もぐりの語学教室+修行が辛くお寺を逃走した元僧侶見習の仏教セミナー

ご一緒に学習を!
私は先生ではありません.間違いだらけかと思います.
ご容赦下さい.

3871番:エクストラ過去日記(13)

2024-05-08 21:40:47 | 日記

2018年 9月2日(日)

  昨日、高野山行きのガイド仕事が、

  ANAクラウンプラザ大阪から入りました。

コンシェル
ジュさん : レンタカーは小型で、
       代行ドライバーさんが、ゴタさんで、
       英語ガイドは、そちらで手配してほしいのですが。

ゴタ   : わかりました。 

  ということで、MLで英語ガイドを募集したが、応募数:ゼロ
  ははは・・グローバルガイドクラブは、こういう小さなグループです。

  仕方がないので、会員さんに、
  おひとり、おひとり電話して、聞いていくことにした。
  
  サワダさんは、グループ会員ではないけれど、
  国際(総合)添乗員で、英語堪能。お願いしてみたが、
  あいにく別の仕事あり。

  前回お願いしたキクコさんは、只今、海外。
  
  そんな中、さくらさんが見つかりました。OKとのことです。
  決まって、ホッとしたところへ、別の会員さんから電話。

   「明日の仕事、私、できますけど、いかがでしょうか?」

   「(遅いわ!) あ、すみません、さきほど、決まりました。
     またよろしく。」


  お客様はオーストラリアのご夫婦。
  でもインド人のお名前です。クルカルニ様。


 【午前10時、ANAクラウンプラザ大阪】

お客様とミートする前に、ドリンクを買いに行きました。
で、もどってきたら、もうお客様も、ガイドさんも、
車に乗り込み完了。

ドライバーのゴタ、あたふた駆け寄って、

 「ソーソーリー。レッツゴー。」

ゴタ   : とりあえず、高野山を目指せばいいのかな?

さくらさん: そだね。

ゴタ   :( 青年は荒野を目指す。
        おじさんは、高野山を目指す。)


   と言いたいおやじギャグをこらえて、出発!
   阪神高速松原線(14号)に向かいます。

   【高野山へ】

   ナビをセットしていたのですが、前回は、三宅で降りる、という指示が
   出たのに、今回は、降りずに、松原まで行け、という指示。

   どうしよ?

   【判決】 ナビに従え。 
   
   ゴタ裁判所の判決に従い、ままよ、とナビの通り、薦めます。

   そしたら、

   前回と同じ、「新家」 の交差点に出た。

   実は、このとき、ホッとした。
   知っている道を通るほうがいいに決まっている。

   新家を右折。しばらく走り、上原町で左折すると、国道371号線。
   これは、高野街道と呼ばれる幹線です。地図上では、これで、すぐに
   「橋本」市街地に入るのだが、実際には、かなり遠い。

   橋本市街に入ると、すぐに、道路は、370号線に突き当たる。
   右折します。ここから「南海高野線」と平行して走ります。

   途中、「学文路(かむろ)」という駅がありますが、
    一時、受験生の間で、その切符が人気を呼んだ駅です。
   「学問の道」へのキップなので・・・

   その次の駅が「九度山」。ここで左折すれば、高野山。
   ここで、さくらさんの提案。

    「弘法大師がお母様と面会した場所があるので
     見に行きましょう。」

    「んだば、そうすべ・」

   九度山を左折せず、まっすぐ進みます。
   ということは、国道370号線からそれて、
   県道13号線を往くことに。

   少し行ったところ、小さな案内標識が左手に見えました。
   
    「慈尊院」

   ここです。これを左折。もしも、みなさんが、行かれるときは、
   パっと見ぃ、とても小さな露路のような道です。見逃さないようにね。

   突き当り、左側が駐車場です。無料駐車場のようです。
   
さくらさん: 高野山は、女人禁制のお山だったので、弘法大師は
       毎日、ここまで、降りてきて、お母様と対面したそうです。

みなさん : へえ、そうなんですか。


   帰りしな、ご住職さんらしき人が合唱でご挨拶くださいました。

   あ、合掌ね。合唱じゃない。合唱団に入っているのは、ゴタ側です。    
   この頃、さぼっていますが、またそのうち、行きます。

  【九度山から高野山へ】

   さて、今度は、九度山を右折です。(さっきはまっすぐ行けば高野山)
   今度は、右折すれば高野山。不思議なT字路交差点。
   いや、正しくは、横型Y字路交差点(二股交差点)。
   
