース
最近、多くあります
2匹飼いは病気になり難いとの判断は間違いでした

多頭飼いにより次々と死に至ったケース
猫風邪が蔓延した事で
治療が遅れた為に次々と手遅れに

シェルターでは年末に掛けて
それは猫風邪蔓延でした
次々と血液検査、入院、投薬、点滴
と休む暇のない日々
あの子、この子と重症に
ほとんどの猫が猫風邪でした

やっと今年に入り、現在投薬は
扁平上皮がんのチーちゃんのみ
プレドニン(ステロイド剤)です
投薬しなければ食べられません
慢性鼻炎でいつも鼻水
今年の命でしょう
手術出来ない場所でのガンではどうしようもない
穏やかに天寿を全うして欲しい!!

奈良橋シェルターのミミカケさん
もうすでに天国への階段を1歩・1歩と進んでいます
もう延命させる事は望んでいないと判断
18年間で一番長く生活をした奈良橋にて
今は穏やかに湯たんぽに身体をじっと横たえている
せめて苦しまないで穏やかに天寿を全うして欲しい!!