http://www.bbc.com/news/world-asia-32494628?ocid=global_bbccom_email_28042015_top+news+stories
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NPO法人どさんこ海外保健協力会は1994年に設立され、以来、ネパール、カンボジア、東日本大震災の被災地に医療従事者を派遣し、地域保健の活動を行っています。ネパールでは2011年より楢戸健次郎医師を派遣し、ネパール西部の農村地域にある病院での公衆衛生活動の支援をしております。
4月25日ネパールを襲った地震により首都カトマンズを中心に多大な被害が伝えられています。当会ネパール駐在員の楢戸健次郎医師は現在、日本に一時帰国中であったため、早急にネパールに戻って支援活動を行うべく、準備しております。まだ活動の詳細は決まっていませんが、理事会(メール上)でも、会として全力で支援していくことを決定しました。ネパールで被災された方々のため、みなさまのご支援が必要です。どうぞよろしくお願いします。
ご賛同いただけましたら、下記、ゆうちょ銀行、又は郵便振替への振込みにてのご協力を何卒よろしくお願いします。
<ゆうちょ銀行>
九七八支店 普通預金 1308234 どさんこ海外保健協力会
(会からの領収書等送付希望にはお答えできません)
<郵便振替払込>
口座番号 02740≠X≠P1929 どさんこ海外保健協力会
(会からの領収書、資料、報告、送付希望の方はその歯・込用紙にお書き願います)
2015年4月26日
特定非営利活動法人 どさんこ海外保健協力会
代表理事 大泉 樹
=============================
※その後、迅速にネパール入りをした楢戸先生からの報告↓
楢戸先生からの第一報届きましたので、転送します。 おおとも
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
皆さんのお祈り、ありがとうございます。
無事ネパールに着きました。
カトマンズからの報告です。(第一報、4月29日、水曜日)
1。昨日の出来事。
27日夜羽田発シンガメ[ル航空MI412便搭乗。28日朝シンガメ[ルで、シルクエアに乗り換え現地時間午後2時過ぎ無事カトマンズ空港着。飛行機の搭乗率は4割程度。TBS3名,国境なき医師団2名、後数名の日本人を見る。外国人に交じり、十名程度の家族を心配して帰国するネパール人に会う。カトマンズ飛行場混雑とのこと、上空で1時間旋回待機。雨の中の到着。飛行場は出国を待つ人たちで混雑している様子がわかる。飛行場の建物、外からは損害はないように見える。なかで一部通路、壁などに亀裂が確認できた。入国側は人もまばらで、スムースに流れる。荷物もいつもより早く出る。出口近くで一昨日日本をたった救援隊の一行に出会う。昨日、飛行場混雑で到着できず一日遅れになったようだ。出口外側でJICA
清水所長、職員、大使館職員が忙しく対応している。わたくしは懇意にしている旅行会社NEXのラジュ社長の出迎えを受け、その車で雪崩で負傷し入院している札幌出身の小畑ともこさんを病院に見舞う。両下腿骨折とのことでICUにおられた。全身状態は良好で、安心。医師の話ではもう数日様子を見て帰国も可能ではとのこと。たまたま大使館医務官山形先生も見舞いに来られ、先生の車で大使館へ。情報を伺い、今後の日本人医療従事者の受け入れなどについて意見交換する。途中、徳洲会救援チームの4人と大使館出会い、彼らはバクタプールの岩村記念病院で、これから本体到着し3、4週の救援活動を考えているようだが、情報、意見交換をする。その後、雪崩で亡くなられた日本人が安置されているトリブバン大学病院霊安室�!