   しばらく、南海高野線に沿って走ります。しかし、反れてから
   370号線とはお別れ。道が二手に分かれています。左は、国道480号線。

   480号線に進みます。
   これは、西高野街道と呼ばれている七曲がりの道。
   
   この辺り、ガイドブックによると、シーズン中は
   観光バスが多くて、たいへんらしい。
   初心者ドライバーさんは、
   ベテランさんと交代しましょう。 
   
   480号線を走ってから、まもなく、左手に「大門」
   が見えました。高野山観光の最初のスポットです。

   この辺り、標高800m。
   左奥の山は、今資料で確認したところ、「弁天岳」で
   標高984m。
    
   大門には、駐車場がありません。仕方がないので、階段の
   近くに車を寄せて、車中待機。
   こうしてみると、ホテルの係の人には、頭が下がる。

   だって、最初は、なぜ、ガイドとドライバー、
   ふたりもクルーが必要なのかと思っていたからだ。

   だけど、いろいろ、本当に助かることが、この後、実感する。
    

   【奥之院】

  高野山といえば、奥之院。
  ゴタ、いつも、高野山観光では、地元のタクシーを4~5時間
  の時間貸切にしてあちこち行ってもらいます。
  なので、奥之院では、裏側(南側)に回り込んで、奥之院の燈籠堂を見学する。

  しかし、今回、正しい見学方法で見学。
  正しい見学方法は、バス駐車場前から入り、出るときは、一の橋方面に出る。
  ただし、そうすると、今度また、車の場所まで、歩いて戻らないといけない。

  だから、正しい見学方法は、あまり、よくない。
  なので、途中の無料Pに駐車し、中の橋案内所のあるところまで歩く。

  そして、そのあたりで、お昼になるはずである。
  そしたら、その周辺には、レストランがあるから、そこでお昼を
  食べる。

  ゴタ、天丼(900円)の食券を買おうとしたら、お客様が食事代は負担
  してくださるとのことで、やや控えめに、親子丼(700円)に変えた。

  食事のときに、金剛峯寺での「阿字観体験」に参加するかどうかを
  検討してもらった。ご希望であれば、ゴタが、お二人の予約を
  取りに行ってくる。

  お客様は、高野山にお泊りなので、明日、自分たちで行くのだそうです。
  結局、高野山定番の「霊宝館」と「金剛峯寺」は、行かない。
  それらは、明日、自分たちで行く、ということになった。

