円錐形のペーパードリッパーはコーノ式が元祖のようですが、なにしろこの元祖様の器具はサーバーまでそろえると値段が高い。それより3分の一程度の価格のハリオ式を試すことにしました。
真ん中に大きな一つ穴と渦巻状のリブが特徴です。ハリオ製品はサイフォンもそうですけどデザインが非常に美しいですね。機能性と美術的な美しさとを兼ね備えていて見ているだけでもワクワクします。
カリタ式に比べ穴が大きいということは、お湯が早く落ちるということで、ドリップの仕方によって、早く落とせばアッサリと、ゆっくり落とせばコッテリとというふうに、かなり味が変えられるということです。
一杯分をドリップしたあと。カリタ式よりもドリップに集中力が必要ですが、仕事場で一人分を淹れるには非常に気に入りました。ペーパーフィルターでネルドリップに近い味を出すために考えられた方式というのもうなずけます。