日記
名古屋のガイド業務は、ほとんどが大手旅行会社の
仕事だったことがわかりました。
その多くは、契約上「守秘義務」の項目があり、
この日記で紹介ができません。
もう10年近くたっているので、いいとは思うのですが
こちらは引退の身。よけいな波風は立てたくありませんので
申し訳ないですが、100回をもちまして過去日記終了!
日記
名古屋のガイド業務は、ほとんどが大手旅行会社の
仕事だったことがわかりました。
その多くは、契約上「守秘義務」の項目があり、
この日記で紹介ができません。
もう10年近くたっているので、いいとは思うのですが
こちらは引退の身。よけいな波風は立てたくありませんので
申し訳ないですが、100回をもちまして過去日記終了!
4月6日 (月)
大手旅行会社様 から、アサイン。
曰く、
「名古屋に、6日間、出張できるか?」
答えて、
「はい、大丈夫です。」
こう、うっかり、返事をしたため、
4月6日(東京のホテルから、京都に送り込み)
と、
4月10日(日本旅行様ご依頼分)
をオーバッブキングしてしまった。
「たすけて」
と、ガイド協同組合に電話したところ、
お説教を受けた。
「気を付けてね。」
「はい。」
そのあと、
「はい、じゃ、代わりのガイドさんをたのみましたので、
もう、こんな、Wブッキングのないよう、仕事を取るときは、
十分、注意なさってください。」
「はーい。」
こうして、名古屋で、出かける準備が完了。
今回は、新幹線利用の許可が出ました。
1時間ほどで、到着してしまうので、
近鉄電車の3倍ほど、早い。
【名古屋】
名古屋に到着。
今回の仕事の打ち合わせ場所は、駅前の、「ウィンクあいち」。
行ってみて、びっくり。
なんと、参加者のみなさん、全員が、黒服。
案内書には、「ダーク系色のスーツ着用」とは、書かれていたが、
まさか、喪服のような黒だとは、思わなかった。
山田のような、昭和のおっさんには、ダーク系といえば、
ダークグレーか、濃紺だが、近年、これは、黒色の代名詞の
ようである。
山田、一応、ヤサカタクシー時代の黒の制服をもっていたので、
それに着替え、目立たないようにした。
午後から始まった打ち合わせは、
夕食(サンドイッチが支給された。)
延々、夜の9時半まで、続きました。
資料も膨大。
要は、アメリカから数百名、ヨーロッパから、数百名、それぞれ
招待客が、国際会議のために、日本にやってくる。(すでに来ている。)
彼らの本会議は、3日目の4月9日に、名古屋国際会議場で行われる。
そのエクスカージョンのために、我々、ガイドが雇われたということ。
そして、資料をみると、その役割分担が書かれてあって、
私、山田クマモンは、
「4月8日、京都観光」
となっている。
その全体のスケジュールは、
4月 6日: 打ち合わせ
4月 7日: ツアーデスク(名古屋マリオットホテル)
4月 8日: 京都観光
4月 9日: 会議~午後エクスカージョン
(産業技術記念館)
4月10日: 伊勢観光~ラグーナテンボス
(フェアウェル・パーティ)
となっている。
たった、このスケジュールのために、何を長々とやっているんだ!
