茨城から八ヶ岳南麓へどどんぱっ

今までのタイトルがブログの内容に合わなくなってきたので、模様替え。

きっと日本一!の境町利根川大花火大会が生まれた理由

2023-08-06 19:32:21 | Weblog
よく自殺した芸能人のニュースを報道した後に最後に表示される「命の電話」の連絡先。
死にたいと考えてる人がいたら、ここに電話せよ、そういう自殺防止の為だが、
私は、死にたい人いたら、夜空の花火、それも山﨑煙火さんが上げるような芸術花火を見る方が
よっぽど自殺防止になるんじゃないのかなぁ、、そう思うのだ。

ポカンとひたすら煌めく光の氾濫、躍動を無我夢中で観続ける事で生きる希望が湧いてきそうな気がしてならないのだが、
それは私が本当にそういった立場になった事がないからなのかな、とも思ってたが。

最近ネットで花火マニアの方の記事を読んだ。
東日本大震災で被災し絶望の中、たまたま見た花火で生きる元気をもらえたからと、
それからずっと花火を見続けて花火マニアになったとの事だった。

そうか、やっぱり花火は生きる元気を貰える希望の光になり得るのだ、
私が思ってることはあながち間違ってはなかったのだ。

その花火マニアの方が全国100以上の花火大会を見た中でナンバーワンに推したのが
境町の利根川大花火大会。
ネットでオススメ花火大会を検索しても中々、この花火大会を推する情報がない中、
やっぱり、そうだよね、ちゃんと気づいてる人はいるんだね。

そもそも、この打上規模、美しさ、日本一と思われる境町の花火大会がここまでノーマークなのは、
歴史が浅いからと思われる。
私自身も茨城県民であるが境町みたいな小さな町でそんな素晴らしい花火大会をやっていたとは
夢にも思ってなかった。

会社の同僚に境町の花火大会凄い!と教えても、やはり茨城県民である同僚も大体、境町って、何処?
と聞いてくるほど無名の町。

この境町の花火大会は35回もやってるから歴史はある様だが、昔は3000発程度の小さな花火大会だったらしい。
それがほんの数年前から2万発〜3万発の国内屈指の規模にガラッと変貌したらしい事も最近知った。

その変貌は何故?
そして境町みたいな小さな町には協賛企業たる大手のスポンサーもいないはずだが、
何故、こんな凄い花火大会を開催してるのだ?
ず〜と気になっていた。

本日、その答えを見つけた!
答えは町長だった。
8年前に就任した橋本町長、彼の手腕だった
全国でも下位に低迷する赤字自治体の境町。
それを立て直す為に様々な施策を打った。
ふるさと納税で税収を増やし、境町の知名度を上げる為、地元の花火業者ではなく、
内閣総理大臣賞をとっている実力花火業者を集める大花火大会に変革したと語っていた。
(でもメインプロデューサーである山﨑煙火さんは地元茨城よ)

この話を聞いて、この町長、境町は神戸株式会社と言われた神戸市と同じ
自ら経営する凄い自治体なんだと知った。

この花火大会はふるさと納税でも有料観覧席を扱っているし、
席の付いてない単純な寄付もあったけど、きっと多額の寄付すれば
有料観覧席の一番イイ場所の協賛者の席を用意してくれるんだろう。

旅行会社のツアーもある花火大会なので、いずれ知名度が広がり
日本一の花火大会と国民の共通認識になる日も遠くないと思われる。

そもそも先日開催された長岡花火の動画がyoutubeでいつも見てる山﨑煙火さんの花火大会の後に
勝手に流れてきたので見るも10分が限度、、、
これが商業花火ってやつか。いや、これ以上見る必要ない、、と早々と切断。

ただその後もしつこく何度も出てくるので否応なく見ざるをえず、
ずっと見てると所々にはイイ花火が登場してきて、
この花火の色、形、これは日本一の野村花火工業だろう、
というのも登場してた。
最近は花火の色や形で一部の花火業者を見分けられるようになってきた。
毎日、花火映像を観てる成果であろう。

ただ、境町利根川大花火大会は最初から最後まで全てウットリ見入る芸術ショーで、
何一つ失望するような質の悪い花火はない。
だってほとんどが芸術性に長けた山﨑煙火さんが上げてるからね。

花火マニアの人が山﨑社長に会った時、雲の上の憧れの人に会えた!
と感動してたが、
そうだ、私も雲の上の憧れの方にお会い出来たんだ!
もっと感謝せねば、改めてそう思った。
生の花火に関するお話を色々聞けたのだから凄いことだったのだ。
私だけの幸せな財産。

会社の同僚にも境町の花火大会のフィナーレの動画を次々とラインで送っているが、花火はドンドン迫力で打上げるのがイイ!と言ってた同僚が動画を観た後、「芸術だった、、」と感銘を受けてたようで、そうでしょ、そうでしょ、と大好きな山﨑煙火さんファンを増やしてるのだ。

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