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ビブリオ古書堂シリーズ・・・扉子編で3つ目、栞子さんシリーズからは通算10作目。
これまでの作品の感想↓
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分かれた夫の蔵書を相続権のある息子に継がせたいと言う相談。しかし夫の父、息子の祖父の杉尾=古本屋の主人はそれを古書市で売ってしまうと言う。そんな相談を受けた栞子さん、本人はイギリスへ行かねばならず・・・大輔は大輔で大変だし、扉子にある程度託して・・・そして古本市に臨む扉子は、相続権のある少年=1つ下の高校一年生恭一郎に出会う。杉尾の思惑も見えない中、古書市はいくつかのトラブルを扉子が解決しながら進み・・・そして、蔵書の行方は背後に千恵子(栞子の母)の影も見え隠れし・・・そんなですかね。
ダークヒーロー?ダークヒロインか。老婆になっても千恵子がきっちり君臨してて、新たな野望も。母になって懐が広くなった(?)栞子さんと生きの良い扉子に、恭一郎も加わった対決図式はなかなか興味深いです。今回の単独作品としても読み応えありますが、今後も楽しみです。
面白かったです。いや、非常にでも良いかなくらいかも・・・
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