  ところで、
  我々のガイド報酬、運転代行報酬は、円建てでもらえるのだろうか?
  そろそろ、気になるところ。たまに、米ドルで受け取ることがある。

  本日は、お客様は、そのドルももっていない。早い話が、
  現金の持ち合わせは、ほとんどなし。

   「いや~ん。だめでしゅ。」

  ご主人言うようには

   「郵便局に行ってくれたまえ。」

  そういうわけで、奥之院の見学終了後に、郵便局に行くことにした。
  まあ、今は、奥之院を散歩しましょう。

  お客様は、この「奥之院」のことを
 
   grave yards

とおっしゃいます。

   「墓場」 とか「墓地」 と訳しますが、

  外国の墓地ってのも、けっこう大きい。
  セメトリーと言うのでしょうかね。めっちゃでっかい。

  パリで見てきた墓地なんて、どこまでも、墓地だった。
  あれじゃ、自分の墓石にもどる幽霊も大変だろうね。

  で、こちら、高野山奥之院の墓地では、徒歩20分で、奥之院御廟。 
  何とか、パリの墓地に匹敵できる大きさだ。
  
  違う点は、お墓は、エディット・ピアフではなく、春日局のお墓。
  その他、主に、戦国武将のお墓ですね。
  
  近年、企業のお墓も目立ってきました。
  功労者は、ちゃんとお墓に入れてもらえる。
 
  さて、ご夫婦の案内は、さくらさんのガイディングにお任せして、 
  ゴタは、別の日本人グループのガイドさんの話に釘付け。
 
  面白おかしく、ガイドをされています。
  きっと地元のガイドさんなのでしょう。
  なんでもよくご存じです。

  お百度石のところでは、親切に、どこを回り歩くのかも、教えて
  もらいました。

  お百度参り、なんてのも、ガイディングできればいいですよね。
  一度、高野山は、グローバルクラブとして、研修したい場所です。

  
  だけど、阿字観体験はしない、とのことで、
  奥之院で、たっぷり時間を取ることにしました。

  【郵便局】

  奥之院見学のあとは、お金を引き出しに行きます。
  郵便局にやってきました。

  が

  閉っている。

  「なんでだろう?」

  時刻は午後3時20分。
  ここ、高野山では、3時になったら、閉るらしい。
  さくらさん、観光案内所で、お金を出せるところを聞きに行って
  くださいました。
  ご主人も、南都銀行まで行きます。二手に分かれての、
  現金の工面です。

  結局、高野山では、日曜日、あるいは、午後3時以降は、
  銀行ではなく、ファミマのATMでお金(外貨)が引き出せるらしい。

   【檀上伽藍】

  お金を出して、一安心。そのお金って、ゴタたちの本日の報酬金だからね。
  お客様のみならず、ゴタたちも安心。

  安心して、檀上伽藍に行きました。
  車を駐車場に入れて、中門から入ります。

 金堂と根本大塔は、必ず内拝する、というのが、旅行会社の指示書
  に書かれています。ゴタの仕事は、ホテルの仕事なので
  この点に関しては、ガイドに一任されています。

  御影堂、孔雀堂・・・すべてを見て回ります。
  
  ご主人、六角経蔵の法輪を回しています。
  ブッダが教えを説くことを法輪を転ずると言いますが、
  まさに、この輪を回すことで、教えを説くという功徳を
  もらえます。

  三鈷の松は、人によっては、ゲラゲラ笑って楽しんでくれる人も
  いるのですが、まじめなお客様は、笑わずに、信じて、畏敬の念
  に浸ります。きょうのお客様もそのタイプのようです。

  さくらさんの説明に聞き入っています。
  
  中国大陸から日本に向かって、三鈷を投げた。
  三鈷は、ビュ~ンと日本海を超えて、日本列島の高野山に落ちてきた。
  そしてその三鈷は、ここのこの松の枝にひっかかったということです。

   「そんなアホな」 と思う人

   「そうなんだ。」 と思う人
  
   「ははーっ」  とかしこまる人

  3番目のタイプのお人でした。ご利益がありますように。

  最後は、蛇腹路を通るといいます。
  さくらさんから、車中待機のゴタに電話連絡。
  
   「車を金剛峯寺のPに回送してたもれ。」 
  
   「了解」

  いよいよ、宿泊予定の寺院、「常喜院」に行く時がきました。
  常喜院はどこ?どこにあるの?
 
  目を凝らしてみると、常喜院は、目の前にありました。

   「あれじゃね?」

   「だよね」

  せっかくなので、車で境内に乗り入れます。

  ここで、お別れ。ガイド料金、ドライバー報酬、レンタカー料金、
  レンタカー乗り捨て料金、高速代、すべて合算で、INVOICE
  を出しました。

  46000円。クルー2名でこの値段なら、お安いお買い物でしょ。
  グローバルクラブは、外国人にやさしい団体。
  
   「また来てね。」
 
   「きっとくるよ。」

   固い握手で別れました。


   おしまい
   ゴタぴょん 

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3870番:ヤフーブログから転写(2)

2024-05-08 21:37:52 | 日記

2014年 2月7日 (金) その2


      【二条城】 

       
   桃山様式のお城です。

   ピーチ・マウンテン・スタイルと言っても、通じません。 
   極彩色の絵と彫刻が特徴の、

   16世紀からm17世紀初頭の美術様式であります。 

   特徴でっか。

   トラみてみなはい。

   皮だけ見て描いたというトラのふすま絵も 
   さりながら、ここの「唐門」の彫刻も、こんなトラいてまへん。 
   そういえば、この時代の象も、お鼻が短いようで。 

     「遠侍の間」 

   そうです。ここのふすま絵のことですで。 

ゴタ: Something is funny in those tigers, isn't it ? 
    そこのトラ、何か変でしょ? 

    All of them were painted by Kano school. 
    狩野派の絵ですねんけど。 


ラッシー

さん: Kano school ? What is it ? 
     かの派 ? 何でんねん、それ? 


