昨年、北穂高登頂し、山頂から目の前に広がる槍ヶ岳の雄大な雄姿に、
翌年は槍ヶ岳かな、と一人、心に決めた。
しかし中々一緒に行く人が見つからず、
一人で行くか?
それでもいいが二泊三日の長い行程になるので、
ずっと話し相手がいないのは、つまらな過ぎる。。
う〜ん、どーしよ、、悶々としてた。
そんな中、突然、行こうとしてた9月前半の一ヶ月ほど前に
山の会の仲間から連絡がきてKさんが槍ヶ岳登りたがってる、
確か貴方も行きたがってたよね?
と行きたい者同士を結びつけてくれる連絡をくれた旧知の仲間と
3人で急遽、計画がまとまった。
ただ結局、結びつけてくれた仲間は仕事の関係で参加出来なくなり、
まだあまり馴染みのない新人の若いKさんと二人で行く事になった。
事前に3人でトレーニング登山と称して塔の岳登山を行なったが
真夏の塔の岳は思いの他、過酷で、
Kさん以外はバテバテでいつも6時間で登って降りてくる塔の岳が、
3時間も余分にかかってしまったほどに悲惨さ。
Kさんは亀のようにノロノロ進む私らを優しく待ってくれ続けてくれたが、
本当にこいつらは槍ヶ岳なんて登れるのであろうか?
そう不安を感じていたに違いない。
だって何より自分が本当にこの体たらくで槍ヶ岳に登れるんだろうか???
不安になった。
槍ヶ岳もコースによっては上級者でないと登れないコースが多数あるが、
私らが選んだコースは一番難易度が低い初心者でも登れるコース。
(いや、でも初心者といっても完全な初心者では無理であろう、
あくまで北アルプス初心者ということであろう)
上高地を出発して槍沢ロッジで一泊。ここまで標高差300mを登る。
そして翌日、標高差1300mを登り槍の肩にある山荘に到着。
ここで荷物をデポして穂先に登る。帰りは新穂高ロープウェイ駅迄、標高差2000mを下るルート。
詳しい山行記録はヤマレコや、山の会の報告書に何度も書いたので。
ここでは詳細は省くが意外だったのは、トレーニング登山で、
余裕しゃくしゃくで登ってたKさんの方が槍の肩に向かう最後の登りで何度もバテた、、、
と辛そうに休みがちになった事だ。
私の方が足を引っ張るのではないか?と心配してたのに意外だった。
多分、Kさんは軽い高山病になってしまったせいなのかな?と思われる。
高所恐怖症の自分は、今回の山行で一番の心配は
「槍の穂先に登れるんだろうか?」
何だったら登るのは止めておいた方がいいのかも、、、
と高度感溢れる穂先に登るのを躊躇してたのだ。
穂先に登る時にガスって周りが何にも見えなきゃいいのに!
そう思っていたら、何と!その通りになった!
最高にラッキー!

山頂で景色が全く臨めずにボヤく他の登山者を尻目に、
ごめんなさいよ、何も見えなくて喜んでいる人間がここにいる事を
心で詫びながら足早に山頂を後にした。
槍ヶ岳山荘は単なる山小屋ではないぞと驚いたのが、
手作りのお菓子をあの3000m超す山の上で色々作っているのだ。
クロワッサンも焼いてるのは知ってたが、美味しいフルーツフィナンシェと
注文後にドリップしてくれたコーヒーで台風の最中、穂先登頂出来ない時間をまったり過ごした。
そしてこの山荘のスタッフは英語も堪能な事にも驚いた。
決められた文言なら暗記しておけば話せるかもしれないが、
充電コーナーでの客のモバイルバッテリー取り違いというイレギュラーの事態を
英語でもアナウンスしており、
いや、このスタッフは本当に英語が話せる人なんだと驚いた。
そういえば山荘に登っていく途中にすれ違った20人以上の中国人ツアー団体や、
下りでも欧米人のツアー客15人程度の団体にもすれ違い、
外人もこんな所迄、来るんだ〜!?と驚いたんで、
外人対応出来るスタッフも不可欠なのか。
そう台風13号が向かってくる最中、何とか行って帰ってこれました。
翌年は槍ヶ岳かな、と一人、心に決めた。
しかし中々一緒に行く人が見つからず、
一人で行くか?
