た む し ば

引越blogで、リンク切れも多々あるようです。古い記事もありますが記録ということでそのままで^^

本物・ニシン漬けレシピ

2019-11-20 | ノンジャンル
メシ通 https://www.hotpepper.jp/mesitsu/


☆ニシン漬けの作り方 留萌 田中青果
https://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/hadakadenkyu/18-00078

10キロ分

キャベツ 7kg
大根(干したものか塩漬けしたもの) 3kg
ニンジン 1~2本
身欠きにしん(本乾) 500g
塩、ザラメ、米麹 各260g(野菜の総分量に対して2.6%)
鷹の爪 適量


①キャベツは「寒玉」を大き目にザクザク切るべし!

ャCントは寒玉キャベツ(冬キャベツ)を使うこと。
これだけでも味わいが全然違います。

大きめにざく切りにして、水を通すように洗うといいそうです。


②大根は干すか、塩漬けしたものを使うべし!

干したほうが甘みが増すんですって。
干せない場合は塩漬けにして、水分が抜けたものを乱切りにしてください。

田中青果では、それぞれの材料を事前に漬けるそうです。
本漬けする前にそんな工程があったとは。
おいしさのヒミツですね。

③本乾の身欠きにしんを「米のとぎ汁」で戻すべし!

本乾とは、字の通り、完全に乾いたカチカチのにしんのこと。
乾燥がしっかりされていないものを使うと、生臭くなってしまうので要注意!

うろこはなんと、「荒め」に取り除くのが良いそうです。
少し残っているくらいがベストなんて、奥が深い。

さらに、「米のとぎ汁」で1~2日戻すのもャCント!
北海道の人でも水で戻している家庭が多いようです。

米ぬかでにしんを戻すことで、「発酵のスターター」になるんですって。

プロの技を盗んじゃいましょう。


④仕込み分量は食材の2.6~3%

塩、米麹、ザラメをそれぞれ、この分量用意する!
これが黄金比なんですって。

いや~、すごいこと聞けたんじゃないですか?

⑤重さを変えて漬けるべし!

たるにキャベツ、大根、にしん、千切りにしたニンジン、刻んだ鷹の爪、調味料の順で詰めます。「層」にしていくんですね。たる、お持ちですよね?



15kgの重しで漬けはじめ、
10日ほど経ったところで、10kgに。
さらに10日ほど経ったところで5kgに。
そのまま保存!

日数に合わせて調整することがャCントです。
約3週間ほどで食べられるようになります。


⑥水は絶対に捨てるべからず!

漬けていくと、このように水分が出てきます。
これを「捨てる人」がいるんですって。

それは絶対にやってはいけないNG行為!
たるから流れ出る分は、そのままに。
ヒタヒタの状態でも全く問題ありません。

むしろこの水分は、
食材を悪い菌から守ってくれているそうです。

⑦かき混ぜるなかれ!
 ようやく完成しても、ここで台無しにしてしまう人が!
底からかき混ぜると、手の温度が伝わり、発酵が進んでしまいます。

気になって手で混ぜてしまう人、多いんですって。

せっかく「層」になっているので、上から順に。
食べる分だけを少しずつ混ぜるのがャCントです。



最高の「にしん漬け」を召し上がれ

田中青果の亡くなったおばあちゃんが、
「にしん漬けの名人」と呼ばれていたそう。
お店が目指したのはその味。
しかし、残されたレシピは、
「塩を手のひらで何杯」など、完全な目分量。

何年も何年もかけて、全国に流通できるほどに育てたのが、
田中 美智子さんなのです。

正直、ここの「にしん漬け」を食べると、
「自分でこんなの作れない」と思ってしまいます。

(作り方を紹介しておいてなのですが……)
 皆さんも「にしん漬け」のとりこになって!
ホント、驚きますから、「にしん漬け」のおいしさ。
どうですか? 食べたくなってきたんじゃないですか?

日本酒、焼酎、ビール。何でもガッツリ合いますよ?

ということで。みなさん、次のシーズンはおいしい「にしん漬け」、作っちゃってください。


そして、田中青果の漬物を是非!
お取り寄せ、可能です!
丸夕 田中青果

住所:北海道留萌市栄町2丁目3-21 
電話番号:0164-42-0858 
営業時間:10:00~18:00
定休日:不定休 
ウェブサイト:http://www.yanshu-tanaka.co.jp/