現在日記
5月26日(日)
不思議な現象です.あの飽き性のゴタぴょんのブログが4000回
もの投稿がつづいております.お出かけのかた、傘をお忘れなく!
あまりにも、めでたいので、赤飯をたきましょう...と
いいたいのですが炊き方知らないので、あしたスーパーで買ってき
ます.(ただし覚えていたらの話)
現在日記
5月26日(日)
不思議な現象です.あの飽き性のゴタぴょんのブログが4000回
もの投稿がつづいております.お出かけのかた、傘をお忘れなく!
あまりにも、めでたいので、赤飯をたきましょう...と
いいたいのですが炊き方知らないので、あしたスーパーで買ってき
ます.(ただし覚えていたらの話)
ペルル嬢(116)
モーパッサン作品集より
Mademoiselle Perle
Maupassant
————————【116】————————————————
Ma mère était une femme d'ordre et de
hiérarchie. Elle consentait à traiter la petite
Claire comme ses propres fils, mais elle te-
nait cependant à ce que la distance qui
nous séparait fût bien marquée, et la situa-
tion bien établie.
—————————(訳)————————————————
母は几帳面なひとで、格式を重んじていました.母
はこのちいさなクレールを本来の娘たちと同じ扱いを
することに同意してはいましたが、それでも私たちと
の違いを明確に線引きする距離感にこだわり、立場を
明確にしていた.
—————————《語句》————————————————
ordre:(f) 几帳面;avoir de l'ordre / 几帳面である
homme d'ordre / 几帳面な人
hiérarchie:[イエラルシ](f) ❶階級、等級、序列、
❷格付け、格式
consentait:(3単半過去)
< consentir (間他)[à に]同意する
traiter:(他) (人を)(~として、のように)待遇する
propre:(形) 本来の
tenait:(3単半過去) < tenir (ここでは間他)
tenir à ~:~にこだわる、固執している、執着している
ce que la distance qui nous séparait fût bien marquée:
私たちと隔てる距離感の線引きをすること
situation bien établie:立場がしっかり確立されていること
ペルル嬢(115)
モーパッサン作品集より
Mademoiselle Perle
Maupassant
————————【115】————————————————
Donc l'enfant fut adoptée, et élevée dans
la famille. Elle grandit; des années passèrent.
Elle était gentille, douce, obéissante. Tout le
mondee l'aimait et on l'aurait abominablement
gâtée si ma mère ne l'eût empêché.
—————————(訳)————————————————
そういうわけでこの子はシャンタル家の養女となって、
育てられました.彼女は成長しました;年月が流れまし
た.彼女は親切で、やさしく、素直に育ちました.誰も
が彼女を可愛がりました.もしも母がこの子のわがまま
を止めていなければ、甘やかされて育っていたことでし
ょう.
—————————《語句》————————————————
fut adoptée:(受け身、3単女単純過去) 養女になりました
< adopter (他) 養女にする
fut élevée:(受け身、3単女単純過去) 育てられました、
大きくなりました.
< élever (他) 育てる;
fut:(3単単純過去) < être
grandit:(3単単純過去) < grandir (自) 大きくなる
成長する
des années passèrent:年月が流れました.
passèrent:(3複単純過去) < passer (自) 通る、過ぎる
(時が) 過ぎ去る
abominablement:(副) ひどく下手に、
(話) たいへん、とても
gâté(e):(形)甘やかされた、わがままな
eût empêché:
empêché:(p.passé) < empêcer (他) 妨げる、
邪魔をする、阻止する
si ma mère ne l'eût empêché:(接続法大過去)
これは条件法第2形で「過去の仮定」
もしも母が(彼女のわがままを)
阻止しなかったら
l'eût のl' はla (ペルルさん)ではなく
「甘やかされること」を受ける中性代名詞
———————————≪文法≫———————————————
過去における仮定は基本的には、条件節が
「Si + 直説法大過去」、
そして帰結節に「条件法過去」
を用いて、
Si j'avais eu de l'argent, j'aurais achré ce dictionnaire.