さっさと、終わってくれ。
私ゃ、もう、部屋に帰って、ゆっくりしたいのだよ。
( ̄∩ ̄#
この願いが叶ったのは、午後9時30分。
打ち合わせが終わって、宿泊先に行ってみた。
今回は、「モンブラン」というホテル。
明日の朝食は、ついていないという。
「うーん、仕方ないなあ。朝食レストランが7時からしか、
開かないのなら、間に合いません。」
明日の仕事は、マリオットに、朝7時集合なので、
朝食は、コンビニで、買ってきて、食べるしかないようです。
と、いうことで、チェックインしてから、すぐに、コンビニへ
直行。
大浴場はありません。部屋のバスルームでがまんします。
午後11時。おやすみなさいませ~。さいなら。
おしまい
山田 クマモン
2015年4月2日 (木)
【日本旅行】
ユニヴァーサル・ポートホテルがミート場所。
きょうからは、連続、2日~5日まで、
日本旅行(NTA)さんのお仕事です。
出発は、午前9時。その30分前に到着。
すでに、ドライバーさんが、到着しています。
相互タクシーのジャンボタクシーです。
ドライバーさんのお名前は、
ソース・ダコタさん(匿名)です。
さっそく、本日のコース確認を
ダコタさんと交わします。
【 ホテル ~ 梅田スカイビル ~ 大阪城 ~
~ 昼食(心斎橋がんこで、トンかつ) ~ 海遊館
~ マーケット・プレイス ~ 夕食 (AEN TABEL) 】
ロビーで、待っていると、他にも、NTAのステッカーを掲げている
ガイドさんがいました。
このホテルは、NTAさんのステーションになっているのでしょうか?
たとえば、大阪のグランヴィアが、JTBサンライズツアーのステーション
になっているように。
午前9時になりました。ようやく、ご家族がお出まし。
お名前から、てっきり、イタリア系のお客様だと思っていましたが、
フィリピンなのだそうです。
【午前9時】
ご家族がロビーに降りて来られました。
山田: マガンダン ウマーガ ポ
おはようございます。
フィリピノ語でご挨拶。
お褒めいただいて、調子にのって、さらに
フィリピノをを続ける。
山田: アコ ポ シ ヤマダ。
私は、山田です。
お客様 : ペラペラペラ・・・
山田 : ???
【教訓】 知識をひけらかすと、
打ち落とされる。
英語の挨拶に切り替えて、さっそく、車のところにご案内。
3月30日 (月) 【サンライズ桜ツアー】
【新都ホテル発】
きょうは、あの京都駅三哲の、
JTB様からのサンライズ・ツアーでございます。
山田、この会社には、
5年前に登録をしたのですが、その後、
タクシー運転手になったため、登録抹消していました。
でも、TEI本舗さまを通じて、
このウォーキング・ツアーの仕事を
いただきました。
はじめてで、
おろおろしていた山田を救って下さったのは、先日の
ニュース勤務社の仕事でご一緒させていただいた、
ラボータユット
さんです。
ラボータ
ユットさん : ロビーの奥に、机があります。
突き当たりの右です。
そこで、名前を言ってきて下さい。
山田 : あ、はい。
ラボータ
ユットさん : 初めてだと、ぶしつけで、失礼なことも言われる
でしょうが、がまんして下さい。
この業界は、こういうところなんです。
山田 : 大丈夫です。その人をネコだと思い、私はネズミだと
思いましょう.食べられないだけおやさしい人だと
思いますから。
さて、ホテルを入ると、奥に、テーブルがあり、その右手にも、
テーブルがありました。
すべて、ラボータユットさんの言った通りです。
山田 : ( ふーん、言われた通りだとしたら、
ここで、何か、えらそうにでも、言われるのかな?
それは、大丈夫だ。
ぼくはネズミ、チュ~)
【デスク】
ビュレット社
受付係 : そちらのガイドさん、お名前は?
山田 : 山田ですが…
【午前9時】
いよいよ、サンライズ桜ツアーの始まりです。
帝産バス(中型)がすでに、待機しています。
きょうの参加人数は、16名。小振りのツアーです。
山田、さっそく、マイクをもって、
山田 : Today, we are visiting
some places famous for their
cherry blossoms.
I 'm Kumamon, your tour guide.
And here with me a driver, Mr. Nakano・・・
中野さん : あのう、私、女なんです。
山田 : え?あ、そうなの。
山田 : Here with me a beautiful woman 's driver,
Ms. Nakano・・・・
中野さん : 遅いわ。
山田 : Sorry.
バスの中 : 爆笑
【教訓】
人のハートを傷つけるやつは、馬に蹴られて、死んでしまえ。