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短歌な人の短歌な小説。小手川ゆあによる漫画化の第一巻を読み、面白そうだったので原作を。
ハーフで超イケメンだがダサいチェリーな「国友君」。すべてにおいて自信無し。憧れの先輩の彼氏へのあてつけへの利用のため、連れて行かれた「歌会」。意外な才能?そこから始まる「どS」なメガネプレイボーイな歌人で先輩の彼氏「伊賀さん」との絶妙な関係。愛にあふれるいぢめとエロとお洒落なカフェと挫折と復活と青い春。そしてもちろん「短歌」。そんなお話。
トムソーヤーから一転、今日帰ってから一気に読み上げる・・・軽くて面白かった。なんも考えずほげぇえっと読んで非常に楽しい。素敵なコメディー小説。交互に来る国友目線と伊賀目線。国友の天然ぶりと伊賀の無駄な深読み。精神世界のスラップスティック?こいつら良い。
短歌だけだと恐らくなじめなかったが、物語に絡んでくる短歌としては絶妙。ほわーんと良い気持ちなるのもあれば、幾つかはかなり爆笑した。短歌っておっされですね。
次は何読むかな・・・