それでもいいが二泊三日の長い行程になるので、
ずっと話し相手がいないのは、つまらな過ぎる。。
う〜ん、どーしよ、、悶々としてた。
そんな中、突然、行こうとしてた9月前半の一ヶ月ほど前に
山の会の仲間から連絡がきてKさんが槍ヶ岳登りたがってる、
確か貴方も行きたがってたよね?
と行きたい者同士を結びつけてくれる連絡をくれた旧知の仲間と
3人で急遽、計画がまとまった。
ただ結局、結びつけてくれた仲間は仕事の関係で参加出来なくなり、
まだあまり馴染みのない新人の若いKさんと二人で行く事になった。
事前に3人でトレーニング登山と称して塔の岳登山を行なったが
真夏の塔の岳は思いの他、過酷で、
Kさん以外はバテバテでいつも6時間で登って降りてくる塔の岳が、
3時間も余分にかかってしまったほどに悲惨さ。
Kさんは亀のようにノロノロ進む私らを優しく待ってくれ続けてくれたが、
本当にこいつらは槍ヶ岳なんて登れるのであろうか?
そう不安を感じていたに違いない。
だって何より自分が本当にこの体たらくで槍ヶ岳に登れるんだろうか???
不安になった。
槍ヶ岳もコースによっては上級者でないと登れないコースが多数あるが、
私らが選んだコースは一番難易度が低い初心者でも登れるコース。
(いや、でも初心者といっても完全な初心者では無理であろう、
あくまで北アルプス初心者ということであろう)
上高地を出発して槍沢ロッジで一泊。ここまで標高差300mを登る。
そして翌日、標高差1300mを登り槍の肩にある山荘に到着。
ここで荷物をデポして穂先に登る。帰りは新穂高ロープウェイ駅迄、標高差2000mを下るルート。
詳しい山行記録はヤマレコや、山の会の報告書に何度も書いたので。
ここでは詳細は省くが意外だったのは、トレーニング登山で、
余裕しゃくしゃくで登ってたKさんの方が槍の肩に向かう最後の登りで何度もバテた、、、
と辛そうに休みがちになった事だ。
私の方が足を引っ張るのではないか?と心配してたのに意外だった。
多分、Kさんは軽い高山病になってしまったせいなのかな?と思われる。
高所恐怖症の自分は、今回の山行で一番の心配は
「槍の穂先に登れるんだろうか?」
何だったら登るのは止めておいた方がいいのかも、、、
と高度感溢れる穂先に登るのを躊躇してたのだ。
穂先に登る時にガスって周りが何にも見えなきゃいいのに!
そう思っていたら、何と!その通りになった!
最高にラッキー!

山頂で景色が全く臨めずにボヤく他の登山者を尻目に、
ごめんなさいよ、何も見えなくて喜んでいる人間がここにいる事を
心で詫びながら足早に山頂を後にした。
槍ヶ岳山荘は単なる山小屋ではないぞと驚いたのが、
手作りのお菓子をあの3000m超す山の上で色々作っているのだ。
クロワッサンも焼いてるのは知ってたが、美味しいフルーツフィナンシェと
注文後にドリップしてくれたコーヒーで台風の最中、穂先登頂出来ない時間をまったり過ごした。
そしてこの山荘のスタッフは英語も堪能な事にも驚いた。
決められた文言なら暗記しておけば話せるかもしれないが、
充電コーナーでの客のモバイルバッテリー取り違いというイレギュラーの事態を
英語でもアナウンスしており、
いや、このスタッフは本当に英語が話せる人なんだと驚いた。
そういえば山荘に登っていく途中にすれ違った20人以上の中国人ツアー団体や、
下りでも欧米人のツアー客15人程度の団体にもすれ違い、
外人もこんな所迄、来るんだ〜!?と驚いたんで、
外人対応出来るスタッフも不可欠なのか。
そう台風13号が向かってくる最中、何とか行って帰ってこれました。