ゴタ  :Shogunate-patronized

     painter Kano and his surroundings. 
     将軍の御用達の画家で、

     狩野一派のことです。 
  

     They painted tigers only on imagination because

     at that times no Japanese people knoew

     anything about the tiger.Only one they had 
     relating to it was some pieces of

     the animals' skin and tails that was 
     brought to Japan. 

     絵師たちは、トラのことは、何も知らなかったのです。 
     日本に伝わっていたのは、

     トラの皮としっぽだけだったのです。 
  
         
    http://img.mixi.net/img/emoji/50.gif 

    【金閣寺へ】 


   午後2時30分から、午後5時30分というわずか、

   3時間の観光です。 
   このわずかの時間に、「二条城」、「金閣寺」、「清水寺」 を 
   見物したい、というリクエストにお応えするため、

   テキパキ行動します。 

   二条城から、タクシーで、金閣寺に移動。 

   タクシーは、西陣織物会館の前を通ります。 

ゴタ  : Do you know about the machine

      called Jacquard. The weaving machine that 
      was invented in France. 

      Three Japanese people went

      overseas to France to learn how

      to weave the textile. 
      ジャガード織り機をご存知ですか?    
  

    お客様、ご両人とも、知らない、とのこと。 
    いや、そもそも、西陣織りをご存じでない。 
    まあ、よろしゅうございますよ。 

    世の中、知る権利もあるし、

    知らずにいる権利もございましょう。 
    知る権利と、知らない義務については、

    またいつか、みなさまと一緒に考えましょう。    


          【金閣寺】 

    全部、金で出来ているのか、とラッシーさん。 
    イエス、と言いたいが、うそは困る。

    正直に、薄い金箔で貼り付けている、 
    とお答えする。  

    金は、金沢だったか、

    どこかの金を京都に運び入れたもので、 
    現在の金も、またしかり、と聞いたことがありますが、 
    聞いた相手が誰だったか、

    ちょっと、ええかげんなやつだったので、 
    裏が取れるまで、まともに、聞かないで! 

    尚、ちゃんとした、JTBのガイドブックですら、

    金閣寺造営費を 
    600億円としているし、

    われらが、ガイドテキストにも、そういう高額で 
    紹介されています。  
    
    これ、ちょっと、きょとん、としてしまいそうですが

    昭和30年、5年前に 
    放火で焼失したあと、再建したところ、

    2800万円で、すべて完成したといいます。 

    じゃあ、あの600億円って、何? 

   まさか、義満は、サギに会ったのでしょうか? 
   たしかに、サギは、池にいましたが。

   そのサギのことではなく、 
    詐欺の話です。  

    まあ、ガイドも、あまり人のことは言えない。

    サギまがいのええかげんな案内ですから。 


   【教訓】 人のことを言う前に、自分を反省しろ。 


   ということで、金閣寺のガイドを終了。

   このあと、タクシーに乗って、 
   清水寺へ。 


     【清水寺】 


   タクシーで、参道まで、行きます。

   タクシーは、休憩所・三十六峰より先、この坂を 
   登ることはできません。歩きます。 
   
     ( あー、めんどくせえ。

      この参道まるごと、エスカレーターにしたら 
       あかんのかい。

      エスカレーターか、動く歩道か、どっちかに 
      したれや。 ) 


   濡れて観音、清水舞台、奥の院眺望、舞台柱組、音羽の水。 
   通り一遍のご案内。

   終了時間を意識し出すと、ガイドも荒くなる。 
   要点をガイド。 


   一通り巡って、契約時間(4時間コース)が来てしまいました。 

    ここで4,ガイド料金をもらって、お開きになりました。    


   カンラに清水寺で、終了した旨を報告し、終了。 
    

   おしまい 
   ゴタぴょん 
 

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3869番:終了するヤフーブログから転写

2024-05-08 21:34:03 | 日記

まもなく終了するヤフーブログからの転写

2014年 2月7日 (金) その1


 午後1時ごろ、電話です。 


電話 : もしもし 


ゴタ  : はいはい 


電話  : ゴタさんの電話でよろしかったでしょうか? 


ゴタ   : はい、ゴタです。 


電話  : お世話になっております。こちら、京都にありますホテル・カンラと申します。 


ゴタ   : あ、どうも。お世話になっております。   


カンラさん: ゴタさん、きょうって、あいてます? 


