ちなみに川西駅は錦川清流線だけでなく岩徳線もここまでは共通して通るようです。
川西駅を出て途中小さな案内の立て札を見ながら、細い路地を歩くこと約7分。宇野千代さんの生家の前に来ました。
玄関前には『今を生きる。愉しんで生きる。』と。
玄関を入り、「こんにちは!」呼べど叫べど・・・返事がありません。
スタッフの皆さん、お庭手入れの作業中でした。
やっと気付いてもらってぐるっと廻って庭に向かいました。
苔むした築山にもみじの樹が立ち並ぶ、独特の庭。
縁側から部屋に上がり、仏壇に手を合わせたあと、ほかのお客も無く、しばらくこの部屋でくつろぎました。
この光景があのデジャブの現場・・・
猛暑の日でしたが、この庭と居間には静謐ですがすがしい空気が流れていました。
頭部だけの仏像。
庭から見た部屋。
苔むした道祖神・・・・
千代さんとツーショット
宇野千代さんの生き方はその当時としては自由奔放すぎて、地元では特に受け入れられなかったようで、卒業生名簿からも除名されるような存在だったということです。その後社会的に認められてから復権を果たしたようです。この生家は岩国市が買い上げ、文化資産、観光資源として保存管理しているということです。
その後、テレビで見た近くにあるはずの「箱舞台」島木さんの工房「カサ・デ・トンタ」を探したのですが 見つからず・・・
臥龍橋を渡って錦帯橋付近の商店街へと向かいました。
(続く・・・)