花散歩

函館および道南の野山の花を中心に、観光、グルメ、温泉などを紹介しています。

マルバハッカ(丸葉薄荷)

2006年10月09日 | 山野草

ヤマブドウの近くの道路わきに、沢山咲いていました。

シソ科ハッカ属
道ばたや草地などに生える多年草です。ヨーロッパ原産のハーブ、アップルミントの名で栽培されているものの逸出帰化植物です。全体から清涼感のあるリンゴに似た甘い香りを放ちます。
高さ30~80cm、地下茎があり旺盛に繁殖します。葉は無柄、広楕円形、表面は葉脈に沿って著しいしわがあり、全体に白毛が密生します。花序は枝先に細長い花穂をつくり、葉が小型化した線形の苞葉あり、仮輪(花が輪状につく節位)は密集しています。
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ヤマブドウ(山葡萄)

2006年10月09日 | 山野草

函館山から駐車場まで戻る途中で見つけた「ヤマブドウ」です。
食べられるようですが、ちょっと高い所で手が届きませんでした。(残念)

ブドウ科 ブドウ属
林道の脇などの日当たりが良い場所に生育するつる性の木です。葉は互生し、浅く3裂して縁には浅い鋸歯があります。葉と対生して巻髭を出し、他の物に巻きつきます。
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コウライテンナンショウ(高麗天南星)の実

2006年10月09日 | 山野草

コウライテンナンショウの実が赤く色づいてきました。この写真は函館山のものですが、あちこちで鮮やかな奇妙な姿に出会えます。

サトイモ科 テンナンショウ属
主に湿った林内で生育し、5~6月に開花する多年草です。花のように見えるのは仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる部分で、その中に肉穂花序(にくすいかじょ)があります。仏炎苞は淡緑色から黒紫色と多様。茎の表面は普通、紫褐色の斑紋がありこれがマムシを連想させることから、マムシグサの名がついています。
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マルミノヤマゴボウ(丸実の山牛蒡)

2006年10月09日 | 山野草

函館八幡宮の近くで、鮮やかな紅色の花を見つけました。

ヤマゴボウ科 ヤマゴボウ属
山地の木陰などに生える多年草です。草丈1~1.5m程度。花は最初は淡紅色で、後から赤褐色に変化します。花の名は、果実が丸いことから名付けられました。
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トリカブト(鳥兜)

2006年10月09日 | 山野草

函館山のトリカブトです。盛りを過ぎて、少々お疲れ気味です。

キンポウゲ科 トリカブト属
山地の草原や林のふちなどに生える高さ40~100cmの多年草です。葉は有柄で掌状に3全裂します。無毛で葉質は厚く光沢があります。茎は直立して1mくらいになり、その先端に、10花ほど総状に付けます。根は特に猛毒のアルカロイドを多く含みます。花の形を舞楽でかぶる鳥兜に見立ててこの名が付きました。
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