ゴタ    : あ、はい、(ヒマなゴタは、年中)あいていますよ。 


カンラ   : そしたら、外国のお客様の案内を今から、お願いしたいのですが。 


ゴタ    : あ、はい、だいじょうぶです。 


  http://img.mixi.net/img/emoji/50.gif 

  【午後2時30分、カンラ】   


    ここは、ホテルのロビー。

    男が立っています・・・ゴタのおっさんやんか。

    何、気取っとんねん。 


ゴタ : すみません。遅くなりました。(ゴタ参上。) 


   ロビーに座っていた男性客2名、立ち上がり、ゴタに握手。 


   自己紹介を受けたが、お名前を忘れた。 
   とりあえず、テッドさんと、ラッキー・ラッシーさんということで、

   よろしく。 

   きょうのツアーは、ソーメン流し・・・ではなく、

   「流しタクシーツアー」。  


   まず、ホテル前(烏丸六条)から、タクシーを拾います。 

       
    「ヘ~イ、タクシー」 

  
   指を上げて、パチンと鳴・・・・ればいいのですが。

   そんなカッコええやつちゃうで。 

   なんとか、タクシーが止まりました。レッツゴー・・・だぜ。 


    「二条城まで、お願いします。」 
  
    「はい、二条城ですね。了解しました。」  

 

     
 烏丸通りで、タクシーに乗ると、

 このまま、御池通りまで

 まっすぐ行くドライバーさんもいれば、

 すぐ五条通りで、左折するドライバーさんもいます。 
 きょうは、すぐに五条で左折。どう違うか。ガイドが暇になる。 

 烏丸通りをまっすぐ行ったほうが、ガイドは仕事が多い。 

 この通りには、銀行、各企業の本社、

 商工会議所、京都新聞社・・・ 
 著名建造物がいっぱい並んでいるからである。 
    

  (けど、まあ、そんなん、どうでもええよ。

   成り行きまかせだよ。ガイドは。) 


  堀川五条で、北へ。

  そらまあ、ここかて、説明はありまっせ。

  源氏の生息地はここから 
  醒ヶ井。(京都府の歴史っちゅう、本に書いておまんねや。) 

  でも、会話は、ジェネラル・トピックスです。

  京都市の人口は? 
  140万でおま。

   お客様の街では、20万や、ゆうてはりましたで。 

    http://img.mixi.net/img/emoji/50.gif 

 

 

 つづく

 ゴタぴょん

 

 

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3868番:小さな過去の日記

2024-05-08 21:29:59 | 日記

2017年10月14日(土)

私は、ゴタという名の63歳の男性です。
貧乏人です。
別に、好きで貧乏しているわけではないのですが、
どうも、貧乏神に好かれております。

貧乏神は、

  「ああ、ここはいごこちがいいなあ。」

と言ったきり、帰ってくれません。

この対策として、いろいろ本を読みました。
そして、発見した本は、

  「貧乏は、不便だけど、不幸ではない。」

という本でした。

まあ、そういうわけで、この頃は、少し貧乏に甘んじております。

  「もうええわ。貧乏の神様。あんた、ここにおってもええよ。」

  「ゆわれんでも、おるよ。出て行く気はないから、安心し給え。ワハハハ。」

   

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3867番:おこらない過去日記(1)

2024-05-08 20:23:50 | 日記

2019年8月6日(月)

