NPO法人猫の味方ネットワーク

不幸な猫を幸せに・・・命を大切に・・・

一番恐れたことが起った

2013年04月13日 20時52分03秒 | Weblog
4/13 東大和市 モリカワ様 提供品
たくさんの提供品をありがとうございました


提供品を頂く予定と
大変な予定を抱えて東京行き
3月24日に立川市にお届けしたハーちゃん
10日後に脱走
居なくなってしまったのです

とても私に懐いていました
その為に1週間は様子を見ようと考えました
何故なら知らない場所で
恐怖もあるでしょう
呼んでも出て来ない可能性大

その1週間が来ました
捜索用のグッズを用意
ポスターも作製
お届け場所の地図も印刷

たくさんの提供品を頂くのに気もそぞろ
この後、ハーちゃんの捜索です
必ず連れて帰ると念じて
遅くなっても良いように留守番を依頼

お届け先の紹介者と共に近くを散策
何とも野良猫さんの生存には素晴らしい場所でした
このまま保護出来なかったら野良猫になってしまう
何としてでも保護しなければいけない

嬉しい事にお届け先にも
またお隣にも姿を昨日から見せていたのです
<これはいける>
夕方、待つ事数分、たった数分でした
お届け先の近くに隠れもせずやって来たのです
必死でハーちゃんの名前を呼びましたが
すぐ横の垣根に隠れてしまいました
垣根までまたたびを持って行きました
何とハーちゃんは隠れはしたもののじっとしていたのです
垣根の中には入れません
また必死でハーちゃんの名前を呼びながら
またたびを地面にふりかけ
私の手にも付けました
寄って来ました
そして私の手を舐め始めたので
思いっきり力を込めて首を掴み
私の懐へ

良かった~ほんとに良かった~
帰り道は鳴き通しでしたが
連れて帰れる事思えば何て事無い

とても辛かったでしょう
多少風邪を引いていました
夜は布団で寝ていたのに寒かったでしょう
体重もお届け時3.5Kだったのが3Kに

お届け先は外に餌を置いて頂いたり
姿を見せても追い掛けたりしないで
本当に有難かったです
その為にハーちゃんにとって恐怖感が薄かった為に
1週間で人に姿を見せるようになってくれました



帰宅後のハーちゃん
私にベタベタで何も出来ない
その為にハーちゃんを背中に背負い
やっと一緒に寝られる時間になりました
私の腕の中で爆睡しているものの
うなされるような声を出していました
可哀想な事をしてしまいました
もう2度と里子には出しません

ハーちゃんはとてもおとなしく
誰にでも抱っこさせていた為に
シェルターよりずっと可愛がって頂けるご家族にと考えました
しかし
ハーちゃんにとってたくさんの猫が居ても
私との生活の方がずっとずっと幸せだったのです

お届け先でもご家族たくさんに可愛がられていました
でもハーちゃんにとってきっと私ではない人では嫌だったのでしょう
大きなお宅なので何とか外に出られる場所を必死で探し
10日後に見付けました

可哀想な事をしてしまいました
猫にとって何が幸せなのか
どうして上げる事が幸せなのか
シェルターに入所して外に出られるようになると
1週間以上、姿を見せなくなる猫がたくさんいます
家に付くと言われるほどの猫にとって
環境の変化はとても辛い事
生涯、同じ場所で生活出来る事の方が
どれほど幸せか解りません
今回のハーちゃん騒動で
見極めるのがとても難しい事を実感!!