NPO法人猫の味方ネットワーク

不幸な猫を幸せに・・・命を大切に・・・

ラテの死

2014年12月27日 22時15分42秒 | Weblog
12/25 目黒区 アキモト様 寄付金
ありがとうございます
たくさんの缶詰が買えます
いつも助かっています
残り少ない残高と相談しながら
ネット注文する辛さ
あの子は銀のスプーンのパウチ
あの子は懐石缶詰
あの子は金缶など
室内に閉じ込めている子は
せめて食べてくれる缶詰を上げています
ドライフードも
懐石しか食べない子
モンプチしか食べない子など
色んな事情で来ている子達
どの子にも十分にはとても出来ないですが
せめてご飯だけは好きなものを上げたい
毎月のお振込みで購入出来ています
ありがとうございます

12/25 千葉市 クリタ様 寄付金
キー君のお振込みに
いつもご寄付をプラスして頂いています
ありがとうございます


預けてしまえば情も無くなり
1ヶ月わずかなお金も払いたくない
引き取って捨ててしまおうと
考える人もたくさんいます
養護料をお支払して頂いている方は
本の一握りの猫たちです
1割もいないのです

預ける時は必死で頭を下げて
お願いされます
あの時の気持ちはどこに行ったのと
言いたくなる飼い主
人を恨んでも仕方ない
たかが猫だと思っている人にとって
猫にお金を払う事が嫌になるのでしょう

だけど
シェルターは餓死させるわけにはいきません
何度も何度もお願いされて
引き取っている猫たち
年数と共に飼い主に見放され
私の猫となって行きます

そんな中でも何年もずっとずっと
払い続けて頂ける方には
お預かりしている猫に語り掛けます
『良かったね~良い人の飼い猫で~』



ラテ君の天寿全うの素晴らしさ

どの子もこんな死に方をしてくれると
嬉しいのに
そう思えるほどの死に方でした

最期、私にあの時・・・・

2階で死ぬのは嫌だったのが解りました
1階の私の居る場所で
死に場所をじっと見つめて探していたのでしょう

『私の部屋に入る?』と尋ねながら扉を開けました
じっとしているだけで入りませんでした
滅多に行かない奥の部屋にきちんと座って

『もう、お別れかもしれないよ~』
と言っていたような気がしました
最期まで食べて
最期まで歩いて
最期まで痛みがなかった
何と幸せな死に方でしょう

2年も口内炎でブレドニンが効かなくなり
デキサメサゾンを1年使いました
ある時、突然投薬しなくても食べるようになったのです
あれ!と不思議でした
口内炎は一生完治しないと言われています

頑固な口内炎が完治?
そう思ってしまうほどでした
でも病魔は別な形に変えていたのです
ある日、あくびをした時に発見しました

口腔内に腫瘍が出来ていたのです
すぐ動物病院に連れて行きましたが
手立てがないとの結果でした
幸いにしてひどい痛みがない事が解りました
ドライフードは無理でしたが
ウェットは食べられたのです

口腔内の痛みが少ないのなら
好きなものを好きなだけ食べさせて上げよう
毎日、高価な缶詰・パウチを
1日4回は食べていたでしょう
その他大勢の猫たちが食べられない缶詰です
食べ終わるまでいつも待っていました
誰かが傍に来ると食べるのを止めてしまいます

精一杯食べさせて来た事
今もまだラテの姿を探してしまうほど
心の中に残っています
茶トラ、13歳オス
本日、秩父市のアーマルペット霊園で荼毘に


救われた子、死んで行く子

2014年12月27日 00時23分40秒 | Weblog
12/16 さいたま市 カワカミ様 寄付金
秩父市番場町にて保護したシルバーちゃん
もらって頂きました
ニーナちゃん
可愛い名前を付けて頂き
ありがとうございます
これからも末永く



よろしくお願い致します

12/22 日野市 ネモト様 提供品
ムサ・チビ・ゴマちゃんを
お預かりしています
ゴマちゃんは息子の飼い猫に
ムサ君・チビ君は自由奔放
ありがとうございます

12/22 瑞穂町 コタケ様 寄付金、提供品
大昔の三ツ木シェルター時代の
私の募集チラシを見付けられて
遠方より見学に来られました
たくさんの提供品を持参して頂き
ご寄付まで頂きました
ありがとうございます

12/24 秩父市 サカイ様 寄付金
いつも有難い秩父市内のご支援です
秩父市内の捨て猫の為に
秩父市内の方がご寄付をして頂ける
こんな有難いサイクルはありません
これからもどうかよろしくお願い致します
ありがとうございます

12/26 どなたか存じませんが
大量の猫缶を送って頂きました
有難い、有難いと鳥肌
黒缶だけでなく高価な缶詰も一緒に
今日はラテ君が亡くなった日
みんなに大盤振る舞いが出来ました
ありがとうございます!!



餓死寸前の茶白ちゃん

点滴、強制給餌の成果ありました
全く食べられなかったのに
少しずつ自分から食べるように
救えました
怪我がなかったことも幸い
衰弱していましたが
動物推進員さんの努力でした



ありがとうございます


もう死の旅立ちに入っているリリース

2年前、抜歯の際の検査で
腎不全末期と宣告されました
それから何度か点滴、腎ケアなど
悪化を繰り返しては持ちこたえてきました
しかし
もう強制給餌も受け付けず
トイレも出来なくなり
寝たきり状態となってしまいました

眼は白内障
時折徘徊もあり
トイレの失敗も多々あり
16歳の年齢
もう延命は無理と判断
お迎えが来てくれるのを待つ事としました

そんなリリースの心配の最中
思い掛けないラテ君があっけなく死亡
前々日まで食べていました
亡くなった今日は2階から降りて来たので
ご飯の催促をしてくれるのかと
思いました
しかし普段は滅多に行かない場所
1階の奥の部屋でじっとしていたのです
温風ヒーターの前だったので
寒いのかなと忙しく動いている私の横で
ふっと姿が見えなくなりました

慌ててあちこち探すこと1時間
何と
さっき居た場所のすぐ横のドーム型猫ハウスの中
息絶えていたのです

いつ死んでもおかしくないラテ君でした
口腔内腫瘍です
この腫瘍は悪性の為に
痛みがまったくありません
その為に本当に良く食べてくれました
たくさんの色んな高額な缶詰を
毎日、毎日たくさん食べさせました
ついに昨日は缶詰を出しても
まったく食べなかったのです

《あっ、ダメかもしれない》
そう感じた昨日、点滴だけでした
強制給餌など出来る口腔内ではありません
もうすでに骨と皮です



この点滴の最中に
全身の毛繕い
とても気持ち良さそうにしてくれました
これが最後になるなんて思ってもみなかった

良くここまで頑張りました
腫瘍が出来てから1年
本当に良く頑張って食べてくれました
ラテ君、ありがとう、ありがとう!!
悲しみよりこんなに苦しむこともほとんどなく
あっけなく天に召された事
感謝するばかりでした

そしてたくさんのご協力頂いている方々にも
感謝!!ありがとうございます!!