朝、新大阪のコートバイマリオットホテルから電話。

ホテル:きょうの午後から、5名の外国人を観光案内してほしい。

ゴタ :急に言われても、私は無理。ほかのガイドさんを
    これから探しましょう。

ホテル:じゃ、すぐに探してください。
    見つかったら、折り返し電話下さい。
    私、フロントの藤堂景虎と言います。

 寝屋川在住のガイド、夕方姫子さんが、午後からならOKとのこと
 お願いしたところ、しばらくたって、彼女から電話。


夕方姫: ゴタさん、しっかりしてよ。中国語ガイドをご希望
     だって言うじゃない。

ゴタ : そうだったの? すみません。
 
     富士山
    ドカーンと爆発しそうになったゴタ。
    ここで、こらえる修行。

    「私は姿三四郎。 この怒りは桧垣源之助。
     桧垣が三四郎の首を絞めつけた。    
     私は踏ん張る。フンバルからな。ヤンバルクイナ。」

  そして、三四郎は桧垣を投げた。山嵐の技だった。
      
        完

  中国語ガイドは、我らが四つ葉会には3名の登録がある。
  あるのだが、3名とも、「急に言われてもダメ」

  だよね。仕方がないわね。仕方がないわ。
  だめもとで、産業通訳のチェンさんに聞いてみたらOKという。
  よかった。よかった。
 
    【教訓】あきらめたらあかん

  しばらくして、チェンさんから電話。電話

 電話

チェンさん:ゴタはん、明日でもいいんだって。
      だから、明日にしてもらったわ。
      ただ、パンフに載ってるレンタカーでの案内をご希望なのよ。
      私、運転できないから、ゴタはん、あんた運転してよ、明日。 

ということで、翌日になりました。          

  8月7日(水)

 朝8時。ホテルロビーで待ち合せしたのに、
 チェンさんの姿がありません。まあ、出発は、8時30分なので、
 遅刻は30分までOK。そういらだつことはないのですが・・・

  富士山

  (何やってんねんむかっ(怒り)

 桧垣:行くぞ、三四郎。覚悟せよ!

 三四郎:私の山嵐で投げてやる。

   エイ!

 桧垣: まいりました。

    完 

 おこったらあかん。ゴタよ、おこったらあかんがな。
 産業通訳さんが、親切で受けてくれた仕事なんだよ。
 感謝しなくちゃね。
 
 じっと待つゴタ。夏が過ぎ、秋になり・・・・いやそんなに待たなかったが・・・

 
8時30分、5名の中国人のお客様
とガイド役のチェンさんが、ゴタの待つ駐車場に降りてきました。
本日の車はノア。

行程は、

ホテル~奈良東大寺・奈良公園~食事~京都伏見稲荷~
金閣寺~清水寺~ホテル

これを8時間コースでやってくれという。

 (あほか!これは10時間コースじゃ。むかっ(怒り) ざけんじゃねー)

 (おこるな!)


本日の料金は、交渉に慣れていない産業通訳さんだったので、
相手のいいなりで、思い切り値切られた。

登場人物

怒りの心=村井半吉、 怒らない努力=姿三四郎

 

村井半吉:いくぞ三四郎。
     エイ!

 三四郎は空中でくるりと回転して立った。
 そして、今度は三四郎が捨て身の山嵐でで村井を投げ飛ばした。
 広い警視庁の道場の羽目板に村井は落ちた。 
 三四郎は勝った。

さて、いったいどのくらい値切られたのか?

四つ葉の価格は、

ノア8時間コースの料金は、60680円。
これを50000円にしろという。

ゴタ:そんなことしたら、チェンさんのガイド料金が10000円減りますよ。

チェンさん: かまいませんよ。

        これで、、高速代も駐車場代も込みですよね。 
 
ゴタ    : 入ってないよ。

チェンさん: セット価格だって、あなた言ったじゃない むかっ(怒り)!

ゴタ   : 燃料代、搭乗者保険代込のセット価格だよ。
       高速代や駐車場代は、

       その日にならないと計算できません。

    富士山         


  【教訓】

誤解を与えないように初めに、ちゃんと説明しましょう。

チェンさんには悪いけど、5000円プラスしてもらうよう、再交渉を
お願いした。

チェンさん:5万円の約束をしたあとだから、だめかも知れませんけど、
      じゃ言うだけは言ってみます。               

ゴタ   :5000円プラスしないと、おいら帰るぞ、と通訳してください。

チェンさん:ゴタさん、55000円でOKだって。よかったわね。

ゴタ   :ええこと、あるもんか!でも、まあええわ。まけとったるわ。


     【奈良・東大寺】

   夢風ひろば駐車場。ここに入れます。
   駐車料金は30分で500円。
   これを観光地ぼったくり料金といいます・・・誰が?
   おいらが言ってんだよ。
  
   ここの平均所要タイム1時間40分。
   つまり、2000円。

   東大寺拝観受付で、ゴタは、駐車場にひきかえすことに。
   理由は高い駐車場にある。
   つまり、「奈良なごみ館」(高畑駐車場の近く)の駐車場で
   で待機して、チェンさんから連絡をもらったら戻る。
   約5分で戻れる計算です。

   ただし、夢風の駐車場では30分を過ぎていたため

   1000円かかった。
   でもまあ、チェンさんの昼食手当ができた。

   【京都へ】

   チェンさんから連絡が入りました。
   ゴタ、迎えに行きました。だが、駐車場にはいません。
   この駐車場、枠の中に入れると反応して、

   タイヤ止めが上がってしまいます。
   (つまり、30分で500円かかる)なので、
   駐車場内をグルグル低速度運転しながら待ちます。

   一か所、車止めのない場所を見つけた。ここで待機。

    (はじめから、ここに車を置いておけばただだったかな?)