�医務官、領事部の人と尋ね、日本への搬送までの処遇についてお願いをする。大使館に戻り、さらに今後の対応について意見交換。
大使館を出て、マンバワンの我が借家へ。大家さんが額に落ちてきたもので少し挫傷したが元気。後の人的被害なし。物的被害は屋上のタンクが唐黶A水が出ない。頼んでいるが人がいないとのこと。後は電機、インタネット、水問題無いようで明日からこちらで生活することにする。3月中旬から研修中の自治医大の学生も元気、食事は大家さん宅でしているとのこと。我が家の2、3階2、3の本棚は唐黷スがあとは問題なし。それも南北に設置された棚だけが唐黷トいた。その後パタン病院を訪ねる。被害を受けた方を受け入れるため、テントが3棟ばかり設置され、受付もあり。救急室も見て回る。普段より病人が少ない。6時過ぎ、ラジュ社長宅へ。テレビ等から情報を集め、明日の計画を練る。9時前、床へ。(ラジュ社長宅泊り)
2。昨日28日の印象。
マグニチュード7,9、日本で見ていた報道、などで予想したより、インフラははるかに保たれている。カトマンズ飛行場が使える。カトマンズの市内の道路ほぼ問題なし。家屋も大通りを車で通り観察した限りでは95?8%悼ワぬかれている。唐黷スのは寺院などの古い建物と、主に外壁など。
車が通っている。公共バスも動いている。人は普段の2、3割。商店は9割以上閉まっていた。ただ空いている食料品店などの棚にはかなりのものがある。買い占めはないようだ。インドからの道路も確保されているのか、ガソリンスタンドに並ぶ車もそれほどではない。公園、空き地などにテントは張られているが、人はまばら。余震は27日はあったようだが、28日はなし、私が到着してからは体感する余震なし。
日本からの救援を受ける、ネパール側の受け皿がまだはっきりしない。大使館、JICA,NGOなどすべてをまとめてALL Japanでするというのは難しそうだ。昨日までの情報ではUNのもとに一 本化してネパールへの救援を行う。
カトマンズ市内の医療機関は人は足りているようだ。市外、郡部が大変と聞く。
3。検討課題。
日本からの救援、ヒト、モノ、お金をどのように受け、どのように配置し、どのように使っていただくのが、来られる方、ささげてくださる方のお気持ちを生かす、また困窮しているネパールの方々に喜んでいただけるのか。
医療活動は、既存の病院で手伝うという形でするのか、自分たちで仮設診療所などを立ち上げてするのか、その場合、単独か、協同でか。
救援に入ってこられた方々の日々の情報交換をどうするか。
4。29日の予定。
車を1日借り上げHDCS,JICA,アナンダバン病院、その他出来るだけカトマンズ市内の施設を見て、人に会い、情報を集め、意見を聞き、今後日本から救援に来られる方々にどこで、どのように働いでいただくか検討する。
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NPO法人どさんこ海外保健協力会は1994年に設立され、以来、ネパール、カンボジア、東日本大震災の被災地に医療従事者を派遣し、地域保健の活動を行っています。ネパールでは2011年より楢戸健次郎医師を派遣し、ネパール西部の農村地域にある病院での公衆衛生活動の支援をしております。
4月25日ネパールを襲った地震により首都カトマンズを中心に多大な被害が伝えられています。当会ネパール駐在員の楢戸健次郎医師は現在、日本に一時帰国中であったため、早急にネパールに戻って支援活動を行うべく、準備しております。まだ活動の詳細は決まっていませんが、理事会(メール上)でも、会として全力で支援していくことを決定しました。ネパールで被災された方々のため、みなさまのご支援が必要です。どうぞよろしくお願いします。
ご賛同いただけましたら、下記、ゆうちょ銀行、又は郵便振替への振込みにてのご協力を何卒よろしくお願いします。
<ゆうちょ銀行>
九七八支店 普通預金 1308234 どさんこ海外保健協力会
(会からの領収書等送付希望にはお答えできません)
<郵便振替払込>
口座番号 02740≠X≠P1929 どさんこ海外保健協力会
(会からの領収書、資料、報告、送付希望の方はその歯・込用紙にお書き願います)
2015年4月26日
特定非営利活動法人 どさんこ海外保健協力会
代表理事 大泉 樹
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※その後、迅速にネパール入りをした楢戸先生からの報告↓
楢戸先生からの第一報届きましたので、転送します。 おおとも
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皆さんのお祈り、ありがとうございます。
