さっぷいさっぷい外語学院(生徒:ゴタ、張るカイロさん)

ご一緒に学習を!
私は先生ではありません.間違いだらけかと思います.
ご容赦下さい.

4001番:現在日記

2024-05-26 19:38:34 | 日記

現在日記

5月26日(日)

 

不思議な現象です.あの飽き性のゴタぴょんのブログが4000回

もの投稿がつづいております.お出かけのかた、傘をお忘れなく!

あまりにも、めでたいので、赤飯をたきましょう...と

いいたいのですが炊き方知らないので、あしたスーパーで買ってき

ます.(ただし覚えていたらの話)  

 

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4000番:ペルル嬢(116)

2024-05-26 19:34:18 | 日記


ペルル嬢(116)
モーパッサン作品集より
Mademoiselle Perle
Maupassant


————————【116】————————————————
   
   Ma  mère  était  une  femme  d'ordre  et  de
hiérarchie. Elle  consentait  à  traiter  la  petite
Claire  comme  ses  propres  fils,  mais  elle  te-
nait   cependant  à  ce  que  la  distance  qui  
nous  séparait  fût  bien   marquée,  et  la  situa-
tion  bien  établie. 
     
       
—————————(訳)————————————————

  母は几帳面なひとで、格式を重んじていました.母
はこのちいさなクレールを本来の娘たちと同じ扱いを
することに同意してはいましたが、それでも私たちと
の違いを明確に線引きする距離感にこだわり、立場を
明確にしていた.
 

—————————《語句》————————————————
        
ordre:(f) 几帳面;avoir de l'ordre / 几帳面である
   homme d'ordre / 几帳面な人 
hiérarchie:[イエラルシ](f) ❶階級、等級、序列、
    ❷格付け、格式  
consentait:(3単半過去) 
   < consentir (間他)[à に]同意する  
traiter:(他) (人を)(~として、のように)待遇する  
propre:(形) 本来の     
tenait:(3単半過去) < tenir (ここでは間他)   
tenir à ~:~にこだわる、固執している、執着している 
ce que la distance qui nous séparait fût bien marquée:
私たちと隔てる距離感の線引きをすること  
situation bien établie:立場がしっかり確立されていること 

 

 

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3999番:ペルル嬢(115)

2024-05-26 19:33:00 | 日記


ペルル嬢(115)
モーパッサン作品集より
Mademoiselle Perle
Maupassant


————————【115】————————————————
   
   Donc  l'enfant  fut  adoptée,  et  élevée  dans
la  famille. Elle  grandit; des  années  passèrent.
Elle  était  gentille,  douce,  obéissante. Tout  le
mondee  l'aimait  et  on  l'aurait  abominablement
gâtée  si  ma  mère  ne  l'eût  empêché.
     
       
—————————(訳)————————————————

 そういうわけでこの子はシャンタル家の養女となって、
育てられました.彼女は成長しました;年月が流れまし
た.彼女は親切で、やさしく、素直に育ちました.誰も
が彼女を可愛がりました.もしも母がこの子のわがまま
を止めていなければ、甘やかされて育っていたことでし
ょう.
 

—————————《語句》————————————————
  
fut adoptée:(受け身、3単女単純過去) 養女になりました
  < adopter (他) 養女にする 
fut élevée:(受け身、3単女単純過去) 育てられました、
    大きくなりました.
  < élever (他) 育てる;
fut:(3単単純過去)  < être 
grandit:(3単単純過去) < grandir (自) 大きくなる
    成長する
des années passèrent:年月が流れました.
passèrent:(3複単純過去) < passer (自) 通る、過ぎる
    (時が) 過ぎ去る    
abominablement:(副) ひどく下手に、 
    (話) たいへん、とても
gâté(e):(形)甘やかされた、わがままな
eût empêché:  
empêché:(p.passé) < empêcer (他) 妨げる、
  邪魔をする、阻止する
si ma mère ne l'eût empêché:(接続法大過去)
   これは条件法第2形で「過去の仮定」 
      もしも母が(彼女のわがままを)
      阻止しなかったら
      l'eût のl' はla (ペルルさん)ではなく
      「甘やかされること」を受ける中性代名詞
      
      
———————————≪文法≫———————————————
 
過去における仮定は基本的には、条件節が
「Si + 直説法大過去」、
そして帰結節に「条件法過去」
を用いて、
Si j'avais eu de l'argent, j'aurais achré ce dictionnaire.
スィジャヴェズュ ドゥラルジャン ジョーレ ザシュテ スディクスィヨネール
もしも(あのときに)お金があったらこの字引を
買ったのに.