   しかし、この駐車場、係員の巡回がありました。

係員 : ちゃんと枠に駐車してください。

ゴタ : 今出したばかりなんです。もう出ますので。

  ちょうどそこに、みなさん、お戻りです。すごい。
  さながらアクションドラマだぜ。

  みなさん:シェーシェー。アリガト。

ゴタ : じゃ出発します。

係員 : いってらっしゃい。


  【昼食はファミレスで】

うなぎが食べたいといいます。

 「ならまちに「江戸川」がありますけど、高いよ。」

 「いくらぐらいなの?」

 「ひとり、安くても3500円ぐらい。」

 「だめ。高すぎます。」

 「『さと』にも、うなぎはありますよ。」

 「本当?」

 「本当さ」

 みなさん、相談の結果、「さと」へ行くことに決定。

 湯のみ

 【さと】

「さと」竹田店に到着。

 ゴタツアーの定番、レストラン「さと」では

 スマホから順番待ちができる
 ようになりました。ただし、ゴタが登録したのが、さと五条店。
 食事のあとに、伏見稲荷があるから、竹田店でないと具合が悪い。
 
ゴタ: 中国語のメニューありますか?

店員: タッチパネルでなら、中国語がありますけど。

ゴタ: あ、ありがと。それでいいわ。

 幸い、順番待ちは2番目。待っている間、紙版メニューで
 みなさんに、どんな料理があるか、見てもらいます。
 そしてゴタも、店員さんにその料理ができるかを確認。

ゴタ  : この「ひまつぶし」はできますか?

店員さん: 「ひつまむし」ですね。できますよ。
      うなぎでしたら、こちらのメニューもありますよ。
      季節限定メニューに、ほら。

  おいしそうなうなぎです。みなさん、それにするのだとか。
  テーブル席が空きました。

  ゴタとチェンさんは、別席を取ってもらいました。
  チェンさんが、中国語で

  みなさんに注文方法や、ドレンクバーの説明
  をしています。

  ゴタは、そこまでの中国語はできないので、一人で勝手に
  注文。すると、チェンさんもすぐ戻って、

   「何、注文したの?」

   「一番、安いの。これ。」

   「もう100円出せば、こんなのがあるじゃない」

   「好きなん食べなはれ。おいら、何だっていいよ」

   昼食代は、今のところ、契約料金から1000円が見込めます。
   しかし、清水寺でも、茶碗坂駐車場を使えば、さらに1000円は
   浮くから、昼食代は経費で賄えます。

   本日は、自宅~ホテル間の交通費ももらえないお気の毒な仕事。
   せめて、ランチぐらいは経費で落としましょう。

  わーい(嬉しい顔)

  【伏見稲荷】
 
  千本鳥居のところで、チェンさんに携帯。

  中国語教室の生徒さんからです。
  夏休みで、レッスン日の変更のお電話。

   「ねえ、ゴタさん、ちょっと長電話になりそうなので、
    奥之院のご案内してもらえます?」

   「ゴタの怪しい中国語でいいの?」

   「いいんじゃない?だって、メインは千本鳥居だし。
    今、通ってきたでしょ。」

 そういうわけで、ゴタ、初めての中国語ガイド。
 奥の院で、さっそくお客様は、ゴタに難しいご質問。

お客様 : ウォーメン チンチーパ
      もっといこうよ。(と言っていたように思った)

  中国語では、上がる下るや、出る入るなどの表現は、

  方向補語を使う。
  動詞のすぐ前後に置く。
  
ゴタ : メイヨー シーチェン
     時間がないから。

  重かる石で楽しんでもらって、引き返します。     
      
 わーい(嬉しい顔)
         
