「線は、僕を描く」の続編。前回から2年後のお話。
進路の悩みや疲労によるスランプで揮毫会で失態をさらした霜介、一方で湖山先生は引退宣言?? 調子の出ない霜介は湖山先生からはしばらく筆を置く様に言われるがどうしても筆を持ってしまう。そんな折、亡き母が教師を務めた小学校で、1年生たちに水墨画を教えることになる。そこで自由な子供たちに出あい、才能豊かな少女も見出して何かが変わりそうだったが・・・その模様の動画が注目され、疲労真っ只中の中開催せざるを得なくなった揮毫会で事故にあい右手の骨折他様々な怪我を・・・加えて感覚を失くしてしまう。怪我が治っても戻ってこない右手の感覚。そんな中湖山先生に渡された筆と共に山の工房に行くように薦められ・・・・果たして霜介は自分の人生を決められるのか? そんなですか??
水墨画を描くシーンの描写がかなり大半を占めます。ストーリーにしてしまうと大したことは無いのだけど、ワンシーン・ワンシーンが丁寧に描かれてるので結構入り込める感じはありますね。雰囲気物と言えばそうですが、これはこれで良いと思います。
面白かったです。
前作感想↓↓↓↓↓↓↓↓
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