はじめて人を好きになったときに読む物語=私だけの所有者:島本理生
ある男に所有されたアンドロイドとその後の「先生」呼ばれる人とのやり取り
はじめて家出したときに読む物語=ユーレイ:辻村深月
人生を終わらせるために家出した少女が隣の県の海辺で夜中に遭遇したのは事故死した少女?
はじめて容疑者になったとき読む物語=色違いのトランプ:宮部みゆき
ある事故がきっかけで並行世界と対峙することになった世の中と、それぞれの世界での家族のお話
はじめて告白したとき読む物語=ヒカリノタネ:森絵都
果敢にも幼馴染への4度目の告白をしようとする由舞だったが、過去の3回の告白をなかったことにした方が成功率が上がる気がして・・・そしたら、え?出来るの・・・??
と、YOASABIとのコラボで書き下ろしたらしい「はじめての」にまつわる短編集。YOASOBIHはそれぞれの物語に対応する楽曲を発表してるらしいです(そちらは未聴)。
この本出てたのは知ってて、辻村深月の名前があるので普通なら発刊時に買うんですが、書下ろしじゃない(既読作品)と勘違いしててスルーしてましたが、下記の「Another side of 辻村深月」読んで書下ろしと知って急遽購入しました。
どの作品も軽い短編でサクッと読めます。辻村さんのも、他のお三方の作品もなかなか楽しいですが、まあ軽食ですね。でも軽食は軽食の良さがあります←なんのこっちゃ・・・
1600円に対してコスパはとか考えなければ・・・・いや・・・・4人の中に誰か一人でも好きな作家がいるなら読んで損はないと思います。
軽食なりに美味しかった・・・じゃなく面白かったです。
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