シリーズ多分第8弾。
時節柄腕貫さんもオンライン。
34年前みんなの憧れの娘との結婚式直後に殺された友人、花嫁はその友人の友人と結婚したが先日夫に殺害され・・・そんなニュースで34年前の謎が気になったタクシー運転手は腕貫さんとオンライン面談:異分子の彼女
アル中母と定食に付けぬ30過ぎの息子は、コロナ禍でより実入りが減って叔父から金銭的な援助を受けてる自立できない親子だった。そんな叔父を殺した息子=息子にとっては大叔父、でも殺すことはあっても自首するなんてありえないと、母は腕貫さんに相談する?:焼けたトタンの屋根の上
15年前に無理心中のあったマンションを格安で叔父から買ったハル兄ちゃんは、地元に戻ってきた僕に「ちょっとこのマンションで気になる事が・・・」と相談を持ち掛ける。結婚を考えてるクラブの女の子が、酔った後に一度ここに連れてきたらどうも深くこの部屋を知ってる様なんだが・・・なんでだ???:そこは彼女が棲む部屋
そんな3本の中編たち。
腕貫さん除いて、作品の常連キャラさんたちが今回は一切出てきません。そこはちと寂しい。安楽椅子探偵を超えて遂に直面無しで謎を解明する腕貫さん、ちょいビターな3編でしたが何というか流石です?
面白かったです。
過去作の感想↓
「腕貫探偵」
「腕貫探偵 残業中」「必然と言う名の偶然」「モラトリアムシアター」「探偵が腕貫を外すとき」
「帰ってきた腕貫探偵」
「逢魔が刻 腕貫探偵リブート」
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