浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

我れ食べず人に施す母の愛
幼き我に布施教えらる

煩悩即菩提

2013-05-27 02:22:46 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

             ~ 恩師の御著書「真理を求める 愚か者の独り言」より ~


           不浄なる肉の身があってこそ悟らせてもらえる

           古来、肉体は不浄なるものを詰め込んだ皮袋にたとえられました。

           目から目糞、耳から耳糞、鼻から鼻糞、皮膚から汗アカ、

           下からは大小の排泄物というふうに汚いものがこの皮袋に

           詰め込まれているのですが、この不浄なる肉体があってこそ

           私たちは悟らせていただけます。

           肉体を持ちながら、その肉体や五感にとらわれないということは、

           心がそれだけ自由自在であり、泥に汚れることのない

           あの蓮の花と同じである。
  

                      ~ 感謝・合掌 ~










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