スィジャヴェズュ ドゥラルジャン ジョーレ ザシュテ スディクスィヨネール
もしも(あのときに)お金があったらこの字引を
買ったのに.
なのですが、接続法大過去が、条件法第2形として
代用されます.代用パターンは3通りあります.
基本形(Si + 直説法大過去、条件法過去)
第2形(パターン1)
(接・大過去=条・過去2形)、(条・過去)
S'il l'eût pu, il serait revenu.
もしできたら、彼は戻って来たろうに.
第2形(パターン2)
(直・大過去)、(接・大過去=条・過去2形)
S'il l'avait pu, il fût revenu.
もしできたら、彼は戻って来たろうに.
第2形(パターン3)
(接・大過去=条・過去2形)、(接・大過去=条・過去2形)
S'il l'eût pu, il fût revenu.
もしできたら、彼は戻って来たろうに.
というわけで、英語に比べてかなり自由のようです.
ペルル嬢(114)
モーパッサン作品集より
Mademoiselle Perle
Maupassant
————————【114】————————————————
On se remit à table et le gâteau fut partagé.
J'étais roi; et je pris pour reine Mlle Perle,
comme vous, tout à l'heure. Elle ne se douta
guère, ce jour-là, de l'honneur qu'on lui faisait.
—————————(訳)————————————————
私たちは再び食卓に着いて、ケーキを切り分けまし
た.私が王様だった.そして私はペルル嬢を女王様に
選んだのです.さっきの君のようにね.まあ、その日
の彼女には、自分にそんな光栄が与えられたことなど、
ほとんど分かっていなかっただろうがね.
—————————《語句》————————————————
se remit à table:(3単単純過去) また食事をし始めた
se remettre à + qc:また~を始める
se remettre à + 不定詞:また~し始める
ne ~ guère:ほとんど~ない、あまり~ない
se douta:(3単単純過去) < se douter (pr) わかる
douta de:(3単単純過去) < douter de (間他) 疑う
honneur:(m) 名誉、栄誉、光栄
La Bête humaine
獣 人 (1)
(エミール・ゾラ)
I
—————【1】—————————————————
En entrant dans la chambre, Roubaud posa sur
la table le pain d'une livre, le pâté et la bou-
teille de vin blanc. Mais, le matin, avant de
descendre à son poste, la mère Victoire avait dû
couvrir le feu de son poêle, d'un tel poussier,
que la chaleur était suffocante. Et le sous-chef
de gare, ayant ouvert une fenêtre, s'y accouda.
——————(訳)——————————————————
ルボーは部屋に入ると、テーブルの上に一斤のパンと
テリーヌと一本の白ワインを置いた.その朝はヴィク
トワールのおかみさんが玄関に下りる前に、ストーブ
の火に炭粉を熱気でむせかえるほどたくさんかけて行
ったに違いない.駅の助役のルボーは、窓を開けると
そこに肘をついた.
.—————⦅語句⦆———————————————
entrant:(p.pré) < entrer (自)入る
Roubaud:(人名) ルボー、ル・アーブル駅の助役.
le pain d'une livre:一斤(500グラム)のパン
pâté:(m) パテ(肉や魚のパイ)
descendre à son poste:門扉へ下りていく
Victoire:(人名) ヴィクトワール;mère が冠せられてい
るが、まさか、ルボーの母でもなさそうなので
「ヴィクトワールのおかみさん」としておきます.
avait dû couvrir:(直大過去3単) 覆ったに違いなかった
poêle:[プワル](m) ストーブ;
* poêle (f) フライパン
poussier:(m) 石炭の粉末、炭粉
tel poussier que la chaleur était suffocante:息苦しい熱気に
なるほどの(多量の)炭粉
tel....que ~ :~ほどの...
le sous-chef de gare:駅の助役
ayant ouvert une fenêtre:(分詞節) 窓を開けると
s'accouda:(3単単純過去) <s'accouder (pr) 肘をつく
[à, sur に]肘をつく、代動の他、受動態で
être accoudé [à, sur に]肘をつく
Il s'est accoudé au comptoir.
彼はカウンターに肘をついた.