  【金閣寺】

 ゴタは、駐車場でお昼ねタイム。でも、チェンさんから電話。

チェンさん: ごめんなさい。みなさんとはぐれちゃった。

ゴタ   : わかりました。

       じゃ、ぼくは、反対の石不動から入っていきます。
       どこかで出会うと思います。


  金閣寺では、逆行すると、石不動の先にはガードマンがいて
  逆行を阻止されます。


ガードマン: だめですよ。

ゴタ   : お客様を探しに行きますので。

ガードマン: だめ。通れません。

ゴタ   : (お前も探すのを手伝えむかっ(怒り)


   ゴタは怒らない決心をした人間。ガードマンを相手に
   カッカとしている場合ではない。
   
    (このおっさんを振り切っていくぞ)

  と思ったとき、お客様がポンとゴタの方をたたきました。

   (ああ、よかった)(太好了 ! タイハオラ)

ガードマンとの対決は終了。


   【清水寺】

  茶碗坂Pに入れる予定だったが、

  うっかりまっすぐ五条坂を上がってしまった。

 

  どうする?
  

  自家用車のPはありません。バス専用かタクシー専用のP
  しかありません。
  京都市は自家用車での観光をやめさせる運動をしています。

  しかし、みなさん、レンタカーは自家用車ではありません。もっと
  優遇してほしいと思います。

  仕方がないので、タクシー乗り場の先で、みなさんを降ろして、
  チェンさんに

   「茶碗坂のPに入れますので、そこへ戻ってね。」

  と言ったら、

   「茶碗坂って、どこにありますか?」

   「あちゃーつかれた顔

  あちゃーも言っているひまがありません。うしろから車が

   「早く行け」

  とクラクション一発。

   「あとで携帯連絡します」


  と言って、みなさんとお別れ。

  ところが、五条坂、Uターン禁止。

  いや、禁止ではないが、Uターンスペースがない。

  タクシー駐車場を使えばUターンできるが、係員が

   「だめだ。Uターンできません。」

  と言って、Uターンスペースを使わせない。

   (いじわるなやつ)

   しかし、「怒らない」という課題をもっているゴタ、
   
    「じゃいいですぅー」

   何かのコマーシャルみたいに、清水坂へ進みました。
  
   グルリと回って、茶碗坂。

  (きよみずや ぐるりと まわって ちゃわんざか)

  プレバトなら、「才能なし」の席にいくかも。

名人10段: ゴタちゃん、季語が入ってないじゃない

夏井先生: 名人の言う通り。

  【茶碗坂P】

  やっと茶碗坂Pに。

  そして、石段を上がって、逆コースで清水寺に入ります。
  ここで、チェンさんに携帯。

ゴタ    : 今、どこ?

チェンさん : 水飲み場よ。

ゴタ    : わかった。今、逆コースで向かってます。

チェンさん : じゃ普通に戻っていけば、会えるわね。

ゴタ    : そうだよ。

 それで、会えたのは、忠僕茶屋辺り。

 まあまあ、めでたし。よかったですぅ。

   【ホテルへ】

 まともに帰ると高速代が、やや赤字。

 なので、帰路は、名神高速を使います。
 豊中インターで降りて、下を走れば、逆に1000円ほど黒字。

 しかし、中国道ではないので、新御堂に出る方法がわからず、
 ナビのいう通り進んだ。

 新高1(にいたか いっちょうめ)に出た。
 ばっちりです。これを進めばホテル。

 お客様、ホテルが見えたら、安心したのか、ここで降りるといいます。

ゴタ    : 何で?

チェンさん : 夕食をして帰るそうよ。

ゴタ    : 待ってられないよ。

チェンさん : もちろんそうよ。だから、ここで清算してお別れなの。


  OKである。契約通りの金額を受取り、お別れ。

ゴタ    : シンクーラ(辛苦了) おつかれ様でした。

みなさん : ツァイチェン(再会) さいなら。

チェンさん: (谢谢)·ありがと。

 わーい(嬉しい顔)  

  【新大阪レンタカー店】

  ここでガイド報酬の清算をしてチェンさんとお別れ。
  本日の仕事と講道館柔道の練習が終了。
  はい、きょうは、あまり怒らなかったので
  自分で自分にご褒美。

  ゴタ殿
  講道館おこらない柔道初段を授与。おめでとー。よかったねー。

おしまい
ゴタ

コメント
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