なのですが、接続法大過去が、条件法第2形として
代用されます.代用パターンは3通りあります.

基本形(Si + 直説法大過去、条件法過去)

第2形(パターン1)
(接・大過去=条・過去2形)、(条・過去)
S'il l'eût pu, il serait revenu.
もしできたら、彼は戻って来たろうに.

第2形(パターン2)
(直・大過去)、(接・大過去=条・過去2形)
S'il l'avait pu, il fût revenu.
もしできたら、彼は戻って来たろうに.

第2形(パターン3)
(接・大過去=条・過去2形)、(接・大過去=条・過去2形)
S'il l'eût pu, il fût revenu.
もしできたら、彼は戻って来たろうに.

というわけで、英語に比べてかなり自由のようです.

 

 

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3998番:ペルル嬢(114)

2024-05-26 19:31:47 | 日記


ペルル嬢(114)
モーパッサン作品集より
Mademoiselle Perle
Maupassant


————————【114】————————————————
   
  On  se  remit  à  table  et  le  gâteau  fut  partagé.
J'étais  roi; et  je  pris  pour  reine  Mlle  Perle,  
comme  vous,  tout  à  l'heure. Elle  ne  se  douta
guère,  ce  jour-là,  de  l'honneur  qu'on  lui  faisait.
     
       
—————————(訳)————————————————

 私たちは再び食卓に着いて、ケーキを切り分けまし
た.私が王様だった.そして私はペルル嬢を女王様に
選んだのです.さっきの君のようにね.まあ、その日
の彼女には、自分にそんな光栄が与えられたことなど、
ほとんど分かっていなかっただろうがね. 


—————————《語句》————————————————
     
se remit à table:(3単単純過去) また食事をし始めた
se remettre à + qc:また~を始める
se remettre à + 不定詞:また~し始める
ne ~ guère:ほとんど~ない、あまり~ない  
se douta:(3単単純過去) < se douter (pr) わかる
douta de:(3単単純過去) < douter de (間他) 疑う
honneur:(m) 名誉、栄誉、光栄

 

 

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3997番:「獣人」(1)(エミール・ゾラ)

2024-05-26 19:25:14 | 日記


La Bête humaine

獣 人 (1)

(エミール・ゾラ)

           I


—————【1】—————————————————

En  entrant  dans  la  chambre,  Roubaud  posa  sur   
la  table  le  pain  d'une  livre,  le  pâté  et  la  bou-
teille  de  vin  blanc. Mais,  le  matin,  avant  de  
descendre  à  son  poste,  la  mère  Victoire  avait  dû
couvrir  le  feu  de  son  poêle,  d'un  tel  poussier,  
que  la  chaleur  était  suffocante. Et  le  sous-chef  
de  gare,  ayant  ouvert  une  fenêtre,  s'y  accouda.

 

——————(訳)——————————————————

ルボーは部屋に入ると、テーブルの上に一斤のパンと
テリーヌと一本の白ワインを置いた.その朝はヴィク
トワールのおかみさんが玄関に下りる前に、ストーブ
の火に炭粉を熱気でむせかえるほどたくさんかけて行
ったに違いない.駅の助役のルボーは、窓を開けると
そこに肘をついた.

 

.—————⦅語句⦆———————————————
        
entrant:(p.pré) < entrer (自)入る    
Roubaud:(人名) ルボー、ル・アーブル駅の助役.  
le pain d'une livre:一斤(500グラム)のパン   
pâté:(m) パテ(肉や魚のパイ)    
descendre à son poste:門扉へ下りていく    
Victoire:(人名) ヴィクトワール;mère が冠せられてい
   るが、まさか、ルボーの母でもなさそうなので
   「ヴィクトワールのおかみさん」としておきます. 
avait dû couvrir:(直大過去3単) 覆ったに違いなかった   
poêle:[プワル](m) ストーブ;
  * poêle (f) フライパン  
poussier:(m) 石炭の粉末、炭粉  
tel poussier que la chaleur était suffocante:息苦しい熱気に
   なるほどの(多量の)炭粉
     tel....que ~ :~ほどの... 
le sous-chef de gare:駅の助役 
ayant ouvert une fenêtre:(分詞節) 窓を開けると
s'accouda:(3単単純過去) <s'accouder (pr) 肘をつく
      [à, sur に]肘をつく、代動の他、受動態で
      être accoudé [à, sur に]肘をつく
      Il s'est accoudé au comptoir.
      彼はカウンターに肘をついた. 

 

 

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