まだまだ先のことなのに、さすが“カブール”です。毎日のように少しずつ10月15日(日)公演チケットが売れています。札幌カブール会としてはとても嬉しいことです。チケット無くしないで下さいね。このぶんだと早い内にチケット完売となり、当日券が無いということになるかも知れません。是非聴きたいという方ははお早めにチケットをお求め下さい。
↓はカブールのチラシ裏面の説明文です。
☆チャランゴの巨匠 ERNESTO CAVOUR 13年ぶりの来日公演
2006年秋、フォルクローレ(アンデス地方の「民族音楽」)の世界的なチャランゴ奏者エルネスト・カブールが、南米ボリビアから13年ぶりの来日をします。1980年の初来日以来、自らのコンフントを率いてたびたび来日、日本全国に数多くのファンを作ってきました。また、明治時代の同和問題を扱った映画「橋のない川」(東陽一監督/91年)の音楽を担当したことでも、よく知られています。しかし、その上映記念コンサートを最後に、近年、日本にその姿を見せることはありませんでした。
そのカブールが、満を持して13年ぶりの来日を果たします。日本のフォルクローレ・ファンには、待ちに待った来日でしょう。「音楽的には、今が一番充実している」と自らが語るその独特の境地を、今から楽しみにせざるを得ません。
☆天才の輝きはソロ演奏から
カブールが海外公演に出かける場合、ヨーロッパや北米へは、ほぼひとりで出かけます。国際的音楽祭での招待演奏も、すべてチャランゴの独奏と弾き語りで、その圧涛Iな存在感を示しています。1000人を越えるようなクラシックホールは、カブールの奏でるチャランゴのきらめきで満ち
あふれ、その場に居合わせた聴衆は、一期一会の瞬間、まさに至福のひとときを経験するのです。
ケーナの奏でる「コンドルは飛んでゆく」に酔いしれるのも良いものですが、今回の来日では、インスピレーション溢れるカブールの独奏に、どうぞため息をついてみてください。
☆木下たかあつ尊惇「ルス・デル・アンデ(アンデスの光)」リーダー
今回の来日では、フォルクローレ・ギタリスト木下尊惇がツアーに同行します。高校在学中、カブールにその才能を見出されボリビアに渡り、カブールのギタリストとして活躍してきた木下は、カブールの音楽のみならず、思想や人となりをも理解した、いわば同志のひとりです。ギター伴奏のみならず、語りや言葉の通訳者としても、これ以上の適任者はいないでしょう。ボリビアの演奏家たちにも大きな影響を与えた「伝説の」デュオが、今回の日本公演で復活します。
カブールは日本が大好きです。日本の風景も、日本食も、そして何よりも日本の人々が大好きなのです。13年ぶりの訪日を、カブールも今から楽しみにしています。そして私たちも、日本各地で繰り広げられるであろうパフォーマンスと共に、カブールが再びこの地に降り立つ日を、心待ちにしています。
☆誰が予想しただろうか!
憧れのカブールが札幌に来るなんて!フォルクローレ界最後の重鎮チャランゴのマエストロ(巨匠)と云われている彼はアンデス・ボリビアの大衆音楽を件pの域まで高め世界各国に多くのファンを持っています。
チャランゴの巨匠・チャランゴの神様・チャランゴの天才・チャランゴの魔術師などと呼ばれるカブールは、自らを「フォルクロリスタ」と呼ぶ。公文書類の職業欄にも「フォルクロリスタ」と明記するのである。
「フォルクローレを実践する者」というこの言葉は、カブールの哲学を最も的確に象徴するものである。「チャランゴはオモチャだよ。」「チャランゴを練習すれば、遊ぶことが上手くなるのさ。」と豪語する彼は、どこまでも民衆を愛し、そして大衆を信じる。
「文化の担い手というのは、件p家でもなければ時の権力者でもない。本当の文化は、あくまでも普通の生活から芽を吹き、自然に大きく育っていく。そしてそのきっかけは、実にたわいもないものなのだ。」 人間不信に陥ってしまうような出来事が多発する今の世の中、あくまでも人間を愛し、人々の生活と共に生きるフォルクロリスタ、エルネスト・カブールの音楽は、世界に愛を取り戻す、最も優れた哲学のひとつなのかもしれない。
2006年秋、エルネスト・カブールがやってくる。すべての称号を脱ぎ捨てて、素顔のままでやってくる。彼の愛するチャランゴと、彼no愛するフォルクローレと、彼の愛する人々のために、語り、奏で、歌い・・・、そして、きっと私たちを幸せにしてくれるに違いありません。札幌カブール会
http://wind.ap.teacup.com/cavour/