無事ネパールに着きました。
カトマンズからの報告です。(第一報、4月29日、水曜日)
1。昨日の出来事。
27日夜羽田発シンガメ[ル航空MI412便搭乗。28日朝シンガメ[ルで、シルクエアに乗り換え現地時間午後2時過ぎ無事カトマンズ空港着。飛行機の搭乗率は4割程度。TBS3名,国境なき医師団2名、後数名の日本人を見る。外国人に交じり、十名程度の家族を心配して帰国するネパール人に会う。カトマンズ飛行場混雑とのこと、上空で1時間旋回待機。雨の中の到着。飛行場は出国を待つ人たちで混雑している様子がわかる。飛行場の建物、外からは損害はないように見える。なかで一部通路、壁などに亀裂が確認できた。入国側は人もまばらで、スムースに流れる。荷物もいつもより早く出る。出口近くで一昨日日本をたった救援隊の一行に出会う。昨日、飛行場混雑で到着できず一日遅れになったようだ。出口外側でJICA
清水所長、職員、大使館職員が忙しく対応している。わたくしは懇意にしている旅行会社NEXのラジュ社長の出迎えを受け、その車で雪崩で負傷し入院している札幌出身の小畑ともこさんを病院に見舞う。両下腿骨折とのことでICUにおられた。全身状態は良好で、安心。医師の話ではもう数日様子を見て帰国も可能ではとのこと。たまたま大使館医務官山形先生も見舞いに来られ、先生の車で大使館へ。情報を伺い、今後の日本人医療従事者の受け入れなどについて意見交換する。途中、徳洲会救援チームの4人と大使館出会い、彼らはバクタプールの岩村記念病院で、これから本体到着し3、4週の救援活動を考えているようだが、情報、意見交換をする。その後、雪崩で亡くなられた日本人が安置されているトリブバン大学病院霊安室�!
�医務官、領事部の人と尋ね、日本への搬送までの処遇についてお願いをする。大使館に戻り、さらに今後の対応について意見交換。
大使館を出て、マンバワンの我が借家へ。大家さんが額に落ちてきたもので少し挫傷したが元気。後の人的被害なし。物的被害は屋上のタンクが唐黶A水が出ない。頼んでいるが人がいないとのこと。後は電機、インタネット、水問題無いようで明日からこちらで生活することにする。3月中旬から研修中の自治医大の学生も元気、食事は大家さん宅でしているとのこと。我が家の2、3階2、3の本棚は唐黷スがあとは問題なし。それも南北に設置された棚だけが唐黷トいた。その後パタン病院を訪ねる。被害を受けた方を受け入れるため、テントが3棟ばかり設置され、受付もあり。救急室も見て回る。普段より病人が少ない。6時過ぎ、ラジュ社長宅へ。テレビ等から情報を集め、明日の計画を練る。9時前、床へ。(ラジュ社長宅泊り)
2。昨日28日の印象。
マグニチュード7,9、日本で見ていた報道、などで予想したより、インフラははるかに保たれている。カトマンズ飛行場が使える。カトマンズの市内の道路ほぼ問題なし。家屋も大通りを車で通り観察した限りでは95?8%悼ワぬかれている。唐黷スのは寺院などの古い建物と、主に外壁など。
車が通っている。公共バスも動いている。人は普段の2、3割。商店は9割以上閉まっていた。ただ空いている食料品店などの棚にはかなりのものがある。買い占めはないようだ。インドからの道路も確保されているのか、ガソリンスタンドに並ぶ車もそれほどではない。公園、空き地などにテントは張られているが、人はまばら。余震は27日はあったようだが、28日はなし、私が到着してからは体感する余震なし。
日本からの救援を受ける、ネパール側の受け皿がまだはっきりしない。大使館、JICA,NGOなどすべてをまとめてALL Japanでするというのは難しそうだ。昨日までの情報ではUNのもとに一 本化してネパールへの救援を行う。
カトマンズ市内の医療機関は人は足りているようだ。市外、郡部が大変と聞く。
3。検討課題。
日本からの救援、ヒト、モノ、お金をどのように受け、どのように配置し、どのように使っていただくのが、来られる方、ささげてくださる方のお気持ちを生かす、また困窮しているネパールの方々に喜んでいただけるのか。
医療活動は、既存の病院で手伝うという形でするのか、自分たちで仮設診療所などを立ち上げてするのか、その場合、単独か、協同でか。
救援に入ってこられた方々の日々の情報交換をどうするか。
4。29日の予定。
車を1日借り上げHDCS,JICA,アナンダバン病院、その他出来るだけカトマンズ市内の施設を見て、人に会い、情報を集め、意見を聞き、今後日本から救援に来られる方々にどこで、どのように働いでいただくか検討する。
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