恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より
第六章 人類滅亡を救う奇跡と癒しの秘密
現代によみがえるイエスの奇跡
そういう自覚と有り難さと、そして厳かな気持ちから、
非常に満足して喜びと平安に満たされた心でおります。
しかも、その「現象」が実は神の証しである
「現証」であるということを十分に知っています。
だから、神との約束であれば、
それを果たしていく以外に生きる道がないようです。
かつては多くの過ちを犯してきたこの身であっても、
厳しい反省を通して悪を止め、善を作ることにより、
この世に生を享けた意味と、
お役目ということをはっきりわからせていただきました。
いくら頭で天の理想を理解していても、
この肉の身にそれを体現できなくては、
この地上の生活はよくなりません。
雲の上から降りたら、
今度は神様の愛の心を自分の肉体を通して行為として
具現していく必要があると思います。
ただ、病気を治すだけではありません。
病気を治すのは、あくまでも方便です。
神癒とは、
私たちの一人一人が生まれてきた目的や心の正しい在り方に
気付くために手段の一つであり、
大自然の法則と神の御心に沿った生き方を実践するための
きっかけにすぎません。
最終的な癒しは体だけでなく、
心までも安らぎと至福感で満たし、その人の心を救うものです。
心が救われてこそ癒しは成功したと言えます。
神の御心とはどういうものかを述べ伝えていかなくては
ならないと思います。
ただ言葉や理論だけでなく、
生活の中で神の御心を日々実践し行う努力を続けながら、
自ら人々のお手本として示し現わしていかなくてはなりなせん。
宗教は信じますか、とよく聞かれます。
「宗教は信じません」なぜですか。
「宗教は人が作ったもので神がお作りになったものでないからです」
神は信じますか「神は常に私とともにあられます」
宗教組織はつくりませんか。
「死ぬまでつくりません」後継者はどうしますか。
「私のような厳しい生活を人に強いることはできません」また、
誰もできないでしょう。