花散歩

函館および道南の野山の花を中心に、観光、グルメ、温泉などを紹介しています。

載せそびれた林道の花

2009年05月26日 | 山野草
載せそびれて時期が少し遅れてしまった花達です。ボツにするのは可哀そうなので、どうぞ見てやって下さい。

オオバクロモジ(大葉黒文字)クスノキ科
クスノキの仲間は香気を持つ物が多いので、高級な爪楊枝に利用されます。

エゾキケマン(蝦夷黄華鬘) ケシ科
花は黄色の唇形で、後ろに距があります。
ムラサキケマンやエゾエンゴサクも同じ仲間です。

ホソバノアマナ(細葉甘菜)ユリ科
花の高さは10~25㎝程度で、直径1~1.5cmの白色地に緑色の縦の線が入る花を数個つけます。名前の通り弱々しい感じの花です。

コキンバイ(小金梅)バラ科
同じような黄色の花が咲いていましたが、コキンバイの葉は3裂しギザギザしています。

キジムシロ(雉筵)バラ科
鮮やかな黄色の花は、皆同じように見えてしまいます。和名の由来は、 花後に葉が大きく伸びて、キジが座って休めるようなむしろのように、座布団状にきれいに広がることからだそうです。

コミヤマカタバミ (小深山傍食)カタバミ科
折り畳まれたハート形の葉が特徴です。白い花弁にはピンク色っぽい筋が入っています。

センボンヤリ(千本槍)キク科
春と秋に別の姿の花を咲かせる不思議な植物です。
春にはタンポポに似た白い花を咲かせますが、秋に咲く花が閉鎖花で毛槍(けやり)に似ている事から名がつきました。