新しく来た上司の人、
変わった苗字の人で中々名前を覚えられず、
やっと覚えて、何度もその人と話すたびに ○○さんっ!を連呼していたにもかかわらず、 どうやら、その変わった苗字の読み方が違っていたらしい。。。
他の同僚が、「△○さん」と、その人の事を違う苗字で呼んでいたから、
自信を持って、 「それは違うよ!○○さんだよっ!」 と修正してあげたら、
「だって、お行じゃなく、か行にこの人の名前があったから、 △○さんだよ!」
という同僚にさらに、
「それは登録した人が間違えたんだよ!
だってワタシは、いつもその人を呼ぶとき、
○○さんて、呼んで、直されたことないし、 周りの人だって、皆、○○さんて、呼んでいるよっ!」
と、その当事者のいないところで議論していたが、
どうやらワタシが違っていることが濃厚のようなので、 本日、恐る恐る、その上司に、
「あの、、ずっと間違えてお名前お呼びしててすみません、、、」 と詫びると、
「あぁ、よく間違えられるんですよ。」
と爽やかに笑顔で返されたんで、
「いやぁ、間違えていると言ってくださいよ~」
と、こっちも負けずに笑顔で返してみたら、
「いや、よく間違えられるんで、まぁ、いいかなと、、、」
と、彼はいつも、この名前の読み方の間違いを『直さない!』らしい。
う~ん、こだわらない人だ。
世間では、名前を間違えると、ムッとして怒りだす人が多い中、
なんて、こだわらない人だ、
ちょっとした驚き。
こういう人は、かつて高校の時のクラスメートの男の子以来だ。
先生に苗字の読み方を聞かれ、
「あ、どっちでもいいです」と、答えた、K君以来なのだ。
ただ、こういう人は価値観が自分と合うところがあるのだが、
やっぱり、他の話をしていて、やっぱり、大事にしているものが、
同じである人間のようで、ちょっと嬉しかった。